猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

みなさまあってこそ。

2008年12月30日 07時21分37秒 | つぶやき

 

2008年も、残すところ、あと僅かとなりましたが。

皆様には、また一年、本当にお世話になりました。

 

ここへ来て、我が家ではなんと!
プリンタが壊れました(泣)
っつーことで、来る丑年の年賀状は、
すべてゴンザの、毛筆による手描き絵です。
牛さん、「ぶい♪」っとしてます♪

 

日々暮らし、ここで色々綴る中で.......

皆様がいて下さることが、どれほど支えとなったことか。

好き放題いい、ときに暴論を振りかざす私を、
優しく許してくださって、ありがとう。

また、やたらに臭い話題を振りまく三歳児を、
笑ってくださって、本当にありがとう。

 

カンチョ~絵でもお馴染み、ゴンザ画伯は墨と毛筆を器用に操り、
さらさらっと、次々色んな絵を描きあげ......「すご~い!」と、
絵心ゼロのerimaはそんけーのまなざし(笑)
さて、どれが誰のところへ行くのかな~♪

 

そして......

食いしん坊で、甘えん坊で、暴れん坊のちゃあこを、
いつも温かく見守ってくださって......
本当に、本当にありがとう。

皆様が見て下さること。

また、ときに優しい言葉をかけて下さること。

これらのことが、日々の励みです。

 

ちゃあこは絵より、筆に興味津々(笑)

 

凹んでいても、苦しくっても、
ここへくれば、皆様の『大丈夫』という声が、
どこからともなく聞こえ.....

「ああ、まだまだ頑張れる」と。

「幸せだなぁ」と。

心から、そう思うのです。

私たちは、まだまだ大人になりきれなくて、
いつまで経っても、乗りばかりの一家だけど.......

また来年も、笑って暮らせたら。

美味しいものを食べ、きれいなものを見て、
楽しいことを分かち合い、色んなことを考えて。

 

いつまでも小さなままだったerimaは、ゴンザや、皆様のおかげで、
少しずつ、前に歩き始めたような、そんな気がするのです。

 

皆様。

この一年、本当にお世話になりました。

erimaと、ゴンザとちゃあこより、
心から、たくさんのありがとうと愛をこめて.......

どうぞ良いお年を!

 

 

そしてまた来年。

2009年も、猫猿日記 + ちゃあこの隣人 + 一同を、
どうぞよろしくお願いいたします~♪

 

さあ、来年も食うぞ~!(笑)

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おばさんの定義。

2008年12月29日 07時00分00秒 | つぶやき

なにやらオリコンが行った調査では。

世の女性達が、『おばさんとなる分かれ目』として考える年齢は、
20代が、【34.3歳】、
30代が【36.5歳】、
40代で【40.2歳】なのだそうで......

この結果は、非常に興味深い。

 

そうそう、皆さん。
新横浜のオフィス街はお弁当激戦区であるのを知っていますか?
こちらは先日ゴンザが買ってきたハンバーグ弁当350円。
別パックに入ったご飯もしっかり。

 

また、数字を見る限り、当事者となった場合。

その『おばさん未満』の許容範囲は確実にあがっていることが見て取れ......
これもまた、非常に面白いと思う。

かつては、結婚し、家庭と子供を持つことだけが幸せとされた女性の世界は、
今では目をみはるほど広がり、自由となり、
彼女らは、パワフルに貪欲に、人生を楽しむ。

仕事や遊びを楽しみながら、家庭を持ち、育児をし、
なおかつ、勉強すら怠らないその姿勢は、
確かにおばさんと呼ぶには、あまりにまぶしすぎると、
そう思えるのだ。

 

こちらはから揚げ弁当350円。
新横浜では、お昼前ともなると、多くのお弁当店がテントを出し、
無料でお茶がついたり、時間の経過で値段を下げたり......
ホテルやスーパー、様々な業者が参入の様子です。

 

で。

よくやく話は、タイトルの、『おばさんの定義』へと繋がるのだが。

私は昔から、

 * 【おばさん】とは、性別・年齢関わらず、
   その生態によって分類される一種の生物である

と、そう考えている。

【おばさん】とは、図々しく、人の都合を考えない、
自分中心で世界が回っていると思っている、ひとつの生物を指すのだ。

 

こちらは以前も登場した【おそうざい君】の、おそうざい各種。
ちょっと甘めのお味付だけど、丁寧に作られた美味しさです。
しかもひとパック100円と、かなりお安い。
何より、もれなく、おそうざい君の誠意ある接客態度に会うと、
私はいつも自分を反省し、己のあるべき姿を考えるのです。

【おばさん】は、道幅いっぱいに拡がって歩く。
人にぶつかっても謝らない。
(避けることすらしない)

人の迷惑も省みず、大声で笑い、しゃべり、
電車では、自分のケツの半分もない隙間にその大きな尻を押し込む。

聞こえよがしに嫌味を言い、
人の悪口を好み、噂話が大の好物で.......

.......と。

ここではたと思い当たらないだろうか。

『ああ、自分の近くにもそういう人、いる。
 でも、女性でも、おばさんと呼ばれる年齢でもないなぁ、その人』.....と。

 

こちら、行きつけのペットフードショップからいただいた、
ちゃあこへのクリスマスプレゼント♪
カリカリ二種とおやつが入っていました。
「よかったねぇ~、ちゃあこ♪」

 

最近では、いわゆる、おじさんと呼ばれる人々にもこのテは多いし、
また、若い女性、男性にも、こんなのがよくいる。

本来おばさんと呼ばれるはずの世代の女性が、忙しく、
仕事に家事に趣味にといそしむあいだに、
【おばさん】(と、呼ばれる生物)は、
生物としての生き残りをかけ、いつの間にか、その宿主を変えていたのだ。

「おばさんはねぇ」

自分がそう呼ばれる年齢と自覚し、自称しながら話す私は思う。

『でも、本当の意味での【おばさん】には、死ぬまでなりたくないな』

【おばさん】は、年齢性別関わらず、独自の生態を持つ、ひとつの生物だ。

 

なにやら今年は年末の実感がなかなか湧かない我が家ですが。
これだけは早々に準備(笑)

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それをバランスと呼ぶべきか。

2008年12月28日 06時50分00秒 | 美味しいもの

 

以前にも、何度か触れたことだが、
我が家では、非常にいただきものが多い。

 

今年のゴンザ職場忘年会は
某元横綱経営の『ちゃんこダイニング』でした。
予約時間に行くも、少々待たされましたが.....
「お詫びに」と、手前にあるこの焼酎を持ってきてくれて、
(別に文句を言ったわけではありません)
「おお、いい店だ~」と(笑)
後に写る同僚Aは、酒より愛娘にでれでれ。

 

それは、ひとつはゴンザの商売柄、というのもあるのだが.....

やはり一番には、『皆様のご好意があってこそ』で、
これには本当にありがたいことと、いつも感謝している。

 

コースのはじめは、
左から、塩辛・チーズ豆腐・松前漬。

 

美味しいものに、お酒に果物、お花、スウィーツ。

皆さんがご好意から、また、ゴンザの人柄、体格柄(笑)から、
贈ってくださるものは、日々、写真となってこのblogを飾り......

もはや、このblogは、精神的にも物質的にも、
皆様のご好意で成り立っていると、
そう断言せずにはいられない。

 

大皿に盛られたサラダと、お刺身。
(これで確か5人分)

 

......が。

実はここにきて、私は少し困っているのだ。

いや。

正確には、『喜びながら困っている』と言ったほうがいいのだが......

ゴンザがダイエット中であるがために、
私の身には今、ちょっとした変化が表れ始めているのだ。

 

揚げ物三種。
そして、ちゃんこ鍋、仕上げに雑炊。

 

と、いうのも、体のために、
『休日だけしか、甘い物を食べない』と、ゴンザが決意したもので、
自然に日持ちのしないものは私のお腹におさまることになる、と。

 

そしてこちらのお店、なんとキッズプレートが無料です!
Aの娘は、おにぎりをほおばった瞬間「しょっぱい!」と叫びましたが(笑)
ご飯とまぶしてあるのをまぜまぜしてあげたら、
「美味しい」と言っておりましたので、お店の方、心配しないで下さい(笑)
ちなみに.....母親にトイレに行こうと促されたAの娘。
子供にありがちに「行かない!」と、ぐずったのですが、
最終的には「erimaちゃんとなら行く!」と.....
ゴンザはやけに私に『握り』たがり、Aの娘も私を選び.....
何か?やっぱり私は『催す顔』なのか!?(爆)
握りについてご存じない、または握られたい人はこちらをクリック

 

で、これが食べるときには「独り占め~♪」の喜びを味わえる代わりに、
余分な肉をも、私は、身に独り占めすることになったわけで(笑)

ゴンザが痩せるたび、私が太る......

そんな事態が発生中。

 

ゴンザが女友達からいただいてきた、こちら、
『世界チャンピオンの店』として売り出す『皇朝』のマンゴープリンは
生クリームが入って、こっくりしっかり、今どきのお味~。
杏仁はまだ食べてないけど、こちらも生クリーム入り。
Iさん、ありがとうございます~♪

 

まあ、片方が減れば、片方が増える。

これは計算としては正しいのだろうが、
やっぱり。

果たしてこれをバランスと呼んでいいものか......
悩む。

激しく悩む。

ああ、私って幸せ(笑)

皆さん、いつもありがとう!

 

こちら、『ピエール・エルメ』のクリスマス限定マカロンは、
ゴンザ友人M君とその彼女Tちゃんが贈って下さったもの。
私の好みを知ってて贈ってくれたのね。
M君、Tちゃん、本当にありがとう~♪
いつもblogも読んでくれてうれしいです!

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その裏にあるもの。

2008年12月27日 06時45分00秒 | つぶやき

人は見た目で判断されると書いたのは、昨日のことだが。

今日はまた違った意味で、人を見た目で判断するのは危険だと、
そういいたかった。

つい先日、亡くなった状態で発見されたタレントさんが、
死後一週間も経なければ、そこに至らなかったことが、
とても切なくて。

 

さみしいときって、街が華やかであればあるほど、
余計にさみしくなったりするものですね。
周囲が親身になってくれればくれるほど、
逆に苦しくなって、追い詰められてしまったり.....
昔、私が苦しかったとき、救ってくれたのは、タクシーの運転手さんでした。
お天気の話をされて、「ああ、当然だけど、この人は私のこと何も知らない」と
ホッとして.....「こういうなんでもない会話っていいなぁ。こうして世の中進んでく」と。

 

死因は未特定なので、それについてはなんとも言えないが、
ただ、何が原因であっても、「いつも元気で笑っていた」人だからこそ、
孤独であるのだと.......

無理をしてしまうのだと。

誰かが気づいていればなぁと。

人間には、気の乗らないとき、元気のないとき、
無性にさみしいときがあるもので、
それは、どんなに元気に見える人にもあることなのだ、と。

いや。

むしろ、人間であるなら、『いつも元気で笑っている』ことは、
絶対に不自然と、よく考えればわかるはずだ。

自分に照らし合わせてみれば、誰の身にも、覚えはあるはずだから。

 

そして、賑やかとはいいますが、やはり不景気の波はこちらにも。
昨年の半分ほどになった、ドッグヤードガーデン前の、
クリスマスイルミネーション。
エコのためと考えれば、それはいいことだけどね。

ほら、角度が少し違うけど、こちらが昨年の様子。

 

いつも元気で笑顔でいるのは、
他人に気を遣わせまいと、
自分の弱みを見せまいと、
そう振舞っているだけの、孤独の裏返し。

だいたい、考えてみれば、本人にその気はなくとも、
「私って人見知りで.....」なんて、小さな声で言ってる人間のほうが図々しいと、
私などは思うのだ。

「それはなにかい?
 『私は人見知りで話が出来ないので、あなたのほうで話題を提供して下さい』と、
 そういうことなのか?」........と。

『私って傷つきやすいんです』とか言ってるヤツも。

「『だから気を使って下さい』と、暗にほのめかしているのか?」と。

(繰り返すが、言ってる本人にその気がなくとも、
 過剰に周囲に対し気を遣う人間には、そういう意味に聞こえるはずだ)

人は皆、孤独で傷つきやすいものだ。

 

強く見える人ほど弱い。
弱く見える人ほど、強い。
雑踏の中にも、それぞれ、別々の孤独がある。

 

だから、あまりに元気で笑顔でいるのも、
あまりに陰にこもるのも、
危険なのではないかと思うのだ。

自己の特別視は、もはや人間の習性だろうが.......
それでも行き過ぎれば、それは危険すぎる。

私の父も、外では陽気な人だった。

人並みはずれた陽気さは、コンプレックスと孤独と、
人の波間でどう振舞えばよいかわからない、焦り。

そして、誰かが救おうと思っても、
なかなか救えないのが孤独というものなのだろう。

だからこそ。
切ない。

 

たった一頭のトナカイさん。
空を見上げて何思う?

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王子とこじき。

2008年12月26日 06時40分00秒 | ぶ~すか言ってやる!

クリスマスが来ると、各地から恋人達が殺到し、大混雑のみなとみらい。
しかし、最近出来たこの新しい道は、イブイブでもまだ静かでした。

 

【人は見た目で判断される】

それを、若い頃とは違う角度で実感したのは収穫だった。

人には多様な面があるが、たった服装ひとつのことで、
相手を見下したり、へつらったりする者もいるのだと。

 

皆様、どんなクリスマスを過ごされましたか?
遅ればせながらerima&ゴンザよりメリークリスマス!
サンタさんはやってきましたか~?(笑)

コーヒーを買うことひとつでも。

服装を整え、化粧をすれば、
注文は丁寧に繰り返され、
「○○でよろしいでしょうか?」

しかし、部屋着で素顔に帽子なら、
『なにぐずぐずしてるんだよ、このばばあ』といった態度をありあり滲ませ、
「○○でよろしいですね!?」

驚くほどにつっけんどん。

 

私はイブをこんな風に穏やかに過ごしました。
ちくちくのお供は、賑やかなTVからの声。

きっと相手は、昨日来た女と、今日来たまるで見た目の違う女が、
実は同じ客なのだとは、思いもしないだろう。

そして、きちんとした服装をしている客にだけ、手を抜かずに仕事をすれば、
それで問題ないと思っている。

......目の前の女に、自分の豹変ぶりを、
面白がられているのも気づかずに。

 

そして今年はケーキも手作りしました.....ブサイクですが(笑)
ゴンザダイエット中のため、バターを使わず済むよう、シフォンを焼いて。
クリームを塗るのに大苦戦したあとは(笑)
胡桃を刻んでちょっとまぶして、まだ少しさみしかったので、
家にあったチョコをゴソゴソ漁って適当に組み立て、小屋を作りました。

 

最近、多くの店でこんな体験をよくする。

着飾り出かけていた頃は、知らなかったこと。
若さと遠ざかるにつれ、よく見えるこれらのこと。

......人を見下したがる者の、どれほど多いことか。

判断するのはお互いさまの、同じ権利があるのも忘れて。

 

目覚めたら枕元に......「あっ♪サンタさんだ~!」

「あっ、しかも中身は『ちっちゃバッグ』~♪」
(私はちっちゃいバッグフェチ)
でも、誕生日だけでも申し訳なかったのに......
「ゴンザ、ありがとう.....」「俺じゃないよ、サンタさんだよ」

 

おしゃれな店に勤めているから、
大手企業に勤めているから、
相手を値踏みしても良いと?

チンケな価値観が、大手を振ってまかり通る。

『王子とこじき』が見たものを、彼らは知らない。

自分がじっと、見られていたことも。

 

ゴンザの元にもサンタさんが。
「あっ、サンタさんだ~♪」
(ゴンザは時計フェチ)
ちなみに、我々はブランドにはこだわらず、
ただ、気に入ったものを持つ(贈る)主義です。

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