夢子のひぐらし日記

心にとまったシーン、季節の花々や風景などデジカメ写真を交えて綴ります。

(写真の無断転用を禁じます)

桧枝岐村(ひのえまたむら)

2017年06月29日 | 梅雨の彩り

多忙のため、アップが遅れてしまったが…

鎌倉を楽しんだ前日の22日は、南会津郡桧枝岐村にいた

福島県側から尾瀬に向かう玄関口である



最初の写真は、桧枝岐村小学校全校生徒の合唱練習風景

後ろに見えるのは、有名な桧枝岐歌舞伎の舞台

息子が私の写真を褒めることなど、滅多にないのに…

この写真だけは、『いい写真だね!』と褒めてくれた



鎮守の森にあるこの舞台は、宵闇迫る頃、観光客・村民がいそいそと観劇に集まってくる(年3回)

先人たちの唯一の娯楽であったのだろう

270年も前から親から子へと受け継がれた伝統芸能だ(国指定 重要有形民俗文化財に指定)

一度、観劇を楽しんだことがあるが、すっぽりと幽玄の世界に引き込まれてしまう

また、見たいなあ…



桧枝岐村は、福島県人でないとなかなか読めない難読地名かも知れない

平家落人伝説が残る特別豪雪地帯(豪雪地帯よりも住民の生活に著しい支障が生じる地域)

日本一人口密度の低い市町村でもある…人口607人(2015年10月の人口)

羨ましいのは、全家庭に温泉が給湯されていること

それから、びっくりするのは、誰もが京言葉にも似た美しい日本語を話すこと

私は、そんな桧枝岐村が大好き





↑石段は、歌舞伎の観客席になる





↑オサバ草








↑オサバ草の葉




↑帝釈山 1790m