夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 8月24日(木)「年功序列型賃金と終身雇用(2)」

2017年08月24日 20時03分31秒 | 「政治・経済」
以下ツイッターから
同一労働同一賃金とは、30代、40代・・・と、同じ世代(同じ生活)ならば同じ仕事すれば一定程度同じ額の賃金が保証をされることなんです。年功序列型賃金が基礎にならなければ労働力の再生産ができなくなります。この年公序列型賃金を維持するには、わかりやすいのが終身雇用です。
もちろん年功序列型賃金や終身雇用制が完ぺきな賃金体系や雇用条件かといえばそうではないでしょう。しかし年功序列や終身雇用が悪いという論拠もそうはありません。終身雇用でなぜ悪いのかの労働者の立場から見たらどうでしょうか?
確かに転職をすれば賃金が下がってしまいます。しかし今の時代も転職で賃金が高くなるというケースが多いのでしょうか?スキルアップで高収入を認められる人というのはそうは多くない。要するに、全体的な賃金の底上げと転職したくなるような労働条件を改善することが大切なわけです。
年功序列型賃金あるいは終身雇用で、ある年齢(一つの生活条件)になれば結婚をし子供がほしいという労働者はそれが実現し、30代後半ぐらいには自分の家を持つ。子供の成長に合わせて賃上げでどうにか節約をすれば大学にも行かせてあげられる。老後は年金と退職金そして簡単なバイトぐらいで生活が。
今はこの生活設計すらままならなくなっている人たちが増えているのではないでしょうか。正社員になることすら難しくなっていて低賃金は固定化をされてしまっています。
労働力の再生産は、最低限としては寝て食えればいいという非近代的労働者に現れます。しかし一方では社会の富としては豊富な生活用品とサービスが存在する。労働者はこの豊かさを消費することが労働力の再生産なのです。賃金額はこの消費を行える額でなければならない。最低限では消費矛盾が起きる。
社会の富が豊かに生産される社会においてはそれを消費する一般大衆が十分な労働力の再生産を行える条件です。資本主義といえども労働の生産性はここまで発展をしているのです。この段階の資本主義経済は、消費できる賃金体系と労働時間の短縮を法則として求めているのです。強欲資本主義は法則に反する

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