ぜじろぐ

SAMBATOWN店主・ゼジの書くブラジル音楽あれこれ

エロいぜ!ジャヴァン

2015-05-22 17:02:28 | 日記

Samurai (サムライ)

ああ 求めるほどに
ぼくの心に入り込んでくる

ああ ぼくを苦しませる
死にたくなる
死なずとも 傷ついてしまう

行ってくれ
ぼくに何も告げずに
情熱の館の中で

出て行ってくれ
これ以上求めれば
僕に呪いがかかって
肌を撫でてしまう

広がりたまえ 月の光よ
この情熱の深い闇を照らすため

僕は愛の力に
立ち向かおうとしたのだが
勝者の足元に跪いた
サムライのしもべとなって

けれど僕はかくも幸せ
愛がとまらないとはよく言ったもの



Ai
Quanto querer
Cabe em meu coração
Ai
Me faz sofrer
Faz que me mata
E se não mata, fere

Vai
Sem me dizer
Na casa da paixão
Sai
Quando bem quer
Traz uma praga
E me afaga a pele

Crescei, luar
Pra iluminar as trevas
Fundas da paixão
Eu quis lutar
Contra o poder do amor
Caí nos pés do vencedor
Para ser o serviçal
De um samurai
Mas eu tô tão feliz!
Dizem que o amor atrai


【作詞/作曲 Djavan】

Samurai - Djavan - Luz



※店主の蛇足解説コーナー※
ご存知ジャヴァン(現地では『ヂジャヴァン』と発音します)1982年の大出世作"Luz(ルース〜光)"からの代表曲。ちなみに本作はUSA(LA)レコーディング。曲の合間にこれでもかとばかりに入る、歌より目立つハーモニカはスティーヴィー・ワンダーという豪華さです。ワタシはこのゴージャスさに逆に引いてしまうクチで、実を言うとこの"Luz"がジャヴァン作品の中で一番苦手な作品なんですけど、まあそれは個人の好みなのでさておき。

サムライです。何がどう侍なのか当初はさっぱりわかりませんでした。「愛に生き、愛に殉じる、僕はまるでサムライ」みたいな感じなのかなあと思いきや、歌詞を読んでみれば全然そうじゃなくって、むしろサムライの前に跪いて召使いになるっつう話。何のこっちゃということで少し調べてみたところ。

いやあ、めっちゃエロいですねこの歌。エロすぎ。イヤロシイです。
上の訳詞はまだ「狂おしいまでの愛に悩みぬき、一応抗ってはみたものの結局愛のしもべになりました」的なラブソングっぽく仕立てておりますが、実の意味はもろ愛欲まみれ、ヤッてもヤッてもヤリ足りない、ヤバいヤバいもうこのへんにしとかんとマジでヤバい、もうどうすりゃいいの、助けてえええ・・・みたいな。少なくともワタシはそう解釈アーンド確信したのですが、いかがでしょう、セニョール?(誰がセニョールや)

中盤の"Vai"なんて、そのまんま「イク」ですわね。"Sem me dizer"がまたイヤロシイ。これ「僕に何も言わずに行ってくれ」とかサラリと訳して済ませてませんか?裏の意味は「おれに何も言わんとイキよった(イクときはちゃんと言うてえな、もしくは、わざわざ言わんでええからイッてええで)」と見た。

なんてイヤロシイんだ、ヂジャヴァン!

イヤロシさはそれだけにはとどまらず、たたみかけるように"Sai"ですよ奥さん。サイ。誰ですか「出て行ってくれ」みたいな勝手にしやがれ的ストーリーっぽくまとめようとしてる人は。これ「放出」ですよ。こらそこハナテンとか言うて冷やかさない(チョーク投げる)。えーと、何だっけ。そうそう、話を放出に戻しますね。ええ、男性側の事情。ビッグバン(爆)。つまり"Vai(イッちゃう)"が女性、"Sai(出ちゃう)"が男性の絶頂を、ご丁寧に韻まで踏んで言い表している、んでは、ないでしょうか。

とどめは「これ以上求めたら、おれに呪いがかかる、肌を撫でてしまう」なんですが、一見してチンプーンですよね。
これ察するに、主人公(男)はもう愛欲に溺れまくっておるわけであります。もう情事ハリスンが止まらないんであります。サムライ猿。
しかし、それでも止まらない。止まらないんだけど、それでもなお求めたらどうなるのか。ここで仮説を二つ。

【仮説1】相手(女性)の都合も省みず、その肌を撫でまくる、つまり愛撫しまくってなおも要求するパターン

これなんかけっこうありがちですよね。「なあ、ええやん」「え〜、まだするの〜?もうムリ〜」みたいな。
しかしもう一つ考えられるのがコレです。

【仮説2】自分はしたいのに相手してもらえず、それでも辛抱たまらず、仕方なく自ら処理するパターン

"afagar"という動詞は辞書を引けば「撫でる」「かわいがる」という風に出てきますが、英語に直せば真っ先に出てくる意味は"Stroke"です。ストロークですよ。シコですよシコ。まさにサイエンスっつうか、ぶっ飛んじゃうよなまったく。え、ぶっ飛んでるのはワタシの方って?それはそうかもしれませんね。ははは。今日のワタシ、我ながらなんかすごいです。この曲の歌詞の真意に到達した(ような気にすっかりなっちゃってる)からでしょうか、高揚してます。

ここまで考えを凝らすと、前述の「呪い」という単語がやたら笑える表現というか、ジャヴァン一流のジョークセンスを感じます。男って、ああ、男って、そんな生き物なのです・・・。

最後の「サムライ」は特に意味はなく、ラストワードの"Atrai(アトライ、英:Atracts)"と語呂を合わせて神秘的ラブソングに仕立てるために適当に持ってきたと捉えることもできるでしょうが、ワタシは更に深読みして、これ、日本人女性もしくは日系人女性とのアバンチュールを描いた歌なんじゃねえか、とも想像したり。どっかにジャヴァンのインタビュー記事とかないかしらん。「ところでこの『サムライ』とはどういうイメージでこの言葉を?」みたいな。いずれにせよ真相が待たれます。待ってんのワタシ一人だけかもしれませんが。

O amor atrai, 直訳すれば「愛は惹きつける」「愛は魅了する」という意味なんですが、それをそのまま日本語訳に持ってきても、どうもしっくりこない。Dizem que(よく***って言うじゃない)というフレーズが前に来ているので、ブラジルでは何かの慣用句的な表現なんでしょうかね。だとすれば日本風に訳せば「恋は盲目」とか、まあ要するに愛の前には人は無力、理性だけではどうにもならない・・・というニュアンスを出せばいいのね、ということで、atrai(アトライ)の発音に引っかけて半ば強引に「愛がとまらない」と意訳してみました。もうこのへん勢いに乗じてまるっきり訳者の気分任せです。

とはいうものの、コレ完全に店主の脳内自主変換にすぎません(根拠となる出典や参考文献ゼロです)ので、あくまでご参考まで。今度機会があったらブラジル人アミーゴに確認してみたいと思います。女性に質問したらセクハラになりますので、男友達に。

ふう。
一息ついて読み返してみたら、すンげえゲスネタぶっ込んでしまいましたねワタシ。ははは。ドンマイ、俺。
ドンマイじゃねえか。クレーム来たらお詫びします。御免!(ハラキリ)

そんなわけで、皆さんも、
ヴァモス・サムライ!
(注:店主は当面の予定なし)
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Di Giorgioと7弦

2015-05-15 10:51:50 | 弦楽器

こんにちは、サンバタウン店主・ゼジです。

(顔上げ、拍手促す。収まるのを待ち)

いえ、ワタシはスピーチにカンペなど使いません。ええ、使いませんとも。

さて。

ぜじろぐに弦楽器ネタをアップするのなんてマジ何ヶ月ぶりでしょう。と思って検索かけてみたらなんと2年近くもブランクがぽっかりと。なんたるっ。なーんたるっ。

ハア、ホントこの2年、ワタシ何やってたんでしょうね・・・。

気を取り直して(コホン)まいりましょう。
今回は久々にDi Giorgioヴィオラォンの話題。それもヴィンテージモデル。おまけに7弦という。
正直「誰が弾くんだ?」と思わないでもありませんが、ああ日本のどこかに/私を待ってる人がいる、と百恵ちゃんではありませんが、四十七都道府県のどこかに、こういうのをお探しだった方がいらっしゃるといいなあ、なんて思ったりします。

モノはもちろん中古ですが、35年前のギターとは思えないほど状態は良好です。個人的に気になるところといえば、表板のラッカー塗装が経年により細かな内部クラックを起こしている(表面ヒビまでには至っておりません)ところですが、年数を考えればこれは致し方ありませんし、見た目の問題という話ですので、ヴィンテージギターに慣れておられる方でしたらノープロブレムなレベルかと思います。ネックの形状は、現行Di Giorgioモデルで採用されている扁平ネックほど薄くはありませんが、かといって当時のブラジル製ギターによく見られるごんぶとネックというわけでもなく、ごくスタンダードなクラシックギターのタイプとなっております。もちろんネック反りもなく、とても良い状態を保っています。

音はDi Giorgioならではのバランスのとれたまろやかな弾き心地。コードハーモニーの気持ち良さはさすがDGヴィンテージという印象ですが、新品のギター(後継モデルであるClassico 38 7Cordas)とは音のまとまり感が違います。年月を重ねるというのは、やはりそれなりの価値があるのだなあと改めて思う次第です。

スペックや価格は以下の通りです。

機種名:BEL SOM No.36 7Cordas
製作年:1980年
表板:スプルースまたは松単板(詳細不明)
側底板:ハカランダ合板(3PLY)
ネック:レッドシーダー
指板:パウ・フェーホ(テツノキ)
弦長:640mm
ナット幅:55mm
ペグ:金属シャフト、クロムフィニッシュ
PU:あり(パッシブPU、コンタクトタイプ後付け)
  ※ラインで音を出す際はプリアンプかDIが必要です
その他:
 .屮螢奪孤瑤縫謄鵐轡腑鷆化のための牛骨アダプターを
  装着しています(弦長645mm相当)。ソフトなテンションを
  好まれる方はアダプターを外した状態にして弦を張り替えて下さい
 ▲璽蹈侫譽奪隼斗
キズ・汚れ・不具合等:
 ”夙張薀奪ー塗装内部に細かいクラックあり(表面割れには至っていません)
 ▲汽ぅ斌未5mmほどのタバコが原因と思われる円状の焼け焦げ跡あり
 ネック8FL・第1弦側に擦りキズあり
希望販売価格:194,400円(税・送料込)












ご興味のある方はぜひサンバタウン(info@sambatown.jp)までお問い合わせ下さいませ。店舗でのご試奏についても大歓迎ですので、ご遠慮なくお尋ね下さい。
※お電話(052-485-8199)は店舗不在がちのため現在つながりにくくなっております。何卒ご容赦のほど・・・。
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Diga Não Ao Racismo

2015-05-01 17:22:59 | イベント

いきなりですが、サンバタウン店主は人種差別に反対します。まあ当たり前の話。
そもそも変えようのない出自で人を不当に扱ったり蔑んだり貶めたりすることなど許されることではありませんし、断じて看過すべきではないと考えています。単純に言うと、いじめは、アカン。

悲しきかな今の日本、人種差別いわゆるレイシズム(とりわけ嫌韓・嫌中)に対しての世間の風は、いまだヌルいと言わざるを得ませんが、そーゆーのに負けず、勇気を持ってSay No To Racism, ポル語で言うところのDiga Não Ao Racismoと、そろそろ勇気を持ってアカンやつらに対して声を上げていかねばならない時期に来ているのではないでしょうか。
「バカはほっとけ」というような今までの事なかれ主義的無責任アティテュードの時代は終わりました。
ほっといたからこそ、「無理が通れば道理引っ込む」「嘘もつき続ければ真実になる」という要領でアホな連中がここまでどんどんのさばってきたわけであります。
これからは、昔どこにでもいた町内のカミナリおやじよろしく、周囲からどう野蛮に思われようが、レイシストには大声で叱り飛ばす(これをカウンターアクションと呼びますが)、これ今や世界標準です。
まあハードコアな現場です。見てて文字通り吐き気を催します。でも、誰かがやんないと。誰かが自ら雑巾を持って掃除せんといかんのです。
例えば学校のいじめでも似たようなことが言えると思うのですが、いじめに対してどのように対処するか、貴方ならどう思うか、どう行動するか、一度考えてみてほしいのです。
願わくばこれを読んでいる貴方が「けどさー、いじめられる側にも原因があるよねー」みたいに、これまで見て見ぬフリをしてきたことの言い訳にも等しいダメダメな考えの持ち主でありませんように。

そんなわけで、ここ名古屋の地におきましても、アンチレイシズムの旗揚げ的イベントが遂にこの5月に開催される運びとなりました。
会場は名古屋のブラジル音楽ファンなら言わずと知れたラテンバル・サンルイス。
ブラジル音楽カテゴリからはご存知マルセロ木村&チュンウォン、さりげなーくコモブチキイチロウさんがベースで参戦。いいぞコモさん、カッコいい!そしてそして、我らがブラジルからは、このイベントの主旨に激しく賛同し、このイベントのみのためにわざわざ来日を決めたタルシオ(ヴォーカル)と、ンマー錚々たるメンバーが目白押し。間違いなくアツい夜となるであろうことは、ワタシ別に主催者じゃないンですけど、勝手に保証します。
5月16日サバダノイチ(注:Sabado a noite)は、皆さん是非、駅ウラへ!

名古屋初となる反レイシズム音楽イベント開催!

名古屋の街には、人種・肌の色・民族性・宗教・ジェンダー・性的指向・障害など、様々な属性を持つ人々が、一緒に暮らしています。しかしそのような人々に対する暴力や差別行為を扇動する侮辱的表現(ヘイトスピーチ)が行われ、社会的に関心を集め問題視されています。

「みんな違って当たり前。」

音楽を通して名古屋の街からもそんな思いを発信していきます。 このイベントに集まった人々が、お互いの人権を尊重し合い、誰も追い出されない社会を目指すため、すべての差別にはっきり反対し、意思表示をしていきましょう。

名古屋の街は差別を許さない!  NAGOYA AGAINST RACISM

名古屋駅ウラ音楽祭
日時:5月16日(土)15:00〜22:00
場所:LatinBar サンルイス(Food Area:1F)& Barマルセロ(Live Area:2F)
料金:前売2,500円 当日3,000円 □未就学児はイベント入場無料!小・中・高校生はチケット500円引き!(前売り購入済みの場合は当日500円キャッシュバックします) ※前売りチケットはeplusにて発売中!
お問い合わせ:
Tel: 052-451-9089(10:00〜15:00)
E-mail: ekiuraongakusai2015@gmail.com


《出演アーティスト》
中川 敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
The Gospel Renegade(Counter-Racist Action Collective)
マルセロ木村(Gt/Vo)
木村チュンウォン(Vo)
コモブチキイチロウ(B)
Alexandre Ozaki(Dr)
Tárcio Cardo(Vo/from Brasil)
ESPECIALS
刃頭(OBRIGARRD)
Kenta Goto(Viciec)
DJ金子光伸(bossa nova de kiss!)
MC上野ヨシノリ(BookCafe&Barカゼノイチ/写真家)

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円頓寺ラパ化計画

2015-05-01 16:30:49 | イベント

こんにちは、山本一太です。嘘です!
いやあ、昨夜の一太フィーバーは凄かった・・・。笑い過ぎて寝不足です。どないしてくれんねん一太。
何がなんだかチンプーンな方はこちらをご覧下さい。
彼の「自民党総裁(総理)ネット戦略アドバイザー」の肩書き。じわじわきます。

さて。

先月4/5のお試し開催で大変ご好評をいただきました円頓寺商店街ホーダ・ヂ・ショーロ、5月もやります!
今回はGW真っ只中、一年の中でも最も気持ちE時期の青空ホーダです(厳密にはアーケード内ですけど)。
周りの錚々たるお店も非常に好意的に受け止めて下さっており、ありがたい限りです。も、頑張っちゃうもんね。

ギャラリーの皆さんも演奏メンバーも、
・お向かいの「肉の丸小」でコロッケ・ハムカツ・メンチカツを頬張る

とか、

・お隣「BAR DUFI」のオープンテラスで昼間っから生ビールをあおっちゃう

とか、

・これまたお向かいの「西アサヒ」でお茶でもしばきながら演奏に聴き入る

とか、

・終わってから三軒隣の「サキアテジョーグー」で軽く一杯引っかけつつブラジル〜OKINAWAルートで家路につく

とか、

どうしましょう、ワタシ自身がやりたいんですけどそれ。

これから先、このエリアの中でもサイコーにゴキゲンな空間になること請け合い。たぶん。
そして円頓寺商店街の新しい賑わい方・楽しみ方の提案ができればと思っています。
ブラジル音楽ファンの方にも、「名古屋のラパ」ひいては「日本のラパ」と呼ばれるくらいのアツい場所にしたいと密かに野望を滾らせております。ふつふつ。

P+ENさんの隣はBAR DUFIなので、円頓寺商店街をご存知の方ならすぐおわかりですよね。
http://www.pp-en.com/index.html
時間は13:30あたりからぼちぼちと開始、大体17:00あたりまでやる予定です。

お店の真ん前をテーブルで塞いでしまって大変恐縮なのですが、P+ENさんは通常営業してますので、そちらにご用の方は遠慮なく通り抜けてやって下さいませ。

つきましては演奏者座席確保のため、ご参加希望の方は事前に必ずサンバタウン店主ゼジまでご一報下さいませ(当ページへのメッセージまたはメールinfo@sambatown.jpにて承ります。ちなみにお電話TEL 052-485-8199は現在通じにくくなっておりますので、留守電メッセージをお残し下さい)。

但しショーロの演奏スタイルや演奏曲目をご存知ない方の飛び入り参加はお断り致します。何でもアリのどんちゃん騒ぎ的セッション大会では決してありませんので、その点ご理解下さいませ。

今回はギター系のメンバーの参加がやや少ないこともあり、我こそはという県外のショーロ猛者の皆さまのご参加を心から期待致します。GW中で交通機関等ご不便かとは思いますが、きっと損はさせません!どうぞよろしくお願い致します。

※画像は参加メンバーと同一ではありません。念のため
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いつだって、一番、一番。

2015-04-25 23:59:18 | ライヴ

こんにちは、ドローンです。嘘です!
いやあ、それにしてもラジコンのちょっといいやつが屋上に落っこちたくらいで大慌ての首相官邸、何と申しますか、いろんな意味ですごいですね。これでテロと戦うだの屈しないだの、どの口が言うんだろう。寝言は寝て言うものだと思うのですが、まそれはともかくとして。

やって来ます、吉田慶子&笹子重治の黄金デュオ。敬称略。
名古屋公演は今回もサンバタウンをご指名いただき、誠に光栄至極にござりまする(平伏)。名古屋場所はこれで四年連続であります。まさに前人未到、不滅の大記録ですね。知らんけど。

ライブ開催にあたり毎回思うのは、慶子姉さまと、笹爺こと笹子重治大先生の二人が醸すオトナの(オッさんくさいとも言う)佇まいは、円頓寺の空気にとても良くフィットする、ということです。ファンの方には今さら説明するまでもないのですが、ある種の「奥ゆかしさ」というものが彼らの表現する世界から伝わってまいります。そしてそういった空気をこよなく愛するお客さんが毎回楽しみにご来場下さって、その日和気藹々とした時間空間を皆で共有できること。すなわちこのシリーズは数あるサンバタウンの企画の中でも群を抜いて大切な行事であると断言して何ら差し支えありません。あっ言い切っちゃった。

折りしもここ円頓寺商店街は三月にアーケードもリニューアルし(これがまたすンげえカッコいいのだ)、更には知る人ぞ知るフランスのパッサージュ・デ・パノラマとの姉妹提携も実現したばかり。これはもう今秋の「円頓寺秋のパリ祭」がどれほどの盛り上がりを見せるのか推して知るべし。しかも円頓寺が誇る伝説の老舗喫茶「西アサヒ」の復活(しかも二階には格安ゲストハウス機能付きだぜ)、みんな大好きコメダ珈琲も新たに出店、どうしましょう、ますます活気を帯び注目を浴びつつあるこの最高のタイミングでこのお二人を迎えられるのは本当に嬉しいことです。もうウキウキワクワクで楽しすぎて何が言いたいのやら自分でもわからなくなってきました。ありがとうございます。ごっつぁんです(息荒い)。そうッスね、もう、横綱に胸を借りるつもりで、何も考えずに無我夢中でぶつかりました(まだ息荒い)。

惜しむらくはあと1ヶ月開催がスライドすれば、大相撲名古屋場所と見事重複したであろうことですが、別称「吉田稽古」が意味する通り、大の大相撲ファン(それもかなりクレイジーなレベル)である稽古、もとい、慶子姉さまのライブトークもまた楽しみなところ(MCの半分近くが相撲ネタという説あり)。いつかは姉さま&爺さまと名古屋場所を桝席で一緒に観戦したいものです。なんせサンバタウンから愛知県体育館まで徒歩で行けちゃいますからね。スポーツにせよ音楽にせよ、やはり生で観るのが一番であることはもはや疑いようがございません。いざ現場主義。どすこい。

そんなわけでサンバ・カンソン/ボサノヴァファンの方はもちろん、円頓寺商店街の雰囲気がお好きな方々にも文句なしでオススメしたい絶品ライブ、是非お早めにご予約下さいませ!

吉田慶子&笹子重治DUOライブ
「円頓寺で逢いましょう」
2015.6.14(日)
場所:サンバタウン
(名古屋市西区那古野1-2-16)
時間:Open 16:30 Start 17:00
出演:吉田慶子(vo) 笹子重治(g)
料金:予約3,500yen 当日3,800yen ドリンク別
※ドリンクオーダーは自由です
30名限定
ご予約・お問い合わせ:
サンバタウン TEL 090-1989-6008
mail:info@sambatown.jp
織音工房 TEL 090-1278-7284
mail:orionkobo@gmail.com


※今回の記事はライブ演奏(音楽)の告知です
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またやり直すということ

2015-04-15 19:37:19 | 訳詞

Começar de Novo (またやり直そう)


またやり直そう
僕を頼ってくれ
こうして夜が明けてしまったことにも
きっと意味があるだろう
反抗したこと
口論したこと
傷ついたこと
生き延びたこと
テーブルをひっくり返したこと
身の程を知ったこと
船が転覆して 救われたことにも

もう一度はじめよう
僕を頼っていい
いつも手入れの行き届いた
おまえの爪にひっ掻かれることもなく
おまえのまぼろしに惑わされることも
おまえの額縁に嵌められることもなければ
おまえが足枷になることも
おまえに振り回されることも
おまえの口車に乗ることも
おまえに見惚れることもないまま
こうして夜が明けてしまったことにも
何か意味があるのだろう

もう一度やり直そう
あとはもう僕を頼ってくれればいい
もうおまえを忘れてしまったことにも
なにがしかの意味があるはず

またやり直すんだ



Começar de novo e contar comigo
Vai valer a pena ter amanhecido
Ter me rebelado, ter me debatido
Ter me machucado, ter sobrevivido
Ter virado a mesa, ter me conhecido
Ter virado o barco, ter me socorrido

Começar de novo e contar comigo
Vai valer a pena ter amanhecido
Sem as tuas garras sempre tão seguras
Sem o teu fantasma, sem tua moldura
Sem tuas escoras, sem o teu domínio
Sem tuas esporas, sem o teu fascínio

Começar de novo e só contar comigo
Vai valer a pena já ter te esquecido
Começar de novo


【作詞 Vitor Martins/作曲 Ivan Lins】


※店主の蛇足解説コーナー※
最近は60〜80年代の、軍事独裁政権下にあった頃のブラジル音楽の訳詞にハマっています。

この曲はイヴァン・リンスが1979年に発表した "A Noite(邦題:ある夜)" に収められているシブい名曲で(ていうかこのアルバム自体が名曲揃いの超名盤なんであります)、当時の圧政に対する批判を、男女の別れ話(一説には復縁話)になぞらえて歌っていると言われています。ですので "Sem as tuas garras sempre tão seguras" というくだりなんかは本来「いつもあんなに頑丈だったおまえの鉤爪」と猛禽類の鋭い脚の爪を表現すべきなのでしょうが、それだと歌詞がやたら堅苦しくなっちゃうし、プロテストソングというのがモロバレだと野暮なので、敢えて男女の痴話喧嘩っぽく訳してみた次第です。

お互いまた別々の道を歩いていこう、あるいはまた二人やり直さないか、というようなニュアンスでありながらその実は、徐々に地滑りを起こしつつあった軍事政権に対し「あんたら自分の過ちをしっかり総括反省してまたイチから出直しなよ、あとは俺たちがやるから」と突き放すように歌っているのか、はたまた民主化のチャンスが幾度も訪れては逸し続けた、その敗北感・無力感を嘆きながらも「あきらめずに俺達また始めようぜ」と自らを奮い立たせている風に解釈できないでもありません。まあ歌詞の真意はイヴァン・リンス本人に直接確認したわけではないのでこれ以上当て推量でモノは言えませんが、なんとなくどこかの国の現状に重なる部分すら感じられますし、とりわけ今の自分の心境にぴったりシンクロしてたりして。ま、私事にて恐縮ですが。

いずれにしましても、当局による執拗な検閲の網に悩まされていたこの時代のブラジル人アーティスト達が、自分たちの意思をいかにして発信するか、そんな苦難の末に生み出された珠玉のMPB作品に触れるにつけ、ワタシは毎回痺れるほどの感動と勇気をもらい、それを糧にサンバタウン店舗営業再開に向けて少しずつ準備しながら日々を過ごしています。

※4/16補足※
我が心の師匠、翻訳・通訳家の國安真奈さんからアドバイスをいただき、それに基づき修正を加えました。
真奈さんお忙しい中誠にありがとうございます!
コメント

満員御礼っ。

2015-03-20 14:21:22 | ライヴ

おかげさまで3/21(土)に控えしサンバタウンでのショーロクラブのライブでございますが、おかげさまでどうにか満席となりましたので、これにて一旦ご予約の受付を終了させていただきます。ありがとうございました。

ジャケ画像の収録曲ではありませんが、油断大敵でございます。胃の痛いのが少しは治まったような気がするのは気のせいでしょうか。
それでは明日、皆さまのご来場を心からお待ち申し上げます。
コメント

たぶん最初で最後の機会なんではなかろうかと

2015-03-12 22:29:38 | ライヴ

いよいよ、と言いますか、ついに、と言いますか(注:どちらもほぼ同じ意味です)泣く子もふたたび涙するショーロクラブのライブがここサンバタウンにて3/21(土)に開催されるわけなんですが、どういうわけだか、なんと、空席あります。
残すところ10日を切り、主催者たちの胃もキリキリと痛み始めておりますが、「おお、ショーロクラブ・・・」と何とはなしにご興味を示されながらも結局そのまんまになっていて、その日グーゼンにも予定がぽっかり空いておられる方、そう、そこの貴方でございます。
ご予約は是非お早めに!

というわけで、くどいようですが、ライブ概要をいま一度。

「円頓寺で逢いましょう」
 CHORO CLUB Live at SAMBATOWN
 3/21(土祝) 開場16:30 開演17:00
 (おおむね19:00終了)

チャージ 予約3,500円/当日3,800円(ドリンク別)
(ドリンクオーダーは自由です)
※30名限定
※未就学児のご入場はご遠慮下さい
※キャンセル時は必ず事前にご連絡願います

ご予約・お問い合わせ
【サンバタウン 担当:上沖(かみおき)】
 info@sambatown.jp
 TEL 090-1989-6008
【織音工房 担当:酒井】
 orionkobo@gmail.com
 TEL 090-1278-7284
※ご予約人数/ご予約者フルネーム(全員)/ご連絡先お電話番号(代表者)をお知らせ下さい



(人に歴史あり。って何年前の写真なんだろう)
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【お知らせ:店舗しばらくお休みします】

2015-02-24 23:27:29 | 連絡事項

えー、突然のお知らせで大変恐縮です。

誠に勝手ながら、もろもろの事情によりサンバタウン円頓寺店舗営業をしばらくの間お休みとさせていただきます。

当面はライブやホーダ・ヂ・ショーロもしくはイベントのある日(主に土日)のみ店を開けるという形になります。

但しレッスンにつきましてはこの限りではなく、平日の日中/土日の午前・午後・夜間において実施しております(完全予約制)。

なお円頓寺店舗営業につきましては、エントランスの改装および営業の内容・態勢見直しを今一度しっかり行いました上、4月を目標に再開させる予定です(あくまで目標ですが)。また近日中にブラジル音楽CD等の通信販売も、細々とではありますが併せて再開させるべく只今準備中です。それまでお客さまにはご不便・ご迷惑をおかけ致しますが、悪しからずご容赦下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

※ご不明な点につきましては、当FBページからのメッセージか、info@sambatown.jpまでメールにてお問い合わせ願います(店の固定電話は不在が多いためほぼつながりません)。

※3/21(土)のショーロクラブのライブは予定通り開催致します。引き続きご予約受付中ですので、ご興味のある方はお早めにお申し込み下さいませ。
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ショーロクラブがやってくるヤア!ヤア!ヤア!

2015-02-11 21:11:49 | ライヴ

こんにちは、曽野綾子です。嘘です!
しかしこのアパルトヘイト肯定ともとれる人種差別発言、いかんともしがたいものがあります。移民は受け容れるべき、しかし居住区は別々にしろ、と・・・。
もはやタメイキしか出ません。

さて。

そんな最近の世相にげっそりしっぱなしの店主のメランコリーなどはどうでもいいとして(と一応書いておこう)、今回はライブ告知をば。

なんとなんと、あのショーロクラブが3月、名古屋にやって来てくれます。
場所はあろうことか、まさかのサンバタウン。
話をいただいた時は正直「え?」と目をパチクリさせましたからね、ワタシ。
いやあ恐れ入ります。気合入ります。

というわけで今後はもう二度とない(かもしれない)であろう至上のライブを是非サンバタウンにてご堪能いただければと思います。何卒よしなに、よしなに。

「円頓寺で逢いましょう」
 CHORO CLUB Live at SAMBATOWN
 3/21(土祝) 開場16:30 開演17:00
 (おおむね19:00終了)

チャージ 予約3,500円/当日3,800円(ドリンク別)
(ドリンクオーダーは自由です)
※30名限定
※未就学児のご入場はご遠慮下さい
※キャンセル時は必ず事前にご連絡願います

ご予約・お問い合わせ
【サンバタウン 担当:上沖(かみおき)】
 info@sambatown.jp
 TEL 090-1989-6008
【織音工房 担当:酒井】
 orionkobo@gmail.com
 TEL 090-1278-7284
※ご予約人数/ご予約者フルネーム(全員)/ご連絡先お電話番号(代表者)をお知らせ下さい


ご予約お待ちしております!!
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