猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

満開っす♪

2009年02月28日 15時34分47秒 | 携帯から
梅、梅、梅。

人、人、人!
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悪魔のささやき。

2009年02月27日 04時28分04秒 | 美味しいもの

 

先日あるものを作ったら。
それをたいそう気に入ったゴンザが
「また作って~」と、こんなものを買ってきました。

 

「それにしたってひどいだろ!」

ときどき自分につっこんでみる。

最近の私は家事にも手抜きをしまくりで、
こりゃあ、あんまりなんじゃないかと、
自分でも思わざるを得ないから。

 

その『あるもの』とは、この【青唐辛子味噌】
青唐辛子とにんにくを適当に刻んで、ごま油で炒め、
そこに味噌やら砂糖やら蜂蜜やら、
醤油やらを加えて出来上がり!という、簡単なもの。
おにぎりの具に、またはマヨネーズと合わせて野菜スティックに、
はたまた、酢や醤油等でのばしてドレッシングにと、
簡単な割に大活躍のコイツもまた、手抜き料理の味方!

 

「もしかしたら、要領がよくなったのかも」とか、
「便利さには勝てないから」とかなんとか。

ときには言い訳も思いつくけれど、
それでも追いつかないほどに、手抜きの度合いは増して。

......今日作ったカレーは、ことのほかひどかった。

 

そうそう!これ知ってる?
先日食べたらあまりに美味しかったので、また買おうとするも見つからず...
そしたらゴンザがネットで箱買いしてくれました。
いや、もうね、手抜きどころか、
料理以前の問題を話してどうするんだっちゅー話だけど(笑)

 

冷凍庫を開けたら、ゴンザが少し前に作ってくれた、
『2時間炒め倒したタマネギを使ったスープストック』が目に入ったので、
それを凍ったまま、お鍋にごろんと放り込み。

水をどぼどぼ注いだら、
これまた、キッチンの引出しをあけたら入っていた、
レトルトの、トマトベースのパスタソースをとぷとぷ、っと。

で、そこに、野菜を適当に切って、ぽいぽい放り込んだら、
今度は、またまたお手軽水煮ひよこ豆をばらばらっと入れて。

15分後にカレー粉を放り込んだら、出来上がり!っと。

 

コーヒーを買いに行ったら、「あ、あれも切れてた」「あ、これも」と。
で、ついでに「あら、ソルレオーネがひよこ豆の水煮なんて出してるのね」とか、
ぽいぽいかごに放り込み...気づいたら、こんなことに。
ちなみに我が家では普段からソルレオーネのホールトマトを愛用。

 

ひどい......

あまりにひどい。

......これで料理をしたと、はたして言えるのか!?

 

仕上げに【にんにく蜂蜜】を入れて出来上がり。
すんげー手抜きだけど、美味いものは美味い(笑)
この、レトルトのトマト系パスタソースを使ったカレーは、ぜひ一度お試しあれ。
簡単だし、いい味がすでに出てるので、お肉を入れなくても、美味しいよ。

 

「美味しけりゃいいじゃん」

「野菜は切ったしー」

私の中の悪魔はささやくけれど。

これでいいのか、erima!

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迷子石。

2009年02月26日 03時16分02秒 | つぶやき

 

皆さんは、迷子石をご存じだろうか。

江戸の昔、
目立つ場所に置かれた、石柱のようなそれを。

 

こちら、江戸東京博物館にあるのは、
今も、中央区八重洲の一石橋たもとにあるという、
迷子石のレプリカ。
正面には『満よい子の志るべ』と刻まれている。
そして、側面にちらりと見える凹みは、貼り紙をするための.....。

 

人の多い江戸では、見物小屋や祭りも多く、
それゆえ、迷子も多発していたのだそうだが、
たとえば迷子が出た場合。

お奉行所やお役人は、迷子探しまでは到底手が回らないということで、
庶民は自衛策に出た。

それは、子供に迷子札をつけさせることで、
まあ、これは今でいえば、
ペットのカラーに名前や住所等を書いておくのと同じということかもしれないが、
ときには迷子札をつけていない子供が迷子になってしまうこともあり......

これは、子供のゆくえをさがす親にも、
また、迷子札のない子供を発見した身にも、大変な問題で。

そこで登場するのが、冒頭で述べた、迷子石なのである。

 

江戸の迷子石は、上で述べた一石橋たもとのものの他に、
浅草寺境内にもあったのだが.....戦災で失われたそう。
しかし、1850年に建てられた湯島天神内のものは現存。
こちらは『奇縁氷人石』と呼ぶのだとか。

 

迷子石には、両側面にそれぞれ、文字が刻んであって、
一方は『たづぬる方』(尋ねる方)、
もう一方には『志らする方』(知らす方)と書いてある。

つまり、これは掲示板の役割を持ち......

迷子を保護した者は、その服装や特徴を書いた紙を『志らする方』に貼る。

で、迷子を出した者は、『たづぬる方』に、
子供の服装や特徴などを紙に書いて貼ると同時に、
反対側の『志らする方』をのぞき、
我が子がどこかで保護されていないかどうか確かめたのだそうである。

素晴らしいシステム!

(ちなみに奉行所がたてた掛札の掲示期間7日間だったため、
 それではイカンと、掲示期限なしの迷子石を誰かが作ったらしい)

 

ちなみに、ちょいと調べたら、江戸だけでなく、
大きな街道沿いや、京都などにも迷子石がある様子。
東海道沿い、桑名~四日市の間とか、八坂神社とか。

 

しかし、ときには迷子とされた子の親が出てこないこともあって、
これは江戸に捨て子が多かったことを反映していることでもあるようなのだが、
そういった場合は『町』が、その子を、
「幕府からの預かりもの」として養育したのだそうだ。

そして、町はその子を養育すると同時に、里親探しをし、
里親が見つかれば、その念書(「ちゃんと育てます」という)とともに、
皆で署名して、奉行所に届を出し......

ますます素晴らしいシステム!

 

ところで.....クッションから上半身がずり落っこちても熟睡中の我が家の子は、
こんなに警戒心がなくってよろしいのでしょうか?(笑)
「そんなにファンヒーターにべったりくっついて~。焦げるよ~」
「ZZZZzzzzzzz........すぴー」

 

いや、まあ、これは見方によれば、
お上からのお達しで町人が捨て子を『押し付けられていた』
と、とることも出来るのだが.......

しかし同時にそのころは、まだ乳児死亡率の高かった時代ということもあって、
里子を望む夫婦は多く。

その手続きは大変であっても、養子縁組成立率は高かったのだそうだ。

 

こちらはゴンザがいただいてきた、コーヒー豆入りのラー油。
なんでも、こうすると香ばしさも増し、酸化しないのだそうで。

 

ちなみに、この町が責任持って、捨て子を養育するシステムは、
あの、悪名高き生類憐みの令から生まれたそうなのだが。

綱吉さん......
もしかしたら、やっぱり、最近ひそかに言われているように名君?

いや......

江戸ではこういうシステムがあっても、
貧しい農村部では、 同時になんの救済もないままに、
おそろしく、哀しい『間引き』などが、ひそかに行われていたのかもと思えば、
手放しにそうも言えないのだけど......

現代における、連日の『産み捨て』報道を見て、私は思う。

捨てるなら、せめて死なずに済むような暖かいところにしてよと。

もっと誰かが見つけやすいところに。

 

......自転車のカゴとかトイレとか

あんまりだ。

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疑うことの大切さ。   - 発見は滅亡の入口 -

2009年02月25日 02時46分45秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

 

インターネットが出来て、
私たちの暮らしは、劇的な変化を遂げた。

知りたいことは、クリックひとつで。

買物だって、思いのまま。

離れた土地に住む人と知り合いになり......

TVで見るのとは違う、生活に密着した声を聞き、
Google Earthなど使えば、バーチャルな世界旅行も思いのままだ。

 

 

しかしこれらは、同時に問題も持ち込み。

間違った知識の氾濫、
犯罪の温床......

知識不足からくる、プライバシーの侵害。

または、匿名性ならではの、誹謗中傷、混沌。

さまざまな軋轢をも引き起こしている。

 

 

そして。

問題はさらに進み。

それを使いこなす者の一部は、
ずかずかと、足を踏み入れてはいけない領域をも穢してゆく。

『発見』と称した、滅亡の入口を見つけ。

 

 

.......Google Earthによって、研究者たちが、
【その森】を見つけたのは5年前のことだそうだ。

『新種』のヘビや、希少なランが生息するというそこは、
『発見』されたことで、いずれきっと安穏ではなくなり......

まずは研究者が、そして、カメラが、
やがては密猟者が入り、失われてゆくのだろう。

 

たとえば目の前に美味しいチョコがあって、
それを欲しい、食べたいと思うのは自然なこと。
だから、それ自体は否定しないし、
誰より私など、欲望に忠実であると言っていい。
しかし、この原料となるカカオの先には、搾取があることを、
決して、いつも、忘れてはいけないと思うのだ。
知ることは、やはり何かの入口だから。
いつか、罪悪感なく、チョコを食べられる日が来るように。

 

人の目からのがれていた故に、
人間が己のみの価値観で、
『失われた森』と呼んでいるそこは。

本当の意味で、いずれ失われるに違いない。

 

切り出された石は、これもまた、自然からの搾取と言えるのかも。
持ち、消費し、生きるうえでは、人は皆、罪深いんだよね。
この花瓶.....あれからいろいろ調べても、中国のどこのものかはわからないけど、
この鳥は、おそらく中国で「喜びを伝える」とされているカササギで、
そして、それがつがいでいるのは夫婦和合の意味を持つのがわかった。
牡丹は、富貴を表し.....これらを合わせると、吉祥文様として、新婚夫婦向き!?

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勝手に尾鰭はついてくる。

2009年02月24日 02時16分06秒 | つぶやき

 

再び、ハート形のケーキ。

 

私には、『愛人』の噂が絶えない。

「キミは○○の愛人なんだろう?」

「○○さんとも付き合ってたんだって?」

世の中には、火のないところに煙は立たないという言葉があるが。

実際は、ときに煙が多すぎて......
火のあがる余地のないくらいでも(笑)

 

昨日、自転車で出かけたら、河原では桜が咲いていました。
なんていう品種かな?

 

ただ、もともと派手だった女が、いきなりひとところに落ち着いて、
それはそれで、噂好きにはつまらないのだろう。

人は、自分の信じたいものを信じる生き物だ。

 

そういえば、子供のころって、よく河原や空き地で
エッチな本が捨ててあるのをよく見かけたものですが。
「なんと!今もあるんだねぇ...って、拾おうとするな!」(爆)

 

つまり、否定しようが、そうするまいが、
それらの噂は、いつも一人歩きが好きで。

たとえば否定しようが、誰も信じないのだから、否定する意味もない。

彼らにとって面白い噂は、私にとっても、また面白く。

こうしてヒマな主婦となっても、そんな噂がどこかにあるなら、
それもまた、女冥利に尽きるだろう。

 

ららぽーとでは、ゆるいんだかそうじゃないんだか、
さっぱりわからない、こんなキャラが。
『-6』って頭に書いてあるところを見ると、エコ関係?

 

.....グラスを傾けてると、彼が言う。

「俺さぁ。いまだに言われるんだよ。お前のこと愛人にしてるんでしょって」

この場合の『彼』とは、もう長年、酒をともに飲み、
さまざまな話をする間柄だが、
実際は、どこをどうやっても、私が彼をひとりのオトコとして見る可能性はなく......

まあ、それは友情ともまた違うのだけど、
とにかく、そこに、ある種のシンパシーがあるのは確かで、
だからこそ、二人には、しごくあっさりした『関係』が長く続いている。

 

写真を撮る前に、ある人物により開封されてしまった小枝。
『深み抹茶』『甘露和栗』、どちらも美味しい♪

 

これは、説明するのは難しいが、
それでも、私をよく知るゴンザなどは、この関係を非常に重視し、
「大切にするべきだ」と言ってくれるから、
彼にはきっと、この感覚がわかるのだろう。

まあ、中には、
『妻に愛人の噂があるなんて、ゴンザさんがかわいそう!』
という人もあるだろうが、
そもそもそんなことを気にする男なら、
噂だらけだった私を妻にはしていないはず(笑)

何より、そんな噂が残っていると知ることは、
私に、こんな風にも思わせてくれる。

「ふふん♪私もまだまだ捨てたもんじゃないかもね~」

人は、自分の信じたいものを、信じる生き物だ(笑)

 

現実は、チャリンコ漕いで、買い物するのが日常の主婦。
先日、スーパーの駐輪場で、チャリの鍵を開けてたら.....
どこからかつよ~い視線を感じて、ふと目をあげると、
こんな子が、籠の中から毛布にくるまれ、見つめていました(笑)
「おお、偉いね~♪一人でお留守番してるの~?」
私の問いかけにも微動だにせず(笑)

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