2011/05/07公開 日本 126分
監督:片山修
出演:小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、宇梶剛士、光石研、中越典子、市毛良枝、渡部篤郎
生きる。
標高3,190m 気温-25℃
命は、命でしか救えない。
世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩は、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守ってきた。春、長野県警山岳救助隊に配属された椎名久美は三歩の指導のもと成長していくが、実際の現場では遭難者を救うことができず自信を失っていた。そんなある日、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生し、久美は仲間と共に救助に向かうが...。
石塚真一原作の人気コミック「岳 -ガク-」の実写映画化。山岳救助ボランティアの活躍を描いたお話。原作は未読です。
全く山登りには興味がないんですが救助ものが好きなんで観てきました。やっぱり山は見るのがいい(笑)。山の景色の素晴らしさ半分と、山の厳しさ半分でできた作品ですね。高所恐怖症なもんで空撮シーンは足がガクガクしてましたわ。
小栗旬クンがとっても爽やかさんでした。ちょっとオーバーリアクションすぎるけれども(笑)。本人、高所恐怖症なのに氷壁登りや懸垂下降をしたという役者根性はさすがですね。たまに見える腕や上半身もガッチリしていて三歩役がとっても似合っていてカッコ良かった。
実際に標高3000メートルクラスの日本アルプスの雪山ロケをしたというだけあってとてもリアル感ありありでしたね。本当に美しい景色、山が迫ってくる感じは堪能しました。でも、冬の山は恐ろしや~あのブリザード、見てるこっちも寒くなってしまった。
『海猿』もそうだけど、自分の命の危険と隣り合わせのお仕事。本当ならばこの人たちのお仕事がないほうがいいんだけど、毎年遭難のニュースは絶えないですね。この作品を通して、登山の面白さと厳しさを改めて知りました。
山で滑落して亡くなった方の処理の仕方...初めて知りました。あまりにも残酷だけど仕方がないことなんですね。生きて帰れても足を挟まれて切断しなきゃ助からない状況になったり、本当に山は少しでも気を許したらアウトの世界なんですね。このへんも山の厳しさをしっかりと描かれていたのは良かったと思います。
これ原作付きだから仕方ないんでしょうけど、椎名久美の存在がちょっといまひとつでした。体格からしてあまり救助隊員らしくなかったし、最初は自分勝手でイラっとしました。まぁ三歩の活躍のほかに久美の成長物語でもあるから仕方ないんだろうけど。できたら体力も存分に使うところで男たちの活躍で観たかったかなー。別に長澤まさみちゃんがイヤなわけじゃないけどね...だけどちょっと気になったのは彼女のアゴのライン...。
山で捨ててはいけないもの...
“ゴミと命”
...はとても印象に残る言葉でした。
昔、茶臼岳(夏だけど)に登って過呼吸状態になってひどい目にあった...。
いくら小栗くんが“またおいでよ”と言ってもご遠慮しますわ、、、
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だって頂上に辿り着いた時の達成感や爽快感より、登るキツさのほうが遥かに上なんだもの。基本楽な方にしか流れるつもりないので(爆)
確かにクサイんだけど、まあ原作があんなセリフなんで仕方ないかなぁって所です。むしろ小栗君だから「爽やかな笑顔じゃのぉ」って観ていられた感じかなぁ。(笑)
長澤まさみちゃんは最近言い演技するようになってきたと思います。ちょっとぽちゃっとしたかなって思うけど、その辺も含めて吹っ切れた感じがするなって。
どうみても小娘が働く職場じゃないし。
私も小栗旬に“またおいでよ”といわれても
行かないな~~
山登りは苦しいよね(苦笑
「そこに山があるからさ」
「何故、山に登らないの?」
「半径10メートル以内に山がないからさ」
岳と関係ないじゃん。という訳で私も山には登りません。
登るキツさは半端ないですもんね。
原作ファンにも評判良いみたいですね。
小栗くんはほんとさわやかでしたわ。
まさみちゃんはぽちゃっとしてましたよね。
えふさんの山登りはダメですか~仲間だ(笑)
あっても私は見てるダケ(岳)。
ふじきさんもか~
それはともかく、山の遭難でヘリを飛ばすなどの捜索費用は個人に請求がくるって話を聞いてます。どこまでかは知りませんが。
亡くなって嘆いているそばで請求書。
そうした現実も真実ならば加えてほしかったかなぁと。
「ヘリじゃないの?」なんていうおバカな登山者の意識改革のためにもねw
捜索費用はものすごい請求がくるみたいですね。
確かにに現実のものとしてそういうシーンも加えて欲しかったですね。
ヘリはタダじゃないですもんねぇ。
でも大阪の天保山なら誰でもカンタンに登れますから、是非関西にお越しの際は一度天保山の標高を調べてから登ってみてください。
そこには三歩さんみたいな人は絶対にいないのが残念ではありますが。
関西に行った時には考えます(笑)