ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

これでいいのか再発ジャケ

2006-03-29 19:03:44 | CD

ブラジルのCDはプレス枚数が少ないのか、はたまた再プレスを渋るレコード会社の怠慢ゆえか、すぐ廃盤になってしまいます。店主の感覚ではメジャーレーベルでない限り、約1~2年でたちまち入手困難となっております。別に無理に買わせようというわけではありませんが、迷った時は買い時だというのがブラジル音楽のセオリーと言っても過言ではないでしょう。

しかし忘れた頃になってひょっこりと「幻の名盤」的作品が再発されたりなんかするわけですが、この時のジャケットデザインというのがまたどうにもいただけません。João Donatoの"Lugar comum"然り、Novos Baianosの"Acabou chorare"あたりなんか、サンバタウンに再発盤が届いた時はあまりのダサさに怒り狂ったものです。なぜオリジナルのままにしないのでしょう。なぜ敢えてダサジャケに改悪するのでしょう。一体レコード会社のデザイナーには仕事に賭けるプライドというものはないのでしょうか。でなければ後は単にセンスの問題なのですが、そこには個人の才能というものも関係してきますので敢えて言及しないことにしましょう。いずれにしましてもブラジル再発盤、とにかくジャケデザイン悪すぎ。「アンタらホンマに売る気あんのん?」とブラジルの方角に向かって、4年しか生活していないのに大阪弁で文句を言う店主です。

そこで本題。写真の作品。Quarteto em Cy & Luiz Claudio Ramos "Falando de amor pra Vinícius"というCDをご紹介します。
どうですこのジャケット。まるで○○小学校卒業50周年同窓会の記念写真のようなグロテスクさです。Quarteto em Cyの4人に囲まれてちょっと得意げにギターを構えるルイス・クラウヂオ・ハモスもなんかちょっとアレな感じですが、これでもミュージシャン達の間では「マエストロ(巨匠)」と呼ばれるブラジル屈指のギタリスト&アレンジャーなのです。「あの頃さあ、みんなルイス・クラウヂオ君にお熱上げちゃってたのよねえ」「やあだもうバラさないでよ」「いいじゃないの時効よ時効」「ぎゃはははは」みたいな会話が聞こえてきそうで店主耐えられません(←勝手な想像)。

最初ワタシはこれをジャケット通りの年(つまり90年代後半あたり)に製作された新録かと思っていたのです。でジャケからもう判断して弊店のセールリスト行き決定。2軍1,000円の扱いです。ところが本日ひょんなことからこれを再度試聴しましたら、あらビックリ、81年ライヴのリマスタリング再発盤じゃございませんか!ヴィニシウス・ヂ・モラエスの作品ばかりを取り上げています。80年に彼は没しているので、トリビュートの意味合いも込められていたのだと思います。そういう認識のもとで聴き直すと、これがまたなかなかどうして良いではありませんか。4人の声も瑞々しく、バックは端整なギター1本の伴奏のみ。由緒正しきボサノヴァコーラスと言えましょう。音は本当にリマスタリングしたのかと言いたくなるほど粗いですが(後ろでひーんとかハウってます)まあそれは見逃しましょう。

あまりのジャケのヒドさとはいえ、ワタシは2年以上もこのCDをお客さんに薦めないままでいました。内容もロクに覚えていないのに「これはアカン」と勝手な思い込みをしてしまっていたのですね。まるで近鉄時代にマイペースで調整を続ける野茂英雄投手に対し「ワシはこれでエエ思いしたんやから言われた通りにせんかい」と彼を締め付けた当時の某カントクのようです。ちなみにこのカントクさんとは対照的に、故仰木彬氏はかつてオリックス監督就任後すぐに「鈴木(当時のイチロー選手の呼び名)は今どこや?」と尋ねたといいます。当時イチローは前任のカントクに「そんなフォームは1軍では通用せん」と例の振り子打法の矯正を強いられましたが、頑として変えようとしないイチローをこのカントクは半ば制裁よろしく2軍でくすぶらせていたのだとか。で、仰木さんはというとスタッフが「ファームです」と答えるや「すぐに(1軍に)上げろ!」と命じたそうです。卓越した眼力を持っている方はやはり違いますね。

このCD、ええ、もちろん本日大慌てで1軍に復帰させましたとも(笑)。

リスペクトというもの

2006-03-19 19:47:22 | DVD

対外的には人当たりの良さそうな顔を見せている店主ですが、実はけっこう偏屈者です。
タイトルにrespectという単語を用いておりますが、ワタシ自身は日本語で会話する時に最近流行りの「リスペクト」という言葉を使わず、あえて「尊敬する」「敬意を持っている」などの表現をするように心がけています。理由は・・・わかりますよね?(笑)これ以上書くと全然関係のない方からの書き込みの嵐(=荒らし)とか襲ってきそうです。ぜじろぐ炎上。ないか。

さて、そんなわけでワタシが「敬意を表したい」バンドのDVDをご紹介します。その名はナサゥン・ズンビ(Nação Zumbi)。ブラジル北東部レシーフェ出身のマンギ・ビート畑から獲れた代表作物です。マンギ・ビートとは強烈いーかげんな書き方をしちゃうと「ブラジル北東部の伝統リズムを基盤に各種の欧米ロックを混交させ、新たなブラジル音楽として世界に発信していこうとするムーヴメント」と言えます。
元々このグループは「シコ・サイエンス&ナサゥン・ズンビ」の名でデビュー、同名義でブラジル音楽史上に残る2枚の大傑作アルバムを世に出した後にリーダーであるシコが交通事故であっけなく天に召され、グループは一時空中分解の危機を迎えました。メンバーらも当初は心の傷も深く、迷走状態ともいえる音楽活動のおぼつかなさでしたが、ようやく立ち直ったのか近年は充実した作品を輩出してくるようになりました。
今回紹介するのはそんな彼等が昨年(だったっけ?)TramaレーベルからリリースしたサンパウロでのライヴDVDです。それにしてもなんで今頃こんなのを紹介するんでしょうか。やはり店主ひねくれ者のようです。

店主はシコ亡き後のナサゥン・ズンビに心から敬意を捧げたいと思っています。これまで出す作品出す作品、全て「シコ抜きだとねえ・・・」の無碍な一言で片付けられ続けていましたが、個人的にはそんな不当な評価に対する鬱憤を晴らすかのような会心の一撃的DVDであるとワタシは声を大にして叫びたいのであります。

シコの道化師然としたユーモラスなパフォーマンスとは完全に対極の道ををあえて突き進んでいるかのようなヴォーカリスト、ジョルジ・ドゥ・ペイシのぶっきらぼうさ。
そのアクションをひと目見ただけで、あ、コイツ絶対ジミヘンとピート・タウンゼント好きやなと一発でわかるギタリスト、ルシオ・マイアの吹っ切れ過ぎて逆に心配になってくるギタープレイ。
アルファイア三人衆の中では唯一トラディショナルスタイルでビートを打ち込むジウマールの存在感。
亡きシコに通ずる「ちょっとアタマおかしい人」っぽいキャラながらも強烈なアクを周囲に撒き散らすパーカッショニスト、トカ・オガン。
そして「ブラジルのラーズ・ウルリッヒ」と店主が勝手に呼んでいるドラマー、プピーロの、スネア効きまくりでシンバルタイミングが破壊力満点のブチ切れ具合。
全てにおいて鳥肌が立つ演奏内容です。ちなみに店に遊びに来てくれたパンデイロのめっぽう上手い某プロドラマーにこのDVDを見せたら、1曲目の1小節目で「わかった、もういい!これ買います!もうこれ以上見せないで!家でじっくり見るっ!!」と悲鳴に近い声でお買い上げいただいたのを憶えています。宮ちゃん元気かなあ。

別に「シコあってのナサゥン・ズンビだよね」とか言う方を否定するつもりはありません。そりゃシコは凄かったです。別格といっていいくらいです。しかしそんなあまりにも大きな存在であったシコを失って崩壊寸前にまで追い込まれたメンバー達の再起までの道程を思い、そしてDVDのドキュメンタリーフィルムで見られる海外ツアーのドサ回りの模様(機材運搬も自分達でやってます)を目にする度に目頭が熱くなってくるのはワタシだけでしょうか。感情移入し過ぎ?「バンド」というものに対し、ワタクシある種の思い入れが激しすぎるのかもしれませんね。

しかしながら店主、ライヴ映像の中に人間そのものの生き様を見出したいクチでして、そういう彼等の苦難の道を多少なりとも理解した上でこのDVDを見るにつけ、「シコのいないナサゥン・ズンビなんて」などとは口が裂けても言えんなと思う今日この頃であります。ナサゥン・ズンビよ永遠なれ。今日も最新作「Futura」が売れてよかったよかった。

それにしても今日は台風なみに風の強い日でしたね。

トリビュートというもの

2006-03-17 20:13:44 | DVD

「心から心へ~パウリーニョ・ノゲイラへのオマージュ」と題されたPaulinho NogueiraのトリビュートライヴDVDがリリースされました。これは嬉しい情報です。というのもブラジル音楽不毛の地と揶揄されて久しい名古屋ですが、どういうわけかノゲイラのCDはおそろしく良く売れているからなのです。もう思い切りロングセラーです。店主ももちろん大ファンです。

しかし店主、元来トリビュートものが大嫌いです。本人のいないところで色んなアーティストがやんやの集まって付け焼刃のショウをやるわけですが、ああいった企画臭がてんで鼻持ちならないのであります。そこで店主、おそるおそる1本だけ取り寄せてみました。ほほう、エリファス・アンドレアートの絵が素敵なジャケットですね。早速見てみましょう。

・・・?

いきなり無精髭でGジャン姿のみすぼらしいナンド・ヘイスが登場です。DVDの中身を間違えたんでしょうか。いや合ってます。変ですね。やにわに歌い始めるナンド。一応ノゲイラ本人の曲です。なぜかうつむいてばかりいます。案の定歌詞カード見てやがる。思わず「金返せ!」と画面に叫んでいる自分がいました。Casa de Sambaシリーズでもそうでしたが、店主、何が嫌いかといってこの「歌詞を見ながら歌うミュージシャン」というのが死ぬほど嫌いなのです。スキップ。えいっ。
・・・2曲目もオマエかい!

き、気を取り直していきましょう(ハァハァ)。出だし最低ですね。本当に売る気あるんでしょうか出版元は。ただ冒頭のバックにウリセス・ホーシャ(ギター)、アリズマール・ド・エスピリト・サント(7弦ギター&ベース、ご存知チアゴ・エスピリト・サントの父ちゃんね)、テコ・カルドーゾ(フルート)、ジョアン・パライーバ(パーカッション、トリオ・モコトーまだやってんの?)あたりの顔ぶれが務めているのはちょっと見逃せません。これから見どころを中心に追っていきましょう。足早に。

・・・。

結論から申しますと、一定レベル以上の玄人向けですね、この作品。
以下のアーティストが好きな方にオススメしたいです。但し責任は負いません。

ウリセス・ホーシャ(えらい年とったなあこの人)
有妻先生(7弦ジャズギターっちゅうのを初めて見ました。ゲラゲラ)
テコ・カルドーゾ(相変わらず笛吹きジャン・レノ然としたカッコ良さは健在)
アミウソン・ゴドイ(ジンボ・トリオフェチの方に)
トニーニョ・フェハグッチ(渋い。渋すぎ)
エドゥアルド・グヂン(ギターソロ&弾き語りです)
ヤマンドゥ・コスタ(2003年はこんなに痩せていました。有妻先生との7弦デュオです)
ジャイール・ホドリゲス(Disparadaとノゲイラがどういう関係にあるのかよくわからないのですが・・・)
ラエルシオ・ヂ・フレイタス(ピアノが素敵)
ネルソン・アイレス(リリカルなピアノがいいですね。エレピだけど)
ジャニ・ドゥボッキ(さすがに上手いですね)
ヘナート・ブラス(日本に呼びたいなあ)
テオ・ヂ・バホス(裏方で渋く務めてます。実際に動いてるの見るの初めて)

圧巻はジャニ・ドゥボッキ&マルコ・ペレイラのガロートメドレー、パウロ・ベリナッチ&マルコ・ペレイラのデュオで魅せるBachianinha No.2の2曲、もうこれしかありません。このDVD、販価が高めなんですけど、ギターフェチならこれだけでも見る価値はありそうです。それにしてもマルコ・ペレイラは最近8弦ギターに凝ってますねえ。杉山ギターですよ。高そう。

ラストはノゲイラ本人の歌と演奏で締めに入るんですが、あまりにも足早に差し替わる写真の数々。もっとゆっくりしっとり見せんかーい!リスナーが一番お楽しみにしてるのはココなんだよっ!最後の最後でトリビュートとは、オマージュとは何かをつくづく考えさせられた店主です。とはいえ飛びつく人は間違いなく無条件で飛びつく内容なので、売る者としてしっかり責任を持って店頭売りに励みたいと思います。いかんいかん、blog書いてないで原稿仕上げないと。

あえて御法度ネタを

2006-03-17 16:39:06 | 日記

ネットで話題にしてはならない3大ネタに「政治・宗教・野球」というのがあるそうですが、店主、敢えて今回は政治ネタを書いてしまいます。書かないと気持ちの切り替えがうまくできそうにないのです。平にご容赦を。

最近PSE法をめぐる話で毎日気分が重いです。
繰り返しになりますが、店主はこの法律の猶予期間が終了し、予定通り今年の4月1日より施行されたとしても、事業面における影響はさほどもないのです。そんなワタシですらこの件に関しては怒りを通り越して失望の境地に達しています。あ、これについて「別にかまんもんねー。いつもワシ新品買っとるもんねー」という方は読み飛ばして下さい。

ようやく最近テレビでも連日報道されるようになったこの話題ですが、二階経済産業大臣なる輩がヴィンテージ品については救済措置を取る旨の声明を発表しました。しかしこれにしても「何をもってヴィンテージ品と定義するのか」のガイドラインが一切示されておらず、店主に言わせれば逆に不信感が募ります。いわゆるひとつの煙幕というやつですね。もっとも官僚の皆さん方に偉そうにヴィンテージ品の定義なんてしてもらいたくないものですが。

ここで一番腹が立って仕方なかったのは、このニュースを見て「ああそうなんだ、ヴィンテージものは除外になるんだ、よかったよかった」と表面的な理解で済ませてしまう国民が多く出てくるであろうことです。深読みかもしれませんが今回の声明というのは、端的表現のエクスキューズでまんまと騙されてしまうような浅はかな人々を丸め込むための姑息極まりない手段であるように思えてなりません。テレビも何かといえばヴィンテージ楽器ばかりを取り上げた報道に終始し、事の本質、つまり「今年の2月になってだしぬけに中古品も含む拡大法解釈を一方的にとり、いま経済産業省がその矛盾・不備・過失さらには国に及ぼすであろう莫大な損失を認めようともせずゴリ押しで突っ切ろうとしていること」を捉えているところは全くといっていいほどありません。このことも経済産業省のやりたい放題を許している一因と言えるでしょう。

店主はご承知の通り音楽をこよなく愛する者ですが、このPSE法、もはや楽器や文化とかいったレベルでは済ませられない問題をはらんでいることは、衆議院議員・川内博史氏(民主党)のblogを見ても明らかです。まさに男の中の男。今日本で一番熱いblogのひとつです。まだご覧になってない方はお願いですからご一読下さい。ついでに書くとミュージシャンの視点から反対署名運動を起こしたうちの一人、松武秀樹氏が番組取材で「僕らはこれ(楽器)で生活しているわけですから。炊飯器でメシ炊いたりするのとはワケが違うんです」という旨のコメントは許せんかったなあ。一般消費者を侮辱する発言です。反対署名運動立ち上げへの敬意が一気に半減しました。

既に大手リサイクルショップはPSE法不適合品(主に2001年以前の製造商品)の在庫一掃処分を終えようとしています。またこれら不適合商品の買い取りはもうどこも受け付けてもらえません(但し個人売買の場合を除く)。そして中小零細業者の中には廃業届を出した(あるいはこれから出す)ところも続出しています。恐らくこの先自殺者も出てくるでしょう。こういった事態に対し、国民は何と無力で儚い存在かと嘆かざるをえません。要は完全に我々国民はナメられてるんです。やっぱ選挙は行かんといかんでしょう。でも結局前回はああいう結果になっちゃったし、店主が投票した愛知7区の候補者は覚せい剤所持で逮捕されたし・・・夢もチボーもあったもんじゃありません。

今反対派がネットを中心に力を結集し、経済産業省への苦情、国会議員への法改正要請、反対署名運動、デモ等を推進していますが、今後の見通しは楽観視できない状況です。店主としては間もなく国を相手取った行政訴訟が起こるのではないかとみています。しかし仮に国が敗訴したとしても、その損害賠償は税金によって賄われるのかと思うと何ともやりきれません。

まあそれでもなんとか店主個人としては、日本人としていかに生きるべきかは常に自らに問いつつ日々を送ろうと思っております。多少右寄り発言。それにしても何の解決にもなってないなあ・・・。なんてことを書いてるもんだから今夜のホーダ・ヂ・ショーロの練習も結局やれそうにないし。杁中トホホ倶楽部。

すみません、久しぶりの記事かと思えばこんな重ーいの書いちゃって。明日からフツーにブラジル音楽の世界に戻ります。

ヘヴェラサゥン浜松公演のこと

2006-03-12 01:27:16 | ライヴ

3/11(土)は店を臨時休業にして(またやってもうた・・・お客様には毎度ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません)浜名湖ガーデンパーク(花博跡地)にヘヴェラサゥンの無料コンサートを観に行って参りました。道中記は後日改めて書きますが、とりあえず速報みたいな感じで報告を。しかしデジカメも持って行かずに出かけたもんですから携帯での撮影画像がショボくてごめんなさい。

ああ、ダメだ、もうヘトヘトで書けません。とりあえず画像をご覧になって「そうか浜松公演は無事に開催されたか」と思っていただければ幸いです。12日の鈴鹿公演に行かれる方はひとまずご安心下さい。それにしても最後の方、ステージ上は凄いことになっていますね・・・。

再発天国

2006-03-10 18:01:57 | CD

Som Livreから、旧Som Livre、Som Maior、RGEの再発盤がどどんとリリースされました。その数ざっと25タイトル。レトロファンがギャーッと叫んでそのまま前のめりに倒れそうな感じです。サンバタウンにも今日23タイトル入荷しました。アルファベット順にご紹介しますと、

Alceu Valença/ Molhado de suor
Bossa Jazz Trio/ Bossa Jazz Trio
Brazilian Octopus/ Brazilian Octopus
Dom Junior, Seu Conjunto e Seu Sax Maravilhoso/ Sambas
Gerson Conrad e Zeze Motta/ Gerson Conrad e Zeze Motta
Manfredo Fest e Seu Conjunto/ Bossa nova...nova
Marcos Valle/ Vontade de rever você
Novos Baianos/ Vamos pro mundo
Os Brazões/ Os Brazões
Os Sambistas-Conjunto a Voz do Morro/ Os Sambistas-Conjunto a Voz do Morro
Osmar Milito/ ...E deixa o relógio andar
OST-Marcos Valle/ Vila sésamo
Quarteto Bossamba/ Quarteto Bossamba
Rosinha de Valença/ Rosinha de Valença (1973)
Sambalanço Trio/ Reencontro com Sambalanço Trio
Sambossa Cinco/ Sambossa/5
Sambrasa Trio/ Sambrasa Trio em Som Maior
Sidney Miller/ Linguas de fogo
Som Tres/ Som/3
Tim Maia/ Tim Maia (1977)
Tom Zé/ Nave Maria
Vinícius, Marilia Medalha e Toquinho/ Como dizia o poeta
Zimbo Trio + Metais/ Decisão

S行のあたりはホント紛らわしくって仕方ありませんねえ(笑)。
「ムジカ・ロコムンド」にも紹介されている盤も多いです。世界初CD化のものがほとんどですが、ご興味のある方は再廃盤にならないうちにお早めにお求め下さい。店主の経験上、これらの再発シリーズは1年もたつと途端に入手困難になりますので要注意です。いやマジで。

ちなみに中身はというと、実はまだ聴いてません。ぎゃふーん。