原題:ANGELS & DEMONS
公開:2009/05/15
製作国:アメリカ
上映時間:154分
鑑賞日:2009/05/15
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・コス、アーミン・ミューラー=スタール
ガリレオの暗号が、ヴァチカンを追いつめる。
+あらすじ+
宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、ヴァチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。(シネマトゥデイより)
ダン・ブラウン原作の『ダ・ヴィンチ・コード』に続く第2弾でございます。
前作観てなくても、内容忘れても、おさらいしなくてもOKでした。
前作はイマヒトツだったのか内容をすっかり忘れております。しかし、こちらは前作よりずっと面白かったです。154分を感じさせずに一気に突っ走っちゃったという感じでした。またねぇ音楽が展開のスピード感を煽るんですよ。
しかも、あれこれ考えるヒマなく展開されていくのでツッコミする時間もない(笑。ジュネーブのセルン(素粒子研究所)から盗まれた反物質が、刻々と迫るタイムリミット付きなもんで結構忙しい。
前作はダ・ヴィンチの暗号、今回はガリレオの暗号・・・でも懇意は変に意識させられなかったのは良かったです。秘密結社と聞くとワクワクしますね。
イルミナティvsロバート・ラングドン!
そして宗教vs科学!
謎解きは勝手にラングドンさんがやってくれるので有り難い。楽ちんっっ!
どんな謎もラングドンさんにかかったら一瞬で解いてくれる。ハイ次ハイ次、段取りも良い。いや良すぎっ。考えながら観たい方には物足りないかもしれませんが、頭を使うとフリーズしてしまう私なのでへぇ~へぇ~と思いながら観てましたよ。
実は観る前に原作を読んでないとついていくのが大変との感想をチラッと読んだので、だったら平日なので時間の都合もあるし吹き替えで観てしまえ!と思い吹き替え版にしたんです。
それがかえってよかったのかわかりやすかったのか、すんなりお話に入れたし声優さんもベテラン揃いだし、ローマの街などの背景も楽しめたしで視界が広がって観られました。いつも吹替版で文句を言うのは経験もない芸人などを使ってるからなんですがね!でも基本字幕です←ココ強調
ただユアンの声が聞けなかったのとちょっとイメージしてた声じゃなかったくらいでしょうか。そういえば衛兵隊隊長のリヒターの声は村井国夫さんだったのはうれしいです。インディ♪
教皇選挙(コンクラーベ)をずっと、根競べと思ってた私、、、
吹き替えだったので字幕が出ないので、頭の中で根競べに変換されてました。だって関係者の方々は引きこもりしてるわけですし。密室の根競べの勝者がローマ教皇になるもんだと・・・とそこまでは思ってなかったですがね、、、
そして、司祭のカメルレンゴは、カメル連合と変換されいた。どんな連合なんだ。
そんなカメルレンゴを演じたユアン・マクレガー良かったわぁ。途中からトム・ハンクスの存在が薄くなってしまいましたもん。いつもキッチリの髪型がこれまた司祭姿が似合っていて、最初は胡散臭そうと思いつつも、やはりいい人なんだと思わされました。
でも、てっきりヘリのシーンでさよなら~かと思ってました、、、
その後のどんでん返しにはビックリさ。
ユアンなだけに何度フォースを使え!とか思ってた私、、、。ちょいSWっぽい展開にニヤついておりました。
前回ラングドンさんがいまひとつだったのに対し、今回はローマを走り回って大活躍で良かったです。名前忘れましたが、書庫で一緒に閉じこめられたニイチャンが結構印象に残りましたね。見た目が悪役のスパイっぽくて気になってたんです(笑。実は真面目でいいやつ。
お話とは別に、ローマ教皇の死去の際に行われる儀式や、次の教皇の選出などなど興味深い内容もあってとても楽しめました。でも、冒頭のシーンではヨハネ・パウロ2世をちょっと思い出してしんみりしちゃいました。こんなこと言っちゃ失礼だけど、かわいいおじいちゃんで好きだったな。
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