ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

【Welcome to yoshy's Garage ♪】

【TOURING-2023年北海道ツーリング~ Another Story♬ ~】

2023-08-21 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年の夏、
北海道ツーリングの
旅の記録は、
達成編にて終幕したが...
旅の余韻ともいうべき
ー Another Story ー
をお伝えすることにスル♬

北海道土産の紹介♬
【旅の絵葉書(その1)】
阿寒ユーカラ"ロストカムイ"を
鑑賞する為に訪れた阿寒アイヌコタン、
"木になる店/サンラマント"さんにて
購入した絵葉書♬
今みたいに手軽に撮影できる、
デジカメやスマホが無かった時代は、
旅先より家族や自分に宛て、
絵葉書を認(したた)めたものだ...。
帰宅後には、
旅先からの絵葉書と日付の入った消印が
その旅の良い思い出となったものダ。
今でも私は絵葉書が好きダ♬

【阿寒アイヌコタン/木彫り人形】
阿寒アイヌコタンの土産店
"木になる店/サンラマント"さんの
オリジナル木彫り人形、
森の小人"ニングル"♬
※他の店には置いていない。
この木彫り人形の良いところは、
ニングルの角度を変えて置ける様に
底面に角度がつけられていることダ。
私は、寄り添う様に置いてみた♬ルン
※手彫りの工芸品なので、
全く同じものは存在しない。
気に入った"ニングル"を
じっくり選び連れて帰ろう!

【蝦夷みくじ】
北海道各地の神社でいただける蝦夷みくじ。
最初は7種類であったが、
2012年には12種類。
2022年には14種類。
2023年には更に増えて15種類となった。
神社参拝(安全祈願)の記念としても
意匠性も楽しめる"蝦夷みくじ"。
雨天時の"旅のレシピ"に加えてみるのも
良いだろう♬
ーいただいた蝦夷みくじ
蟹みくじー北門神社(稚内市)
鮭みくじー帯廣神社(帯広市)
シマエナガみくじー帯廣神社(帯広市)
※全種"Complete"なんてのも
"霊験あらたか"であろう。

【旅の絵葉書(その2)】
6月中旬から7月上旬にかけて
積丹半島周辺は"エゾカンゾウ"が
咲き乱れるのだそう。
シャコタンブルーの海と
エゾカンゾウの黄色い花の
美しいコントラストを
絵葉書で楽しみたく購入シタ♬
いつかはこの景色を見てみたいとも思うが
...どうだろうか(笑)


【ホクレン/オリジナルフラッグ】
ー ホクレンSSライダーキャンペーン
ホクレンフラッグ...
と言えば、
北海道ツーリングをされた経験のある方には
"お馴染み"のあの旗♬
道内をエリア分け(4地域分け)し、
協賛している
"ホクレンSS(ガソリンスタンド)"にて
期間中に給油をすると、
フラッグとステッカーが購入できるという
キャンペーン企画である。
後日、スペシャルフラッグ等があたる
抽選イベントもあるので、
北海道ツーリングされる方は、
ホクレンHPは要チェックだ!
今回も全4地域のフラッグ"Complete"♬
※スペシャルフラッグはアタルだろうか...。

※北海道での農業協同組合(JA)のグループである。
地域のJAを通じて
生産者への営農活動支援を根幹としているほか、
生産現場に不可欠な資材やエネルギー供給、
技術面や情報面でのバックアップなど、
農産物・畜産物を
安定的に生産するためのサポートを行っている。
ー Wikipediaより
過去のフラッグと一緒に
ガレージの天井に貼付け掲げてみた♬

【交通安全啓発フラッグ】
美幌峠にて、
道警と市町村とが合同で
"安全運転啓発活動"を
実施されていたので、
安全運転フラッグをいただいた。
北海道は毎年夏場に
交通(死亡)事故が多発する傾向にある。
不幸にも内地(本州)からツーリングに訪れた
ライダーが事故に見舞われるというケースが
多く発生するというのは、
私が初めて渡道した30年以上前から
変らないようである。
北海道に限らず、
安全運転に留意(りゅうい)することは
当然のことながら、
常に危険予知(予測)にアンテナを張るとともに、
都道府県によって"交通の流れ"そのものに、
その地域独特の差異(癖)があるということを
肝に銘じておくことが大切ダ。
どの様な旅(ツーリング)であれ
"無事に帰ってこそ"
だということを片時も忘れてはならない。
しかしながら、
どれだけ用心し注意を払えども、
一度公道へと足を踏み入れた瞬間から、
事故に見舞われるリスクは、
誰にでも容赦なく襲いかかってくるものなのだから、
後は"運を天に任せる"しか手立てはない...。
これも交通社会の悲しい掟ダ。

【土産品の展示】
階段ホールの梁と梁の間に
土産品を展示してみた♬

【2023年北海道ツーリング総括】
2023年の北海道ツーリングは、
とにかく悪天候続きであった。
往復のフェリー乗船時間を除き、
実質道内滞在7日間中、
前半連続5日間が
合羽を着込んでの走行であった。
※雨天走行に苦手意識は皆無だが、
好き好んで走ることはしない(笑)

旅の記録(ブログ記事)には
特に記載はしなかったが、
駆動部分の注油以外にも、
車輌に対して、
それ相応の対応・対策を施しながらの
毎日となっていたのが現状でる。
"CUSTOMIZE(Modify)"された車輌は、
メーカー純正部品以外の
パーツを多用し構成されているので、
耐久性や防水性という部分では
信頼性を欠くことがあるので、
神経を使いながらの旅であった。

当然のことながら、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の
疲労は相当なものであったろうし、
連続5日間、
繰り返される雨中長距離移動を
ノントラブルで走り切れたことに
安堵したのも事実ダ。

2023年の北海道を総括するに、
悪天候に悩まされながらも、
達成目標と掲げた
やり残し(取りこぼし)を
全て"Complete"すること叶い、
満足できるものであったと言えよう♬

【旅の終わりに...。】
2023年の北海道ツーリング、
総走行距離/3,432kmを
ノントラブルで走破した、
愛車Kawaski/ZRX1100ーC2
を感謝の思いを込めながら"洗ウ♬"

Kawasaki/ZRX1100ーC2の"泥まぶし"!
画像ではそれほどでもなく感じられるが、
汚れは間違いなく
"過去イチ"クラスだ(笑)



泥を含んだ雨水を
容赦なくタイヤが巻き上げ、
テールカウル上面まで
泥水が上がり乾いている(汗)
※リアフェンダーレス化はしていない。

Fフェンダー上に浮き出た"風紋"は、
激闘の記憶を雄弁に語る。
雨天走行続きだからこそ
模られた旅の痕跡ダ。
走行風が綺麗に
ラヂエターとオイルクーラーに
導かれている様子を視覚的に確認できる♬
...って少しも嬉しくはない(笑)

TMRCarburetorへと繋がる
スピゴット上面で、
昆虫が羽化した様ダ(汗)
ー OH!KAMUY ー

日頃は、
この様な方法で洗車はしないが
...致し方ない。
高圧洗浄機で
腰下の泥を落と(飛ば)ス。


洗浄水(水滴)を"エアーブロー"で飛ばし、
各部の点検(チェック)をしながら
外装を取り外せば下準備完了♬
...ここまでは
洗車ではなく"下準備"ダ(笑)
後はただひたすら、
黙々と清掃に全集中スル。
ミラー上端から
外装・配線1本々に至るまで
満遍なく拭上げるノダ♬

エンジンオイルは、
北海道ツーリングだけで
"1発終了"(交換)。
雨天続きで"熱量も小さく"、
ストップ&ゴーも少ない
連続移動の繰り返しなので、
想像よりも廃油の状態は良かった。
ツーリングや車体にとっては悪条件でも、
エンジン本体には好条件であった様ダ。
この矛盾が実に面白い(笑)

マフラー(排気管と消音器)の汚れは、
酷いことになっていたので、
時間と労力を惜しまず、
徹底的に美しくなるまで磨きあげル♬

ジョイントスプリングも
1本々振動(共振)防止チューブから取り出し、
丹念に洗浄&注油♬






トータルタイム/16時間の
(オイル交換時間含まず)
大掃除終了♬
細かな傷は"旅の勲章"
...だとして、
旅立ちの時よりも
美しく仕上がったと思う♬






オートバイは"道具"。
使えば汚れるし故障もする。
しかしその都度、
"手入れ"や"手直し"
"修理・修正"を繰り返しながら
長年に渡って使い込むことで、
漸(ようや)く己の手に馴染んだ
"自分ノ道具"
と呼べる物になってゆくものだ。
これが、
道具としての
適正な扱い方なのだと私は信じ
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と
25年以上も向き合い続けている♪
また一方で、
"道具"は掛け替えのない相棒にも成り得るし、
私をツーリングへと駆り立ててくれる
ー KAMUY ーでもあるノダ♬

新型コロナウイルス感染症の
感染症法上の位置づけが
"5類感染症"に変更となった
ー はじめての夏 ー
失った何かを取り戻すかの如く、
多くのライダーが北の大地を目指シタ(ス)。
2023年の夏、
道内ですれ違う
多くのライダー達と交わした"ヤエー"は、
これまでの日々を耐え続けた人々の
"エール(励まし・応援)"の
交換の様に感じられたものだ♬

あの時...
多くの人々は、
日常にアタリマエの様に
存在していた"自由"という概念は、
ナニカのバランス(均衡・調和)が崩れた瞬間に、
容易く奪われてしまうのだ
という現実に驚愕シ、
手の中にある"自由"が
いかに危うい"幻想(夢幻)"であったかを
知ったハズダ。

人生はいつ終わるとも知れぬ
ただ一度限りの夢物語。
限りある人生を、
後悔せぬ様に、
迷うこと無く一心不乱に
"走り切ろう"
どれだけ願ったとて
時間(トキ)は待ってなどクレヌ。

あの満たされない日々を乗り越えシ
多くの仲間(ライダー)達に
この曲を捧ぐ...。
『I'm a mess』 acoustic ver. 優里×Hiro【MY FIRST STORY】

少々暗い総括となってしまったので、
夏はフェス♬
...ダロということで、
同曲のライブ(Japan JUM)版も捧ぐ♬
暑い夏を熱い想いで走り切れ!
Jump!Jump!Jump!
MY FIRST STORY I'm a mess JAPAN JAM


さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬

【関連記事】
【TOURING-2023年北海道ツーリング~準備編~】<2023.7.5更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~準備編その2~】<2023.7.9更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~出発のトキ~】<2023.7.12更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 上陸編♬ ~】<2023.7.30 更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 北の歴史編♬ ~】<2023.8.4更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 試されるトキ編♬ ~】<2023.8.8更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 美幌峠編♬ ~】<2023.8.11更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 達成編♬ ~】<2023.8.16更新>

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


ヨッシーは走ることで日本を応援しています




コメント (2)
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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 達成編♬ ~】

2023-08-16 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年夏
7月13日(木)~22日(土)の10日間
北海道を巡って来タ♬
今回は"達成編"と題し
7月21日(金)~22日(土)までを
記録スル。

2012年(前回)の渡道は、
それまでの北海道ツーリングの
"総括"と位置づけたものであった...。
北海道ツーリングの締め括りとして選んだ
"利尻島""礼文島"への上陸は
叶ったものの、
北の大地に
やり残し(取りこぼし)た思いが
心の中に燻っていたのも事実。
今回はそのやり残し(取りこぼし)を
埋めることを中心に据え
- Encounter with the KAMUY -
を旅のテーマに、
再び北の大地へと足を向けた♬
※カムイ
カムイ(アイヌ語ラテン翻字: kamuy)は、
アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。
日本語での地名表記などにおいては、
漢字を当て「神威」「神居」としばしば表記される。

瞬く間に北海道滞在最終日。
フェリー埠頭に到着するその時マデ...
達成目標の"Complete"を目指し、
"北海道を遊び尽くす♬"
その思いで紡ぎ出した、
"旅のレシピ"はコレだ!
これにて
旅の記録も終幕ダ。

7月21日(金)am5:30ー
カーテンを開け放つと
"青空"広がる!
...やはり
青空は心地のよいものダ♬
ニセコより
国道393号線(メープル街道393)を
小樽方面へと向かう♪
【道の駅あかいがわ】ー休憩♬

【毛無山展望所】
小樽市方面と石狩湾の眺望を
楽しめる展望所ダ♬




混み合う小樽市内をスルーする為、
国道より道道956号線へ流れ、
札樽自動車道を銭函ICまで使い、
国道231号線(日本海オロロンライン)を
石狩湾をなぞりつつ北上♬
【道の駅 石狩「あいろーど厚田」】ー休憩♬
生産者直売コーナーには、
福田産の
"枝付きの枝豆"が売られていた♪
以前に仲間達といった
"丹波篠山黒豆"収穫を思い出し、
"ホッコリ"とした気持ち味わう♬


日本海オロロンラインから
国道451号線に入り、
深川市方面へと向かい
"とある場所"に
愛車Kawasaki/ZRX1100ーを止めた。
...この画像だけで分かった方は、
かなりのマニアだ(笑)

【動物飛び出し注意標識】
正式名称は、
「動物が飛び出すおそれあり」の警戒標識といい、
日本全国で160種類以上ある様ダ。
この標識、
"黃色地に黒鹿"の図柄のものが標準形で、
シカ以外の動物が飛び出すおそれがある場合には、
適宜、当該動物の形状を表す記号を表示する
と決められている。
ー  道路標識、区画線及び道路標示に関する命令より
【珍しい動物飛び出し警戒標識】
道内を走行していると、
様々な"動物飛び出し警戒標識"を
見掛けることだろう、
されどこの図柄の警戒標識だけは、
深川市付近にほんの数枚しか存在しないという
珍しい警戒標識なのだ(笑)
【赤いきつねと緑のたぬき/標識】
マルちゃんでお馴染み東洋水産(株)から
販売されている同名の商品とは...
全く関係はない(笑)

晴れたのを良いことに、
たった1枚の標識を撮影する為ダケに、
ニセコから160kmの距離を
走ってきたというわけだ(笑)
心の欲するままに走るのも
旅ツーリングの楽しみ方であろう♬

映画"幸福の黄色いハンカチ"に
武田鉄矢さんも
出演していたということ繫がりダケで(笑)
標識とは全く関係ないがCMをリンク。
数あるCMの中から
どこか北海道らしい雰囲気のものを選んでみた♬
マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬきCM/武田鉄矢・濱田岳編

国道451号線より道道28号線に入り、
当別(とうべつ)町方面へ南下し、
"当別ふくろう湖"を越えた辺りに...。
【NO SOFT NO LIFE】
2022年は4月16日OPEN!
2020年に当別町弁華別にOPENした
テイクアウトのソフトクリーム店。
ソフトクリームミックスには
道東べつかい町の牛乳を使い、
牛乳のコクがありながら
後味さっぱりとした美味しさです。
牛乳シェイクも絶品。
ドリンクのコーヒーには
札幌の"REFINED COFFEE"の自家焙煎豆を使用。
特に自家製コーヒー氷を使った
水出しアイスコーヒーは
氷が解けても味が薄くならずお持ち帰りに最適。
数量限定"あいの里pico ricciさん"の
NYスタイルのベーグルも楽しめる。
ー NO SOFT NO LIFE HPより




店内には、
オリジナル商品が並ぶ♬


誇らしげに旅の記録も
掲げられていた♬

店内のメニュー表は、
アイスの棒を型どった
洒落たものだ♬

注文したのはもちろん...
ソフトクリーム♬
(コーンレギュラー)
サクッとしたコーンに、
濃厚で滑らかなクリームが
口あたり良く美味い♬ルン

店舗前の
HONDA"SuperCub"に貼られた
"NISSIN カップヌードル"の上蓋で、
洒落のきいた
Ownerであることが見え隠れスル(笑)

当別町より札幌市内へと向かう♪
晴天で気温も気持ちも上がったので、
冷たいものW(連発)も良いダロウ♬
【モリモリエンヂニアリング】
店名から想像すると、
オートバイショップの様だが、
札幌市内にあるカフェである。
現在は、
SNSで話題となっている、
テイクアウト専門の
"パフェ"屋さんとして営業している♬




オーナーとバイク談議をしている際に、
屋号について尋ねてみると、
以前にオートバイショップを
営みたいという夢を持っていたので、
"モリモリエンヂニアリング"
と名付けたとのこと♬
...なるほど疑問が解けた(笑)



注文したのは、
"モリモリシマエナガパフェ"
...実に映えるパフェだ♬ルン
マシュマロの
"シマエナガ"が愛らしい♬


追い注文で"串もの"も1本♬
その名も、
ぴよぴーーーよ(笑)
串に
ひよこマシュマロ(レモン味)に
鈴カステラが刺さっている♪

ツーリングの計画段階で、
道内をリサーチしている際に、
SNSで"映える"と話題をさらっていた
”NO SOFT NO LIFE"さんと
"モリモリエンヂニアリング"さん
の2大甘味を楽しんだ後は、
いよいよ
この旅(ロングツーリング)の
最終章を迎えル♬
【国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)】pm16:00ー
国立アイヌ民族博物館は
我が国に初めて誕生した、
アイヌ文化の展示や調査研究などに特化した
国立博物館です。
アイヌ民族の文化を復興し、
発展させるべく創設されました。
博物館を擁するウポポイ(民族共生象徴空間)は、
その基本構想にも書かれていますように、
「我が国の貴重な文化」である
アイヌ文化を復興・発展させるとともに、
先住民族の尊厳を尊重し、
「差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会」
を築いていくという
重要な意義を持つ国家プロジェクトです。
国立アイヌ民族博物館は
そのウポポイの中核施設として、
「先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、
国内外のアイヌの歴史・文化に関する
正しい認識と理解を促進するとともに、
新たなアイヌ文化の創造及び発展に寄与する」
という理念を掲げ、
アイヌ文化の展示、調査研究、
教育普及、人材育成、資料整備等に
取り組みます。
ー 国立アイヌ民族博物館HPより
※アイヌとは
アイヌ語で「人間」を意味する言葉。
もともとは「カムイ」
(自然界の全てのものに心があるという精神
に基づいて自然を指す呼称)に対する
概念としての「人間」という意味であった
とされている。
民族の呼称としても使われる。
※ウポポイとは
アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」
を意味する言葉。

【カンカン(kankan)】
カンカンとはアイヌ語で
腸に由来した言葉で
"曲がりくねった"という意味。
手つかずの自然をイメージした
曲がりくねった通路を抜け、
国立アイヌ民族博物館
ウポポイ(民族共生象徴空間)へと
足を踏み入れる♬
この日の開館時間はpm20:00マデ。
ゆっくりと時間を掛け、
アイヌ民族の文化や歴史に触れること叶う。



この施設は、
国立アイヌ民族博物館と
ウポポイ(民族共生象徴空間)の
2つのコンセプトで構成されている。
まずは、
ウポポイ(民族共生象徴空間)に向かう♬
【体験学習館別館2】
ウポポイ"フォトコンテスト2022"
の入選作品が紹介されていた。






【ウエカリ チセ(uekari cise)】
体験交流ホールでは、
北海道の自然を背景に、
各地で受け継がれてきた
歌や踊り、楽器の演奏など
様々な伝統芸能が演じられる。
アイヌ民族の
"シノッ(sinot)"ー伝承のかたちー
を観覧。
※事前に公演時間を確認して、
整理券をもらっておこう。



座席につき、
正面のガラス張りの
大窓の向こう側に目をやると、
ポロト湖越しに
"テエタ カネ アン コタン(伝統的コタン)"
が絵画の様に望むことができる、
とても印象的な円形劇場だ♬
(公演中の撮影は禁止)



アイヌ民族の伝統芸能を観覧した後は、
庭園を散策♪
幻想的な空間に、
美しい"純白の鹿"のオブジェが
忽然と現れ心奪われる♬



【ポン ト(pon to)】
"ポン ト"とは
アイヌ語で"小さな沼・湖"という意味。
沼の畔には美しい花も咲く♬


【ポロ ト"poro to"】
"ポロ ト"とは
アイヌ語で"大きい沼・湖"という意味。
ポロト湖は周囲4km、平均水深約8mの海跡湖で、
ウツナイ川へ流れ、
社台(しゃだい)川と合流して太平洋へと注ぐ。
周辺では季節を通じて
様々な野鳥をみることができる。
ー 案内看板より
※アイヌ語で、
ポン=小さな ポロ=大きな ト=湖
という意味。


ポロト湖畔には
2艘の”チプ(cip)"が置かれていた。
※アイヌ語で”丸木船”という意味。
チ=我ら プ=乗る物とされる。


川は”道”でありまた
”食料”を得る場所となる。
コタン(集落)は川や
川が繋がる湖沿いの
少し高台に造られていた。
ポロ ト湖畔の
伝統的コタン(集落)に足を運ぶ♬
...劇場の大窓から見えていたコタンだ。
【テエタ カネ アン コタン】
アイヌ民族の
伝統的な生活空間を
体感できるエリア。

【へペレッセッ(仔グマの檻)】
ヒグマの猟で捕獲された仔グマは、
コタン(集落)に連れて帰り飼育する。
チセ(家)内での飼育が難しくなると、
野外に”へペレッセッ”を建て大切に飼育された。
そして1~2年ほど後に、
その霊魂を
”カムイモリシ(カムイの世界)”へと送り返す、
”イヨマンテ(熊の霊送りの儀式)”が行われるのだ。

【ヌササン(祭壇)】
白老地方のヌササンは、
チセの上手の正面に配置され、
様々なカムイ(神々)に捧げた
イナウ(木幣)が立ち並ぶ。
今でも春と秋のコタンノミ(村の大祭)には、
真新しいイナウが捧げられ、
その前で
カムイノミ(カムイへの祈り)が行われている。

【シノッ チセ(sinot cise)】
アイヌ語で”遊びの家”という意味。
※アイヌ語で
シノッ=遊び
チ=私たち セッ=寝床という意味。
話す時にはチセ(家)となる。


【ポロ チセ(poro cise)】
湖の説明の際にも触れたが、
アイヌ語でポロは大きなという意味なので、
”大きな家”という意味となる。
ポロチセは通常コタンに1軒、
村長家族が住み、
儀式の際の集会場にも使われる
特別なチセである。
"ポロ チセ"に入って正面の窓は、
神様の通る場所として
外を覗いたり、
外から中を覗いたりはしない。


【アペ フチ カムイ(ape huti kamuy】
アペオイ(囲炉裏・炉)に住むカムイ。
日々の暮らしを見守る重要な神で、
儀式を行う時や狩猟に出掛ける際には、
最初にこの神に祈る場所とされる。
炉のうえには、
干した食料が吊されている。
囲炉裏の座る位置は
決められていて、
窓から正面にあたる場所は、
神様の通る場所として
誰も座ることはしない。


壁に飾ってある
幾何学文様のチタラペ(花ござ)は
儀式や酒宴に使う。
色つきの部分は
オヒョウの繊維を染めたもので、
黒色はクルミ、赤色はハンノキが染料となる。
床に敷いたり窓にかけたりする
無地の茣蓙(ござ)はトマ。
両方ともガマを編んでつくる。
チセの東隅に設けた
イヨイキリはイコロ(宝物)を置く場所。
和人との交易で得た漆器などが並んでいる。


”チェプケリ(cep keri)"と呼ばれる
鮭の皮でつくった靴。
※アイヌ語で
チェプケリ=神の魚という意味。

赤ん坊の
ゆりかごの様なものだろうか...。


"アツトゥシ(樹皮衣)"製作に使う
剥いだオヒョウの樹皮を
乾燥させていた。


"サラニプ(編んだ袋物)"製作に使う
剥いだシナノキの樹皮を
乾燥させていた。


【イカラ ウシ】
工房では、
アイヌ工芸の様々な技法について
実演と展示が行われている。







狩猟の様子と
道具が展示されていた。




【ブロニスワフ・ピウスツキ胸像】
ロシア皇帝暗殺未遂事件に連座して
1887年にサハリンに流刑。
それ以来、
ニヴフやアイヌなどの
先住民族の研究に従事した。
1903年、北海道調査旅行の折りに
ひと夏を白老で過ごしたピウスツキは、
アイヌの人々寝食を共にして
貴重な資料を後世に残した。
2013年、その功績を称え、
ポーランド政府がこの碑を建立した。

ウポポイ(民族共生象徴空間)にて
アイヌ民族の文化や歴史を体験し、
国立アイヌ民族博物館へと向かう♬
【国立アイヌ民族博物館】
先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした
日本初・日本最北の国立博物館。
アイヌ語では、
"アヌココロ アイヌ イコロマケンル"と表記され、
私たちの共有する宝物が入った建物という意味。


アイヌ民族は、
日本列島北部周辺、
とりわけ北海道の先住民族で、
日本の多数者である和人とは異なる
言語や文化、歴史を持っています。
国立アイヌ民族博物館は、
アイヌ民族の誇りが尊重される社会をめざし、
多くの人にアイヌの歴史や文化を伝え、
アイヌ文化を
未来につなげていくために設立されました。
展示は、
アイヌ民族の視点で
「私たち」という切り口で語る
構成になっています。
ー 国立アイヌ民族博物館HPより



【基本展示室】
「ことば」「世界」「くらし」「歴史」
「しごと」「交流」の6つのテーマを
アイヌ民族の視点で紹介されている。


【イナウ(Inaw)】
アイヌとは人間のこと。
カムイとは、
動植物、太陽などの天体、山や川、
雷などの自然現象、
それに人間がつくった道具類などで、
これらは、
人間同様にラマッ(霊魂)があり、
それぞれ役割をもって活動していると
考えられています。
イナウは、
人間からカムイへの賜物、
祈りの詞(ことば)を届ける使者、
人間のくらしを見守るなどの役割があり、
様々な形につくられます。

【儀礼で使われた道具】
アイヌ(人間)が喜ぶものはカムイも喜ぶ
と考えられてきた。
アイヌは、
酒を漆器の椀に注いで、
イクバスやイクニシという道具で
カムイに祈りを捧げます。
和人との交易などで
苦労して入手した漆器は、
カムイとの儀礼でも大切に扱われた。




【儀礼における男性の装い】
年齢、立場、地域によって違いはあるが、
男性は、
頭にイナウを削るようにつくられた
かぶりものをかぶり、
交易で入手した耳飾りをつけた。
肩からはエムシアッ(刀掛帯)を下げて
エムシ(儀礼刀)を佩(は)き、
陣羽織を着用しました。
※佩く
刃を下にして
腰帯にぶら下げるようにつけること。


【儀礼における女性の装い】
喉元には首飾帯、
胸元にはガラス玉で飾られた首飾、
それに耳には耳飾をつけました。
これらは女性の宝物でした。
頭に巻いた布には、
時と場合によりさまざまな巻き方があり、
地域によって異なりました。
女性は身に着ける日常着の胸元に
針入れ下げることもありました。


【さまざまな衣装】
衣装の地布や模様を形づくる布には、
無地、縞絣(しまかすり)、
そして多彩な染めの木綿、
絹や羊毛などさまざまな素材が使われます。
縫製や刺繍は木綿のほか、
オヒョウやイラクサなどの植物の糸や
絹糸で施します。
衣服を飾る布の中には小袖、型染め、
更紗(さらさ)など、
本州だけでなく海外の貴重な布の
数々を見ることができます。


【イオマンテ(iomante)】
ー 熊の霊送りの儀礼
アイヌでは特に、
動・植物など人に恵みを与えてくれるもの、
火や水など生活に欠かせないもの、
人の力が及ばないものを
カムイ(神)と呼んで敬いました。
カムイモシリ(神の国)から
クマ神(カムイ)が人前に姿を現す時、
黒衣をまとって
アイヌモシリ(人の国)へ来るとされた。
それが私達が目にする熊だというわけだ。
クマ神は交易をするため姿を現し、
行いが良さそうな人に
衣(毛皮や肉)をもたらすことで、
神々が作ることができない
イナウ(木幣)や酒を
人から手に入れることができる。
イヨマンテでは
酒や供物を捧げクマ神をもてなし、
多くの土産を持たせクマ神の霊を
神の国へ送り返します。
ー JOCO日本伝統文化振興機構HPより
※イオマンテとはアイヌ語で、
イ=それを マンテ=返す という意味。



【ニポポ(nipopo)】
木の枝や幹を削った小さな人形。
身に着けて手を触れると
事故にあうことなく
幸せをもたらしてくれると信じられ、
お守りとして大切にされた。
※ニポポとは、
樺太アイヌの言葉で"小さな子供"という意味。

【対アイヌ交易の制約文書】
松前氏による対和人交易独占に関する書状。

蠣崎氏から氏を改めた松前氏は、
1604年に、
徳川家康からアイヌ民族との交易の独占を
認める黒印状を与えられ松前藩を興しました。
そして、
松前藩は家臣たちに領地や米に代えて、
蝦夷地の一定の地域でアイヌ民族と
交易をする権利を与えるようになり
(商場知行制/あきないばちぎょうせい)
アイヌ民族は和人に有利な条件での交易を
強いられるようになりました。
こうした状況の中、
1669 年にシブチャリ(静内)の長であった
シャクシャインがアイヌ民族を結集し、
松前藩に対して大きな戦いを起こしました。
(シャクシャインの戦い)
和平協議の場でシャクシャインが殺害され
戦いは終わりましたが、
これ以降、
松前藩はアイヌ民族に対する支配を
強めてゆくのである...。
和人のアイヌ民族対する迫害や差別の歴史は、
国立アイヌ民族博物館2Fシアターで
学ぶこと叶う。

基本展示室には、
紹介した資料以外にも、
アイヌ民族の歴史や文化への
知見を深める資料が多数展示されている。




国立アイヌ民族博物館に
夜の帳が下りるころ...。






pm19:30ー
プロジェクトマッピングをつかった
ショーが開演された♬









国立アイヌ民族博物館ーウポポイ/プロジェクトラッピング
(2023.7.21/ヨッシー撮影動画)

【国立アイヌ民族博物間(ウポポイ)】
国立の民族博物館だけあり、
収蔵される資料の数や紹介内容に至るまで、
とても洗練されたものであった。
アイヌ民族の歴史や文化を知ることもまた
北海道という"土地や風土"を知る為の
重要な要素ではなかろうかと思う。


これにて目標であった、
やり残し(取りこぼし)を含めた
渡道目的"Full Complete"♬
【新日本海フェリー/苫小牧東港】pm22:10ー着


乗船を待つ列の先頭に、
ツーリング倶楽部(Moto Comrade)の
仲間の姿もあった♬

pm23:30ー
新日本海フェリー"すずらん"は、
敦賀港へと向けて
北の大地をゆっくりと離岸ス。


約21時の航行中には、
仲間と"北海道ツーリング"の
思い出話しに花が咲いた♬



7月21日(土)pm20:30ー
敦賀港に着岸♬
焦ることなく車輌甲板を後にシタ。



フェリー埠頭より
日付を跨ぐ少しまえに帰宅シタ♬

大自然・直線道路・美食...
そしてその文化や歴史をも含め、
"北海道(HOKKAIDO)"という土地は、
他に類をみない魅力を秘めた
大地であることは誰もが疑わぬこと♬
しかし、
今回の渡道で、
これまでのやり残し(取りこぼし)を
"Complete"し終えたことで、
北海道ツーリングに対して
"ひと区切りついた"という思いでいる。
"KAMUY"よ
これまで数々の素晴らしい
"絆ノ奇跡"をありがとう。
- Encounter with the KAMUY -
総走行距離/3,432km
...完結ス。

アイヌ民族が憧れ崇めたは
エゾオオカミ"ホロケウカムイ(狩りをする神)"。
そして、
この旅を達成にまで導いてくれた
全ての"KAMUY"に敬意を払い、
最後は銀狼(ぎんろう)達の奏でる
この曲で締めるとしよう...
MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」Music Video

いつの日にかまた、
北海道を旅するその時まで、
私はこれからも、
我が"KAMUY"
Kawasaki/ZRX1100ーC2
と共に駆け続ける。

【関連記事】
【TOURING-2023年北海道ツーリング~準備編~】<2023.7.5更新>
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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 美幌峠編♬ ~】<2023.8.11更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 神威岬編♬ ~】<2023.8.14更新>

「前回(2012年)北海道ツーリングの記録」
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】<2012年7月27日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!利尻島上陸編 ♪ -】<2012年7月30日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ! 礼文島上陸編 ♪ -】<2012年7月31日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北の楽園編 ♪ -】<2012年8月1日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 幸福(前編)♪ -】<2012年8月2日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 幸福(後編) ♪ -】<2012年8月3日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 最終回♪ -】<2012年8月6日更新>

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


ヨッシーは走ることで日本を応援しています


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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 神威岬編♬ ~】

2023-08-14 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年夏
7月13日(木)~22日(土)の10日間
北海道を巡って来タ♬
今回は"神威岬編♬"と題し
7月20日(木)を記録スル。

2012年(前回)の渡道は、
それまでの北海道ツーリングの
"総括"と位置づけたものであった...。
北海道ツーリングの締め括りとして選んだ
"利尻島""礼文島"への上陸は
叶ったものの、
北の大地に
やり残し(取りこぼし)た思いが
心の中に燻っていたのも事実。
今回はそのやり残し(取りこぼし)を
埋めることを中心に据え
- Encounter with the KAMUY -
を旅のテーマに、
再び北の大地へと足を向けた♬
※カムイ
カムイ(アイヌ語ラテン翻字: kamuy)は、
アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。
日本語での地名表記などにおいては、
漢字を当て「神威」「神居」としばしば表記される。

早いもので、
道内を巡れる時間(トキ)も
残すところ2日間となった。
ここまでに、
達成目標と位置づけた4項目のうち、
〇阿寒湖アイヌコタン(ロストカムイ)見学
〇晴天の美幌峠(曇りは不可)は
"Complete"できている♪
後2日間で
〇晴天の神威岬(曇りは不可)
〇国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)見学
を巡ること叶えば、
渡道の目的は達成となる。

7月20日(木)am5:30ー
期待感いっぱいに
部屋に掛けられたカーテンを
勢いよく開け放つと...
窓いっぱいに
曇り空が広がっていた(汗)
しかし、
天気予報を確認すると、
目指す"後志(積丹半島)方面"は
"晴れ"となっていたので、
心逸(はや)ル♬

ここまで、
雨天走行続きで
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2は
泥だらけながらも、
この日も"セル一発♬"で目覚めル。
...有難い♬

---準備の重要性を考える。
北海道ツーリングの様な
ロングツーリング時は、
1日辺りの走行距離が長い為、
トラブル発生率は飛躍的に高くなるもの。
最低限の整備や修理ができる道具は
持参しておいた方が無難だ。
(工具・ケミカル類・パンク修理キット 等々)
更に、
ツーリングの途中々には、
各部への注油程度は
最低限実施するのが好ましい。
タイヤチェーンが伸びきり
"ガチャガチャ"音を響かせ
走っている方もお見かけする...。
今回のツーリング中に、
チェーン注油×2回。
駆動系への注油は数回。
(ブレーキ・クラッチマスター及び
シフトリンク等々への注油)
実施した。
また、
総走行距離が数千kmを超える様な
ロングツーリングの際には、
タイヤチェーンに無駄な負担を掛けぬよう、
加減速に気を遣って走っていたりする。
要は"備えあれば憂いなし"なのだ。
不測の事態(トラブル)は
どうしても防ぎようがないものだが、
トラブルに見舞われないのは、
ただただ運が良いダケと考えた方が
無難であろう。
トラブル対応に苦労した記憶も、
時が経てば
良い思い出にはなるものだが...。
対応にかかった時間の分だけ、
本来、目的にしていた何かを
失ってしまったのは間違いないし、
喪失した時間は戻ることはない。
最低限の準備を怠らず、
楽しい旅に出掛けましょう♬

...さて、
本題に戻ル♪

音更帯広ICより
道東自動車道で夕張へ♬
【道の駅 夕張メロード】am9:30ー
"道の駅 夕張メロード"は
農産物直売所が併設され、
夕張メロン、長いも他、
新鮮な地場産野菜や特産品を販売する。



Openのam10:00ー以前の
到着を目指した理由は...。
メロン熊のラッピングバスと
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2との
記念撮影を誰も居ない内に
終わらせるためダ(笑)

【夕張"メロン熊"】
メロン熊が生まれたのは、
一つのニュースからだった。
夕張市の特産品である夕張メロンの畑が
野生のヒグマによって食い荒らされたというもの。
そこから
「夕張の農家を荒らし、
おいしいメロンを食い荒らしたことで変貌した熊」
であるメロン熊が誕生した。
平成21(2009)年にグッズが販売されると、
そのインパクトのある
キャラクター性が受け人気を呼ぶ。

メロン熊は、
頭がメロンになったクマの姿をしており、
グッズ等では熊の顔が付いたマスクメロンに、
直接手足と尻尾が付いているが、
着ぐるみでは胴体に手足がつく。
着ぐるみは当初「マイルドなメロン熊」と呼ばれる、
デフォルメされ多少可愛くなったものだったが、
後にリアルにヒグマを再現した
「凶暴化したメロン熊」も登場。
凶暴化したメロン熊は
子どもが泣き出すほどのリアルさだ。
ー 北海道観光情報たびらいHPより




"道の駅 夕張メロード"内には、
メロン熊の1頭が、
捕獲され檻に入れられていた♬


道の駅から
国道274号線を挟んだ場所には...。
【メロン熊の家】
ー (有)ワカサ観光物産
ゆるくないガチキャラでおなじみの
「メロン熊」の生息地。
そしてここは彼の実家、
なんと野放しのメロン熊たちが
あなたを大迫力でお出迎え!
こじんまりとした店内ですが、
ここには200種類を超える
メロン熊グッズが一挙に集結している。
所狭しと並べられたメロン熊グッズに、
思わず目移りしそう・・・
恐ろしいグッズはもちろん、
かわいくてほっこりするグッズも
豊富に取り揃えている。
ここに来たら、
あなた好みのメロン熊に会えること間違いなし!
油断するとメロン熊に
噛まれることもありますので、
よーく吟味してお買い物をお楽しみください!
ー 夕張市HP(夕張市観光 食べる・買う)より



ヤバそうな...
熊が"ベンチに腰をおろし"
客(エサ)の来店をお出迎え(笑)

今にも襲いかかって来そうな
"迫力ダ"♬

店内には、
メロン熊グッズがところ狭しと並ぶ♬
顔出し看板もアリ♬ルン
後ろの"虚(うつ)ろな目"をした
メロン熊が何気にヤバイ(笑)



"道の駅 夕張メロード"へ戻り、
小野農園カフェにて...。

夕張産こめ粉を使って
バリバリ食感に仕上げた唐揚げ
"バリチキ!"を食ス♬

夕張石炭(イカ墨ガーリック味)と
塩コショウ味をいただく♪
...味付けも食感も最高で、
メッチャ美味い唐揚げであった♬
夕張なだけに、
唐揚げを"石炭"に見立てる
意匠性が素晴らしい(笑)

夕張といえば...
忘れちゃならないのが、
"夕張メロン"ダ♬


富良野メロンの人気に押されぎみだが、
オヂサン世代には
赤肉メロンの代名詞は
やはり"夕張メロン"なのだ♬
食べ放題するほど若者ではないので、
これ位の"カット物"で丁度良い(笑)


夕張ICまで戻り、
道東自動車道==千歳恵庭JCT==
道央自動車道==札幌JCT==
札樽自動車道==後志自動車道と渡り
余市ICに至る。
【道の駅スペース・アップルよいち】
メイン施設の
余市宇宙記念館「スペース童夢」と
農産品直売所などから成る道の駅。
スペース童夢には
入館経験があるので入館ナシ。


余市特産の"りんご"が描かれる
マンホールも撮影♬

積丹半島といば"海胆(ウニ)"なのだが...
岬方面へと目を向けると、
嫌な感じの雲が張り出してきていた為、
苦渋の決断をすることとした。
ウニ丼は、
以前の渡道時に食べているので、
晴天の"神威岬"に立つことを
最優先しスルーすることにしたノダ(涙)
神威岬踏破を目指し、
国道229号線は
"日本追分ソーランライン"を進む♬
ワッカケトンネルを越えたところで
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を止めた...。
※ワッカケ(wakka-ke )とは
アイヌ語で"水のところ"という意味。
【ローソク岩】
ローソク岩は、
豊浜町の沖合約500メートルの海上に
45メートルを超える高さでそそり立っている。
岩質は輝石安山岩質の
ハイアロクラスタイト(溶岩が水中で冷やされたもの)で、
もろい性質があるため、
ローソク岩はこれまで何度か崩落が繰り返され、
昭和10年代の
大きな崩落により現在の姿となった。
その珍しい形から、
地元の漁家やアイヌ民族の伝説が多く残る。
ー 余市HP(町の紹介)より


日本追分ソーランラインを更に進み、
この旅の達成目標のひとつ
"神威岬"へと到達ス♬
【神威岬】
風に吹かれてシャコタンブルーの碑
Blowin' in the Wind , Shakotan blue.

坂道をあがり
神威岬自然公園遊歩道
"チャレンカの小道"へと向かう♬

【女人禁制の地 神威岬】
その周辺に女性を乗せた船が近づくと
必ず転覆したことから、
神威岬は女人禁制の地に。
この決まりは明治時代初期まで続いた。
ー告ー
その昔、神威岬は
「女人禁制の地」として恐れられていました。
しかも、
それも遙か遠い昔の伝説であり、
今は「女性の通行も可能」になりました。
現在の神威岬は北海道有数の景勝地として
全国から多くの人々が訪れています。
岬の先端では、
周囲三百度の丸みを帯びた水平線を
見渡すことができ、
今なお昔と変らぬ険しく神秘的な風景を
見ることができます。
ー 木製立て看板より

雨や濃霧、
チャレンカの小道崩落事故(立入り禁止)で、
立入ることを撥(は)ね除け続けられた
"神威岬"踏破叶う♬
美幌峠と神威岬には
...本当に苦労をさせられた。

積丹半島北西部から
日本海に突出する高さ80mの
"神威岬"突端まで"チャレンカの小道"を
20分ほど歩く♬
景観が良いので気持ちは良いが、
アップダウンがあるので
ライディングシューズでは少々辛く、
歩きやすい靴を持参した方が無難である。


心地よい海風♬
シャコタンブルーと称される青い海♬
真に旅のテーマである
- Encounter with the KAMUY -
を肌で感じながら歩く♬



遊歩道の途中に
見忘れてしまうほど小さな碑がある...。
神威岬(チャレンカの小道)より
念仏トンネルを望む♬
(現在は通行禁止)
【念仏トンネル】
大正元(1912)年10月29日午前8時半ごろ
神威岬灯台の草薙灯台長夫人及び
土谷補員夫人とその二男(三歳)が
天長節(天皇誕生日)のお祝いの品物などを
買い出しに余別市街へ行く途中、
ワクシリ岬付近で荒波に足をさらわれ
海中に落ちて溺死した。
ワクシリ岬は上は断崖絶壁、
下は波打ち際の険しい地形で、
なぎや干潮の時はわたることができるが、
そうでないときは
容易に越えることのできない難所である。
土地の人々はこのような海難事故が
再び繰り返されないようにするため、
大正3年にトンネルを造る計画をたて着工した。
開削作業は岬の
西側と東側の両方から同時に始められたが、
測量計画の誤算か開削技術が未熟なためか、
トンネルの中央で食い違いが生じ
工事が頓挫してしまった。
ところが村人たちが犠牲者の供養をふくめ、
双方から念仏を唱え鐘を打ち鳴らしたところ
その音で掘り進む方向がわかり
工事を再開することができたのである。
このようにして
大正7年11月8日に開通となり、
以来「念仏トンネル」の名がある。
また、
この全長60メートルのトンネルは
割合低く中が真っ暗闇なため、
「念仏を唱えながら通ると安全である」
と言い伝えられている
ー 神威岬石碑より引用



植物も
逞(たくま)しく生き抜く♬

"ハマナスの実"稔る♬
アイヌ民族の間では、
腎臓の薬として知られ、
むくみの解消に
根や実を煎じたものを飲んでいた。
また、
ビタミンCの豊富さから、
美容面での効果も期待される。

【神威岬灯台】
積丹半島北西にある岬の先端に、
黒い帯を灯塔にまといながら立つ白い灯台。
灯台までは尾根道「チャレンカの小道」を辿っていく。
起伏に富んだ竜の背のような遊歩道からは、
眼下に「積丹ブルー」と呼ばれる
神秘的な青い輝きをたたえる海が広がり、
その透明な美しさに吸いこまれそうになる。
そして、
岬の先端から見渡せる
丸みを帯びて見える水平線も絶景だ。
源義経を想うあまり身を投げた
悲劇の乙女チャレンカ。
その悲しい伝説も、
コバルトブルーの海に向かって立つ
恋人たちの姿に癒されていくだろう。
ー 恋する灯台プロジェクトHPより



【神威岬(突端)】
灯台を抜ければ
"神威岬"の突端ダ♬


突端から臨む、
丸みを帯びた地平線。
遮るものの無い、
視界300度の大パノラマは、
真に絶景と言うよりほかない♬
そして、
この景観に絶妙な
"アクセント"をもたらしているのが...


この美しい青い海の中に
立つ奇岩が"神威岩"ダ。
この自然の造りだした
奇跡のような岩には、
当然のように
不思議な言い伝えが残されている。
【神威岩】
神威(カムイ)とはアイヌ語で
"神格を持つ高位の霊的存在"を意味する。

【神威岩に残る言い伝え】
平泉で自害したとされる源義経であるが、
実は生き延びて北へ逃れ、
津軽から蝦夷地に渡った
という伝説がまことしやかに残されている。
この神威岩にまつわる言い伝えも、
この義経にまつわるものである。
蝦夷に渡った義経主従は、
平取(びらとり。現在の沙流郡平取町)の
アイヌの長の許に身を寄せた。
その長の娘であるチャレンカは義経と恋に落ち、
将来を誓い合うのであった。
しかし義経は蝦夷に留まる意思はなく、
遙か彼方の中国大陸を目指す。
義経はチャレンカに黙って平取を去り、
海伝いに積丹半島へと移動した。
チャレンカは義経がいないことに気付くと、
その後を追って積丹半島へ向かった。
しかしそこには義経一行の姿はなく、
チャレンカは泣き崩れると、
もはや平取に戻ることもなく、
そのまま神威岬の突端から身を投げた。
すると、
その遺体は石と化し"神威岩"が出来た。
【女人禁制となった理由】
チャレンカの義経に対する愛情は、
激しい嫉妬の執念となって人々に危害を加えた。
この岬を女性を乗せた船が通りかかると、
海が荒れて船そのものを
転覆させるという伝説が広まった。
そのために、
この岬一帯は女人禁制の地とされるようになった。
また同様に和人を乗せた船も
この近くを通ると転覆すると言われていた。
いずれもチャレンカが死の間際に叫んだ
呪いの言葉によるものとされている。
ー 日本伝承大鑑HPより抜粋

神威岬灯台より
"チャレンカの小道"を臨む♬

神威岬のお食事処"カムイ番屋"の2Fで
神威岬灯台について学ぶ♪


【回転式反射鏡(初代レンズ)】
この反射鏡は、
神威岬灯台で最初に使用されたものの同等品で、
イギリスで古くから
灯台の設計や建築を行ってきた、
スチブンソン兄弟社が設計したもの。
複数の反射鏡(光源の全面にレンズ)、
背面にお椀型の金属反射鏡を配置したものを
円形の回転台に据え付けた
灯台の光源(灯器)で、
地震時でも破損が少なく、
また破損しても予備の反射鏡と
容易に交換できるとして、
明治3(1870)年樫野埼灯台で
初めて採用されて以降、
本州の主要な西洋式灯台で使用されていた
回転式反射鏡ですが、
一方で、
高価でメンテナンスに
熟練の技術を要することや、
発光効率が悪く燃料消費量も多いことなど
欠点もありました。
そのため、
徐々にこれらに利点のある
フレネルレンズに代ることとなり、
行き場を失っていたところ、
当時北海道開拓事業の一環として
整備が急がれていた
神威岬灯台に転用されることになった。
ー 案内パネルより


【第一等不動レンズ(二代目レンズ)】
この第一等不動レンズは、
フランスのソーターハーレー社製の
六面構成レンズで、
フランスから
明治9(1876)年頃に日本に輸入され、
宮城県の金華山灯台で使用されたのち、
大正12(1923)年から37年間、
神威岬灯台の二代目レンズとして
積丹沖を照らしていたものです。
その後このレンズは、
昭和35(1960)年の
神威岬灯台の更新に伴い役目を終え、
公益社団法人"人燈光会"の所有になった後、
南海電気鉄道が借り受け、
大阪府岬町の「みさき公園」で
同園が閉園する令和2年3月まで、
展示・保存されました。
令和元(2019)年
このレンズが現存していることを知った積丹町が、
積丹町地域活性化推進協議会と誘致活動を行い、
燈光会から無償で借り受けることとなり、
令和4年8月に積丹町への里帰りが実現しました。
現在では使われておりませんが、
保存されているものもないため、
この第一等不動レンズは
国内唯一現存する大変貴重なものとなっています。
レンズ寸法/高さ3,050mm、直径1,850mm
ー 案内パネルより抜粋


19才の夏(8月)より
35年以上の時を経て今、
神威岬"Complete"♬
"カムイコヤイライケ(kamuykoyayrayke)"
※アイヌ語で神に感謝という意味。

神威岬を後にし、
日本追分ソーランライン(国道229号線)を
岩内町方面へと抜ける最中、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を止め
美しい海岸線を撮影すると...。
撮影する度に
繰り返し"ゴースト"が映り込むノダ。
※角度を変えて撮影してもである。
単に撮影環境が原因と言ってしまえば
それまでなのかも知れぬが、
- Encounter with the KAMUY -
積丹の"KAMUY"微笑む 
...そう考えると、
神威岬"Complete"までの
苦労も報われるというものだ♬
旅を楽しめる考え方は、
そういうことだと私は思う。
※ゴースト
強い光がレンズに入ることで中で反射し、
絞りの形や楕円などの形になって出てくる現象。



岩内町よりの
"ニセコパノラマライン"に入ると
またしても深い霧に包まれる...。
霧を切り裂きながら峠を下ると、
三井石油開発がおこなった
地熱発電の資源調査の
掘削作業中に蒸気が噴出し、
周辺の水から高濃度の"ヒ素"が検出された
"蘭越の蒸気発生事故現場"を抜ける。
事故現場であるのに
"観光地化"していたりするのが怖い(汗)

泣いても笑っても、
明日は北海道最終日。
達成目標は、
天候に左右されない
〇国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)見学
を残すだけとなった。
この時点で、
目標達成をほぼ手中に収めてはいるが、
これで終わっていては
私の旅(ロングツーリング)ではナイ(笑)
雨天続きで不完全燃焼となった
"旅のレシピ"をかき集め、
就寝までツーリングマップル片手に
ルート策定に奮闘スル。
フェリーに乗船する最後の最後まで...
"北海道を遊び尽くすゾ♬"
...と考えながら、
ニセコの夜は更けてゆくのであった。

...続きをお楽しみに♬

1987年の夏(8月)
Kawasaki/GPZ900Rを駆り
初渡道した際に、
この曲を
ウォークマンで聞きながらの
旅であったことを
"神威岬"で思いだした...。
昭和の名曲ダ♬
プリンセス プリンセス
『世界でいちばん熱い夏』
質実剛健 LIVE ver. (2023デジタルリマスター版)


さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬

【関連記事】
【TOURING-2023年北海道ツーリング~準備編~】<2023.7.5更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~準備編その2~】<2023.7.9更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~出発のトキ~】<2023.7.12更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 上陸編♬ ~】<2023.7.30 更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 北の歴史編♬ ~】<2023.8.4更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 試されるトキ編♬ ~】<2023.8.8更新>
【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 美幌峠編♬ ~】<2023.8.11更新>

「前回(2012年)北海道ツーリングの記録」
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】<2012年7月27日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!利尻島上陸編 ♪ -】<2012年7月30日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ! 礼文島上陸編 ♪ -】<2012年7月31日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北の楽園編 ♪ -】<2012年8月1日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 幸福(前編)♪ -】<2012年8月2日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 幸福(後編) ♪ -】<2012年8月3日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 最終回♪ -】<2012年8月6日更新>

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪

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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 美幌峠編♬ ~】

2023-08-11 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年夏
7月13日(木)~22日(土)の10日間
北海道を巡って来タ♬
今回は"美幌峠編♬"と題し
7月19日(水)を記録スル。

2012年(前回)の渡道は、
それまでの北海道ツーリングの
"総括"と位置づけたものであった...。
北海道ツーリングの締め括りとして選んだ
"利尻島""礼文島"への上陸は
叶ったものの、
北の大地に
やり残し(取りこぼし)た思いが
心の中に燻っていたのも事実。
今回はそのやり残し(取りこぼし)を
埋めることを中心に据え
- Encounter with the KAMUY -
を旅のテーマに、
再び北の大地へと足を向けた♬
※カムイ
カムイ(アイヌ語ラテン翻字: kamuy)は、
アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。
日本語での地名表記などにおいては、
漢字を当て「神威」「神居」としばしば表記される。

ここで上記の事柄に
さらに詳しく説明を加える。
今回の渡道は、
これまでの北海道ツーリングの
やり残し(取りこぼし)を含めた、
下記4項目を
順序に拘らず全て巡ることを
"達成目標"と定め、
それに
アイヌ民族の文化や精神性をフィルターにして、
- Encounter with the KAMUY -
というテーマを掲げたノダ♬

ー アイヌ民族の考え方に触れる
〇阿寒湖アイヌコタン(ロストカムイ)見学
〇国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)見学
ー これまでのやり残し(取りこぼし)
〇晴天の美幌峠(曇りは不可)
〇晴天の神威岬(曇りは不可)

上記以外の事柄は全て、
フリーオプションとした。

阿寒湖アイヌコタン(ロストカムイ)の見学を
終えているので、
道内の移動が叶う
この日を含めた残り3日間で
美幌峠・神威岬・国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)
の残り3項目を達成せねばならぬ。
復路のフェリー乗船は
翌々日21日(金)のpm23:30ー出航。
道内の地理を熟知されている方であれば、
目標達成を成す為には、
この日がどれだけ重要な位置付けとなるかを
お分かりいただけることだろう。
残りの地点の位置関係(距離間)を考えると、
一切余裕のない状態でこの1日を迎えた。

7月19日(水)am5:30ー
部屋に掛けられたカーテンを開け放つと...
路面が酷く濡れるほど
"深い霧"が立ちこめていた。
この日は、
帯広のお宿を連泊としたことで、
軽装で愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
走らせることが叶うことと、
午後から"十勝・釧路方面"の
天候回復が見込まれると言う予報だけを
"心のより所"とし旅は始まる...。

"必ずや願い叶う!"
そう自分に言い聞かせ、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の
エンジンに火を入れた♪

音更(おとふけ)帯広ICより
足寄(あしょろ)までの区間、
道東自動車道は濃霧により視界不良。
ウエアやヘルメットシールドは
雨に降られたかの様に濡れ続けた。
しかし、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2は絶好調♬
自然にこの唄を口ずさんでいた♬ルン
人生の空から/松山千春 (in 十勝)

【道の駅足寄】


足寄と言えば、
松山千春さんの故郷♬
19才の夏に"千春の家"を
見学させていただいた以来ダ。
立派な道の駅に
"千春さんの石碑"ができていた♬


Pokemonマンホール♬

天候回復予定時刻までは
まだまだ時間(トキ)があるので、
雨天用の"旅のレシピ"継続。
国道242号線を北上しつつ向かったは...。
【道の駅オーロラタウン93りくべつ】
足寄郡陸別町といえば、
「日本一寒い町」「しばれの町」として知られる。
町名の由来は、
アイヌ語の「リㇰウンペッ(rik-un-pet)」
「高いところ・にある(からくる)・川」という意味。

道の駅の玄関前に立つ
陸別の街頭温度計。
陸別は、
最低気温が氷点下30度を下回る日がある一方、
最高気温が37.8度を記録した町ダ。
気温差70度以上という寒暖差は凄い。

陸別の
Pokemonマンホール撮影♬

陸別に立ち寄った
理由はコレだ♬ルン
【ふるさと銀河線陸別駅跡】
この駅には松本零士先生が描いた、
銀河鉄道999の
キャラクターがラッピングされた
気動車があるのだ♬(入場無料)
【ふるさと銀河線りくべつ鉄道】
平成18年4月21日、
明治43年国鉄網走本線開通(池田陸別間)から
95年間走り続けてきた、
北海道ちくほ高原鉄道
"ふるさと銀河線"が廃止され、
その2年後の平成20年4月20日、
今度は観光鉄道として
"ふるさと銀河線りくべつ鉄道"として生まれ変る。
凄いのは実際に使用されていた列車の
"気動車運転体験"ができるノダ(要予約)
下記に紹介する
ちほく・銀河線CR70形、
銀河鉄道999がラッピングされた
CR75形気動車も運転できるゾ♬
【ちほく・銀河線CR70形】





銀髪メーテル車輌には、
松本零士先生の直筆サインが書かれている。


金髪メーテルの車輌も
当然ながら撮影♬ルン



忘れずに、
鉄郎の写真も♬


銀河鉄道999と言えば、
私の中ではこの曲が頭から離れない...。
旅は青春の幻影か...
あの時に感じた熱い想いを胸に
今も尚、
自分探しの旅をし続ける。
Mary Macgregor - Sayonara

さらに、
駅舎内には
私の大好きな作品である、
山田洋次監督/高倉健主演の
「幸福の黄色いハンカチ」
(1977年公開作品)
の資料が並んでいた♬


黄色いハンカチも♬ルン

この作品は、
夕張でのラストシーンの
鮮烈なイメージが強い作品だが、
十勝管内では
陸別での撮影が一番多かったそうだ♬
【陸別駅前でのロケ風景】

2019年度前期放送の
NHK「連続テレビ小説」(第100作記念)
"なつぞら"の舞台となっている♬
(赤屋根の家の撮影現場は未発表)


陸別駅舎内より
銀河鉄道999ラッピング気動車を撮影♬

陸別より
道道51号線==国道240号線に入り
津別町・美幌町を抜け国道334号線に入ると、
またもや"ドシャ降りの雨"に見舞われる。
おまけに道路状態が悪いため、
雨天の中では前走車の"大型トラック"を
容易に抜き去ること叶わず、
トラックが巻き上げる畑から出た泥を
全身に浴び続ける結果を生んだ。
【道の駅ひがしもこと】
あまりに泥汚れが酷いので、
網走郡東大空町東藻琴の
道の駅にて汚れを拭う。


ホテルが併設されたこの道の駅には、
ツーリングに役立つ"ケミカル"類が
化粧品と並んで売られていた(笑)
並んでいたケミカルの選定が
流石は北海道ダナと関心スル♬

【のんき~焼き】
北海道産つぶあんと
カスタードクリームをいただく。
道の駅あいおいの"クマヤキ"と
食べ比べしてみるのも良いだろう♬


天に続く道(終点)からスタート地点まで
真っ直ぐに延びる道を駆ける♬



【天に続く道(スタート地点)】
いつのまにか
展望台や看板まで出来ていて
大賑わい(汗)
写真撮影の順番待ちがおこるほど...。


大勢の撮影待ちの人達が居たので、
オートバイを含めた
お約束の写真撮影はナシ。
待ち時間がもったいないので、
...足早に退散(笑)。
天に続く道展望台から少し下った場所は、
今も穏やかな風景ダ。

斜里町から
道道1115号線にて清里町へと抜ける♬

【さくらの滝】
6月上旬から8月下旬にかけて、
桜鱒(サクラマス)の遡上が見られる
人気のスポットだ♬



駐車場(砂利)から
茂みを少し抜ければ、
アッ...というまに
さくらの滝に到着♬

ー さくらの滝
この場所が
"さくらの滝"と呼ばれる様になったのは、
平成14年のことだ。
名前が無かったこの滝に、
夏になると"サクラマス"が
力強く滝を登っていくことから、
"サクラマスの登る滝"として、
一部で話題となっていた。
滝の存在が徐々に知られるようになり、
訪れる人が年々増え続けたことから、
町と観光協会は観光資源として
整備する方針を固め、
一般公募により
この滝の名称を募集し
"さくらの滝"と決まった。



目を懲らし滝を見つめていると、
"サクラマス"が滝を登ろうと、
何度も何度も
一生懸命に尾を振り跳ねる。
ー 桜鱒(サクラマス)
サクラマスは鮭(サケ)の仲間で、
日本では北海道から九州まで
広く生息している。
一度海へ降り成長してから
川に再び戻る"降海型"と、
一生を川で過ごす"陸封型"があり、
北海道では一生を川で過ごすものを
"ヤマベ(本州ではヤマメ)"と呼んでいる。

ー サクラマスの一生と"さくらの滝"との関係
斜里川に生息している降海型のサクラマスは、
秋頃に川の上流で産卵し、
生れた稚魚は1~2年間を斜里川で過ごし、
成長して幼魚(スモルトと呼ばれる)となり
一度海へ降り、
オホーツク海でひと夏を過ごす。
冬は津軽海峡や日本海沿岸で越冬し、
春の川の増水時期に再び斜里川に戻り、
産卵までの期間を生れた川で過ごし、
その一生を終える。

この滝で"滝越え"をみせるサクラマスは、
オホーツク海を旅し
再び故郷へと戻ってきているのだ。
長い間広い海を旅し、
次の世代へと命を繋ぐため
最後の力を振り絞り
3.7mもの大きさの滝を登ろうとする姿は
とても感動的であり、
奇跡の瞬間と言えるだろう。
ー 広報きよさと7月号インデックスより

さくらの滝/桜鱒(サクラマス)の遡上
(2023年7月19日/
さくらの滝にてヨッシー撮影動画)

...この感動的シーンを目の当たりにすると、
やはりあの唄が頭を駆け巡る...。
ファイト!中島みゆき公式チャンネル

雨天続きとなった旅...。
"KAMUY"からの試練を乗り越える為に
気合いを入れる。
"ファイト!"ダ♬
晴れろ...晴れろと願いながら
"さくらの滝"から国道391号線を南下し、
硫黄山(アトサヌプリ)を越え
国道243号線(パイロット国道)に入る直前...。
スゥ...と雨雲切れだし
太陽の"KAMUY"漸(ようや)く微笑ム♬

太陽の"KAMUY"が魅せた笑顔を
避けるかの様に、
長い期間私を苦しめ続けた
雨雲の"KAMUY"は立ち去り、
瞬く間に上空には青空広がる♬
"ヨッ...シャァ!"

ついに
渡道の度に霧や雨で思い届かなかった、
"晴天の美幌峠"を
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と共に
駆けること叶う♬






【道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠】
レストハウスで
"成吉思汗やきそば"に舌鼓を打つ♬


食後は、
展望台へと登ル。
階段を登る足取りも軽い♬

美空ひばりさんが唄った
"美幌峠"の歌碑にも...
---
あなた忘れる 旅だけど
霧がこころを まよわせる
なにも見えない 峠に立てば
憎しみだけが 遠ざかる
あゝさいはての
美幌峠に 霧が降る...
---
美幌峠は霧の多いところということが
歌詞にも表現されるている。
まだ
歌碑の後ろには雨雲残る。

晴天の美幌峠"Complete"♬
美幌峠から屈斜路湖の眺望満喫ス。
...実に美しい♬



長い階段を
展望台頂上まで登ル...

屈斜路湖方面は
更に青空が広がる♪
湖面に映る青空と白い浮き雲の
コントラストの美しさに魅了される♬

徐々に
美幌町・津別町方面にも
青空は広がってゆく...♬

誰が積んだか
展望台のケルン(cairn)♬


美幌峠を満喫し、
走行時間を計算すると...。
"まだギリ間に合うな!"
っということで、
パイロット国道を降(くだ)り、
美幌町・津別町・足寄町と一気駆けし、
道東自動車道で帯広へと急ぎ戻る。
神社(授与所)の閉まるpm17:00に
どうにか間に合う♬
【帯廣(おびひろ)神社】pm16:30ー
御祭神の三柱の神は開拓の三神と称せられ、
国土の安全(経営)・開拓(開発)の神として
広く信仰されています。
特に帯廣神社の鎮座地が、
帯広市中心街の
鬼門(北東)にあたることから
方位除け、災難除け、厄除け等、
諸災難除けの守護神として
御霊験あらたかであります。
また、
境内地が帯広の流通の要となる、
国道38号線に面していることから、
交通安全の信仰も篤いです。
ー 帯廣神社HPより

手水舎(てみずや・ちょうずや)は
美しい"夏詣"の装い♬




整えられた参道から
神門をくぐり、
御社殿にて旅の安全を祈願♬


参拝を終え
授与所(じゅよしょ)にて
蝦夷みくじをいただく♬
【鮭みくじ】
鮭みくじは
"釣り竿"を使い賜る(笑)
なかなか面白い♬


【シマエナガみくじ】
蝦夷みくじの中でも
人気のみくじダ♬


【神池(しんち)】
境内の新名所"映えるスポット"として
人気がでてきた"緑の池"に立ち寄る♬

ー 緑の池ヒストリー
数年前より、
一面緑色に埋め尽くされた
神池(しんち)が
「緑の池」「抹茶みたい」「綺麗」「神秘的」
などとSNSで投稿され秘かな話題となっていった。
水温と日の光の加減によって
勢い良く繁殖するこの浮草は、
繁殖力が大変強く除去するには
毎日網ですくうなど、
時間と労力が伴うので浮草の除去はあきらめ、
神池の周りを
参拝者の方々に広くご覧に頂けるように整えた。
帯廣神社の"緑の池"は
見渡せる程の小さな池を取り囲む木々の中に、
少し照らされる太陽が
大変神秘的に見えるのが特徴。
6月下旬頃におおよそ全てが「浮草」に覆われ、
秋頃まで見ることができます。
(秋は落ち葉が落ちているので、夏の方が綺麗)

池一面が
"緑一色"に覆われる
神秘的な景観が楽しめる♬
<注意>
神池(しんち)の深さは、
大人の膝下くらいなので、
(大人用の長靴に辛うじて水が侵入しないくらい)
落ちても溺れる心配はほぼありませんが、
水面の飛び石の所を芝生と間違え、
小さなお子さんや犬も落ちておりますので
十分気をつけてください。
ー 帯廣神社HPより抜粋

【帯広名物】
先回の記事にて"豚丼"をご紹介したが、
帯広名物は豚丼だけにあらず♬
再び(2日連続)帯広の繁華街へと繰り出す♬ルン


帯広の"ソールフード"といえば、
カレーショップ"インディアン"だろう♪
地元の人達が、
お持ち帰りカレールーを
"鍋持参"で買いにくるほど
地域に根付いた味なのだダ。
今回はお宿から近い
"まちなか店"さんでいただく事にした♪
実は...
帯広でインディアンさんのカレーを
食べることを密かな楽しみにしていた♬
【カレーショップ"インディアン"】
明治32年創業の
食事のお店「ふじもり」を展開している
藤森商会の創業者が日本全国のカレー屋さんを
食べ歩いて独自のレシピを考案し、
インディアンカレー1号店を
昭和43年(1968年)にオープン。
現在までに
帯広を中心に十勝に10店舗、
釧路に2店舗展開するまでに成長した。

カツ(インディアンルー)(大盛り)+シュリンプ
を注文スル♬
【カレールーの種類は3種類】
〇インデアンルー
牛肉をふんだんに使用し、
数十種類のスパイスで熟成されたカレーです。
辛さも控えめでお子様から大人の方まで
安心して召し上がれます。
十勝の定番カレーです。
〇ベーシックルー
ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加え、
旨味と甘味をひき出したシンプルなカレーです。
どんな具材にもマッチして、
美味しさを引き立てます。
〇野菜ルー
大ぶりなじゃがいもと人参、
玉ねぎが入ったカレーです。
雄大な北海道と道産子の
素朴な優しさを感じさせる味です。
【辛さは5種類+ホットオイル】
普通・中辛・辛口・大辛・極辛がある♬
テーブル備え付けの
ホットオイルで微妙な調整も可能ダ。
【トッピングは5種類】
カツ・ハンバーグ・チキン・エビ・チーズの5種類。
【付け合わせは3種類】
ガリ・しその実醤油漬け・福神漬けの3種類。
カレーライスに、
ガリとしその実醤油漬けという取り合わせに
馴染みがなかったが、
良くカレーとマッチしていた♬

カレーの味もさることながら、
お値打ちな"価格設定"に驚ろかされる。
仮に、
カツ(ベーシックルー)に
ハンバーグをトッピングしたとしても、
1012円(税込み)という驚異的なお値段だ!
このご時世に有難いことである。
さて...
私感ではあるが
味の感想をご紹介しよう♬
少しトロミの強いルーは濃厚で味わい深い。
例えるならば
"2日目(翌日)のカレー"に
近いものがあると感じた。
このカレーは、
2日目(翌日)のカレーが好きな方は
間違いなく虜となる味ダ♬

今宵も
チョイと寄り道...(笑)
【和み小路/十勝乃長屋】
帯広市中心部にある「十勝乃長屋」は
どこか懐かしくて新しい
京都の祇園を彷彿させる屋台村ダ♬
緑の大地十勝の豊富な食材と
個性豊かな人々との触れあいが
楽しめる空間だ♬


達成目標のひとつであった、
晴天の美幌峠を
"Complete"したことで、
気分上々に繁華街に繰り出し、
巧い食事・巧い酒に舌鼓を打つこと叶う♬
お宿に戻り
天気予報を確認してみれば、
やはり思惑通り...(笑)
2日間の滞在期間で
残りの2項目の
"Complete"を目指す。
明日の出立も早いので就寝ス♬

...続きをお楽しみに♬

ゆず「雨のち晴レルヤ」/yuzuofficial


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【TOURING-2023年北海道ツーリング~ 試されるトキ編♬ ~】

2023-08-08 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

2023年夏
7月13日(木)~22日(土)の10日間
北海道を巡って来タ♬
今回は"試されるトキ"と題し
7月17日(月)~18日(火)までを
記録スル。

2012年(前回)の渡道は、
それまでの北海道ツーリングの
"総括"と位置づけたものであった...。
北海道ツーリングの締め括りとして選んだ
"利尻島""礼文島"への上陸は
叶ったものの、
北の大地に
やり残し(取りこぼし)た思いが
心の中に燻っていたのも事実。
今回はそのやり残し(取りこぼし)を
埋めることを中心に据え
- Encounter with the KAMUY -
を旅のテーマに、
再び北の大地へと足を向けた♬
※カムイ
カムイ(アイヌ語ラテン翻字: kamuy)は、
アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。
日本語での地名表記などにおいては、
漢字を当て「神威」「神居」としばしば表記される。

7月17日(月)am5:30-
部屋に掛けられたカーテンを開け放ち
天候を確認してみると
"ドンヨリとした曇り空"。
渡道より4日間
ただの一度も太陽は姿を見せない。
この様なツーリングは珍しい(笑)
コレは...
北の大地の"KAMUY"に
試されてるに違いないなと感ズ。
ならば...
"この試練を有難く受け止めようじゃないか"
と今一度、
この旅(ロングツーリング)のテーマである
- Encounter with the KAMUY -
を心の中心(ド真ん中)に据える♬

この旅の期間中
天候が優れないことは、
計画段階で
すでに分かっていたことなので、
晴天でなければならないこと。
雨天でも満足できること。
そして、
絶対に外すことのできないこと。
これらを地域毎に事細かく振り分け、
"旅のレシピ"として持参シタ。
後は、
目的達成に至るプロセスを、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を信じ
駆け抜けるだけダ♬

されど、
許された時間(トキ)に
限りあるのも事実。
ここからは、
日々更新されてゆく
天気予報の確認を怠ることなく、
この渡道の目的を達成せんが為に
慎重にそして綿密にことを進め、
目的達成することに
"アジャスト"できるかどうかだ。

息がつまる様な前置きとなったが、
テーマを決めて旅をするというのは
こういう事であり、
難題さえも楽しんでしまおうと言うのが、
私の追い求め続けている
旅(ロングツーリング)の
スタイルなのだ♬

時間的制約があるものは、
時間の許す時までに...
という事で、
この日は"阿寒摩周国立公園"までの
約450Kmを移動することにした♬
【てしお温泉/夕映】am6:30ー出発♬
いまにも降り出しそうなので、
この日も雨天仕様での出発ダ。
国道232号線(日本オロロンライン)を南下。
やはり
走りだした途端に雨天走行となる。
止るのも煩わしいほどの降りなので、
以前に撮影している場所は全て通過(笑)
羽幌(びほろ)町を越え
苫前(とままえ)町役場に到達。
【とままえ だ ベアー】
交通安全を啓発するための
ヒグマのオブジェ♬
オブジェのネーミングには
北海道の方言が使われていて
思わず"巧い!"と微笑んダ(笑)


クマのオブジェに癒やされ、
"阿寒摩周国立公園"まで移動開始。
留萌より深川留萌自動車道を経由し、
深川JCT==道央自動車道==
比布JCT==旭川紋別自動車道==
上川層雲峡ICへ至り、
ICを降りて直ぐの(国道39号線)
セブンイレブン上川町店にて休憩♬
今だ太陽は姿を現さないが、
漸くここで
"合羽"を脱ぎ捨てること叶う♬ルン
ここから石狩川沿いに
層雲峡を抜ける。
※層雲峡
大雪山北麓にある石狩川上流の峡谷で、
約24kmに渡り柱状節理の断崖絶壁が続く。
もともとアイヌ語で
「滝の多い川」という意味の
「ソウウンベツ」と呼ばれていたことから、
大正10(1921)年に訪れた文豪
大町桂月によって「層雲峡」と命名されました。
切り立った断崖からはいくつもの滝が流れ落ち、
周囲は大原生林で、
雄大な峡谷美が広がる景勝地となっている。

層雲峡界隈は、
以前に何度も訪れている場所なので、
目的地への到着時間を考慮し、
延々と続く柱状節理群はもちろん、
双瀑台・流星の滝・銀河の滝等の
景勝地での休憩や記念撮影もナシ(笑)
道は、
層雲峡を抜け大雪湖(大雪ダム)で、
国道39号線(石北峠)と
国道273号線(三国峠)との分岐点に至る。
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の鼻先を
石北峠(国道39号線)へ向け更に加速する♬
ドライ路面の石北峠は最高ダ!
北見市に入り
道道217号線(北見美幌線)へと流れ
国道240号線に渡り、
阿寒湖に向かって一気に南下し
道の駅あいおいに立ち寄る♬
【道の駅あいおい】
ここに立ち寄ったのは、
単に阿寒湖へと抜けるルート上の
道の駅である以上の理由があった♬ルン

ーまんまるお腹にみんなが夢中
理由は、
相生名物"元祖"クマヤキで
腹を満たす為だ♬ルンルン

ークマヤキの美味しさの秘密ー
元祖クマヤキは、
生地をこねるところから
すべての工程を自分たちで行っています。
ほんの少しの違いがおいしさを
大きく左右する
“粉もん”だからこそ試行錯誤を繰り返し、
ふわふわの食感を追求してきました。
北海道産の小麦粉や小豆など、
材料も地元のものばかり!
おいしさの秘密の答えとして
「愛情」と一言こぼれるのは、
そんなこだわりを詰め込んだ
クマヤキだからこそ。
夏は冷やしてアイスのように、
冬は焼きたてをその場で...
と幅広い食べ方で
楽しめるのも魅力です。
ー道の駅あいおいHPより

ークマヤキの可愛さの秘密ー
名前のいかつい印象とは裏腹に、
ほっこりするデザインが
人気を集めるクマヤキ。
味のある風貌は、
地元イラストレーターで
造形作家の大西重成さんが考案したもの。
焼きあがったクマヤキは
すべて手作業で”耳“をカットしてから
お客様にお渡ししているので、
一つずつ表情が異なるところも、
思わず愛着がわくポイントなのです。
ー道の駅あいおいHPより

美味しく
"クマヤキ"をいただいていると...
不思議なことが起キタ♬
突然雲間から青空が広がりだしたノダ♬ルン
渡道4日目にしてやっと、
太陽の"KAMUY"が微笑み掛ける♬
"イヤイライケレ(iyairaykere)!!"
※アイヌの言葉で"感謝・ありがとう"
という意味とされる。

因みに
4種生息していた"クマヤキ"の内、
シロクマ(タピオカ&つぶあん)と
ナマグマ(生クリーム+つぶあん)をいただいた♬
驚いたのは、
シロクマではなくナマグマの方が
"ひんやり"と冷たかったことだ(笑)

"とままえ(苫前) だ ベアー"から
"ヤキグマ"へと熊を繋ぎ、
この旅のテーマ
- Encounter with the KAMUY -
で重要な位置付けとしていた、
阿寒湖畔へと辿り着く♬
【阿寒湖アイヌコタン】pm14:30ー
ーイランカラプテ
(あなたの心にそっと触れさせていただきます)

これまでに何度も足を運んでいる
阿寒湖アイヌコタンだが、
今回の目的は、
アイヌの古式舞踊と現代舞踊を
デジタルアートで融合させた、
阿寒ユーカラ(yukar/叙事詩)
"ロストカムイーLOST CAMUYー"を
体感することダ♬
※ロストカムイは、
2019年3月19日より
上演が開始された演目だ。


【ロストカムイーLOST CAMUYー】
アイヌは、
カムイ(神)の世界とアイヌの世界、
ふたつの世界があると信じています。
動物や植物、自然現象、
この世のあらゆるものに
魂が宿ると考え、
すべてがカムイたる存在として、
ともに生きる家族として、
お互いを尊重してきました。
カムイの中でもエゾオオカミは別格。
狩りがうまく、
アイヌにとって憧れの存在だったエゾオオカミは、
「狩りをする神(ホロケウカムイ)」と呼ばれていた。
しかし、
1879年の大雪による影響で、
エゾオオカミの食料であったエゾシカが激減。
やむなく、
本州から渡ってきた開拓者たちの家畜を襲い、
邪魔者とされ、
ばら撒かれた毒入りの鹿肉を口に。
1882年ころには、
ハンターへの高額な報奨金制度も手伝い、
6~7年間で、
2,000頭から3,000頭が駆除・毒殺され、
エゾオオカミは絶滅に追い込まれました。
カムイは、
怒りや過ちを夢で知らせるといいます。
失われたカムイたちは、
何を想い、何を語るのか。
役割なく天から下ろされたものは
何ひとつありません。
その失われたカムイ
「ホロケウカムイ」を、
阿寒の森とともに再現した物語が、
ロストカムイなのです。
※公演内容は、
時期により演目や公演開始時間が変わるので、
事前に確認することをお勧めする。



【阿寒湖アイヌシアター/イコロ】pm15:00ー開演
※公演中は撮影禁止ですので、
盗撮行為(盗撮は犯罪です)は
絶対におやめ下さい。
著作権侵害の罪についての刑罰は、
10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金。



阿寒ユーカラ「ロストカムイ」2020 Teaser Movie

【阿寒湖畔】
この日は、
阿寒湖畔にお宿を取っていたので
湖周辺を散策♬




阿寒湖アイヌコタンの土産店
"木になる店/サンラマント"さんで、
ショップオリジナルの木彫り人形、
森の小人"ニングル"を購入した♬
魔除けとして"槐(えんじゅ)"の木で
彫られている♬ルン
(画像はニングルの説明写真)
※ニングル
北海道の深い森の中に住む
身長15cmの幸せを呼ぶ小人。
コロボックルとは違う。

アイヌ民族の文化や精神性をフィルターに、
"KAMUY"を身近に感じながら、
やり残し(取りこぼし)を引き取りに
再び北海道を旅してみようと決めたのも、
"ロストカムイーLOST CAMUYー"
という演目あってのことだ。
この旅(ロングツーリング)のテーマを
- Encounter with the KAMUY -
としたのもそれが理由のひとつでもある♬
開演時間に制約が掛かる
"ロストカムイーLOST CAMUYー"を
この日に終えられたのは大きい。
この意思決定が後々の行程に
大きな影響を及ぼすのだが、
それはまたのお話し(笑)
1日を無駄なく使うことに
安堵の気持ちを感じているうちに、
阿寒湖畔は
夜のとばりに包まれてゆくのであった...。

7月18日(火)am6:30-
お宿のロビーにある
無料COFFEEを飲みながら、
朝食時間(am7:00)を待っていると、
同郷のライダーに声を掛けられ
しばしバイク談議に花が咲く♬
泥にまみれて薄汚れた
私の愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
見られていた様で、
"これぞツアラーのオートバイだ!"
とお誉めの言葉をいただき嬉しくなった♬

嬉しさとは裏腹に、
この日もやはり、
太陽が顔を見せる気配はない(笑)
サッと朝食を済まし出発♪
国道241号線(永山峠)で
弟子屈町(てしかが)へ抜け
国道243号線・道道・広域農道を駆使し、
霧多布方面(厚岸郡浜中町)へと抜ける♬
【名もなき道】
この様な道が
いたるところに点在しているのも
北海道ナノダ♬
対向車も後続車も
...全く来ない(笑)

心地の良い道(広域農道)を、
時折雨に打たれながら
目的地まで縫う様に走る♬
【浜中町総合文化センター】
ーMonky Punch Collection
「ルパン三世」の原作者
モンキー・パンチ氏の
生まれ故郷である厚岸郡浜中町で
ルパン三世を目撃せよ!

...と言うことで
浜中町にやって来た♬ルン


総合文化センターの
エントランス♬



1Fホールには、
ルパン三世の愛車
「FIAT500チンクエチェント」
の実車が展示される♬

2Fは、
モンキー・パンチ先生の
仕事部屋の再現を試みた
「AGITO」をはじめ、
作品の世界を存分に感じられるスペース
"Monky Punch Collection(Gallery)"
となっている♬

ーGalleryへと続く階段♬


"Monky Punch Collection"へと続く廊下も
堪らない空間ダ♬ルン







入口の等身大ルパンと次元♬
二人の間に立って記念撮影もできるゾ(笑)



"Monky Punch Collection"
へ入場♬


【先生愛用のモデガン】
ー S&W/M19 
4inch(Combat magnum HW Ver.3 )
強力な357マグナム弾が撃てる
ミドルサイズとして、
1950年代に登場した
通称“コンバット・マグナム”。
携帯可能なサイズでありながら
高い戦闘力を発揮することから、
アメリカの警察に広く採用され、
アクション映画やドラマはもちろん、
漫画やアニメーション作品でも
頻繁に登場する人気モデル。
次元大介の愛用拳銃でもある。

ー Walther(ワルサー)/P38
1937年に"Heeres-Pistole"の名で開発され、
1938年に"P38"として
ドイツ国防軍に制式採用された自動拳銃。
ルパン三世の愛用拳銃でもある。

モンキー・パンチの
不完全作品リストも展示されていた。
貴重な資料ダ♬


【Zippoライター】

実はこの中の数点を
私は所有していた♬ルン
若い頃は愛煙家で、
Zippoも収集していたノダ(笑)
オイルの焼ける匂いと
"SOLID BRAS(真鍮無垢)"
の奏でる音が好きであった♬


モンキー・パンチこと、
加藤一彦(かとう かずひこ)先生の
パネルの数々♬

【仕事部屋】
仕事部屋の再現をこころみた
通称"AGITO"ダ♬



【功績の数々】
第6回徳間書店
<ANIME GRANDPRIX>

東京アニメアワード フェスティバル
<アニメ功労賞>

サンディエゴ コミックコンベンション
<THE INKPOT AWARD>

日テレホールディングス AWARDS
<特別功労賞>

ローマ コミックフェスティバル
<COMICS金賞>


【ルパン三世/迷宮の罠】
2009年に東京ドームシティ
アトラクションズ コレクション展
(トレジャーハンティングゲーム)
の際に使用された「お宝」の一部が
展示されていた♬


スコーピオン主催の
GPレースで使された、
"レーシングヘルメット"♬

ルパン帝国財宝のありかが記された
"ナポレオンの辞書"♬

時価数億円。
中東から盗まれたものを横取り
"オリオンの王冠"♬

Fルーズベルタ大統領が
財産の在り処を記した
"ルーズベルタ ボール"♬

不二子と銀子をはめるため、
造幣局で細工した
"ルパンの1万円札"♬

マモーの攻撃から身を護った、
"折れた斬鉄剣"の一部♬

【コンクリート柱】
先生の直筆サインがされた
コンクリート柱を覗くと...♬




モンキー・パンチ作品に
興味のあるか方は、
"Monky Punch Collection"を
雨天時の
"旅のレシピ"に加えてみることを
お勧めします♬

「ルパン三世」オープニング映像

浜中町にある
"ルパン"の「お宝」は、
"Monky Punch Collection"
だけでは収らない♬
【浜中町役場】
ルパン三世マンホールが
ズラリと並ぶ♬






役場から望む
"アゼチ岬"方面の景観も最高ダ♬

【霧多布温泉/ゆうゆ】
温泉施設ゆうゆは
ルパン関連のお土産品が豊富に揃う♬
...もちろん風呂も最高♬ルン



【LUPIN THE THIRD STREET】
浜中町にはルパン三世通りがあり。
その通りには...。

【JIGEN’S BAR】
次元大介は相棒のルパンを救うため、
旅に出掛けている様ダ♬


【PUB FUJIKO】
不二子がルパン専用に作ったパブ♬
...ルパン以外の
入店はお断りの様ダ。



ここにも
マンホールは設置されている♬





浜中町といえば...
"エトピリカ"も忘れてはならない♬
全長39㎝ほどのウミスズメの仲間。
エトピリカとはアイヌ語で
くちばしの美しい鳥という意味。


ここで雨雲レーダーを確認すると、
これ以上雨は降りそうにないので...
"旅のレシピ"を晴天用に切り替えル♪
道道123号線(別海厚岸線)は
"太平洋シーサイドライン"
へと向かう♬
【琵琶瀬展望台】
展望台からの
"霧多布湿原"の眺望は、
いつみても美しい♬


やはり岬巡りは
旅(ロングツーリング)の醍醐味ダ♬
【涙岬(乙女の涙)】
浜中町と厚岸町との境界付近の
海岸に数十メートルもの断崖が続く岬。
この場所は
太平洋の荒波に向かって泣く
乙女の横顔に見えることから、
「乙女の涙」とも呼ばれている。
鰊(ニシン)漁が盛んだった昔、
嵐の海にのまれた、
厚岸の若者に恋する
乙女の泣く姿が岩になったと伝えられ、
嵐の夜には、
乙女のすすり泣きが
聞こえてくると言われている。
海に向かって左側には、
「立岩」という名の
奇岩を見ることができる。
ー北海道公式観光ガイドより


岬(展望台)まで
遊歩道を500mほど歩く♬


花も咲き、
歩いていても楽しい♬




木道を下れば
涙岬展望台ダ♬





展望台(岬の突端)に立つと、
息を呑むほどの美しさダ♬



岬からは、
立岩もハッキリ確認できた♬

誰も居ない岬に響き渡る
海風と打ち寄せる波音に
耳を傾けていると...
この地に伝わる
物語のことを思い出すが、
それ以上に
この雄大で美しき景観に
ただただ圧倒される♬

"太平洋シーサイドライン"といえば、
涙岬と双璧をなす...
【愛冠岬】
ー愛とロマンの愛冠岬
アイカップという風変わりな地名は、
アイヌ語由来で大きな崖を意味することが多く
(実際に愛冠岬は高さ80mの断崖)
アイヌ部族間の戦いの際、
「運試しに矢を放ったが届かなかった」
ということに由来する。
(足寄町の愛冠も同じ由来とされる)
この様なことから
"愛冠岬"という和名は、
『できそうもない困難を乗り越え、愛の栄冠を得る』
という意味で名付けられた。





【愛の鐘ベルアーチ】
岬には平成4年に完成した、
愛の鐘ベルアーチがたつ♬
恋人同士で鐘を打ち鳴らせば
愛が成就するとされる。







愛冠岬より釧路を抜けて
この日の宿泊地帯広へと向かう途中...
フッ...と寄り道(笑)
"釧路湿原"に立ち寄ることにシタ♬
【釧路市湿原展望台】

天候も優れないので、
施設の眺望台では面白みに欠けると感じ、
片道30分掛けて遊歩道を歩くことにした♪


釧路湿原の広大さを体感するため
"サテライト展望台"まで向かう♬

遊歩道の入口には
"ヒグマ出没注意"の立て看板。


人影は少ないので、
野生動物の出現に注意しながら
遊歩道を森の奥まで進む♬



歩き出して約25分ほど...。
目的の
釧路湿原国立公園/北斗展望台園地
"サテライト展望台"に到着ダ♬


展望台からも
釧路湿原を臨む♬


何を隠そう...
これまで釧路湿原も、
悪天候続きで一度も見たことがなかったので、
やっと願い叶う♪
...歩いて良かった♬



帯広(お宿)への到着が遅れたので、
休む間もなく繁華街に繰り出ス♬
【帯広名物】
帯広(十勝地方)といえば...

"はげ天"さんにて
名物を食す♬

やはり十勝地方といえば、
豚丼ダ!
香ばしく焼き上げられた豚丼は、
堪らない美味さダ♬ルン
帯広の"豚丼"店さん
通算9軒目達成!


食後にも
チョイと寄り道...(笑)
【いきぬき通り/北の屋台】
北海道・十勝平野、
広大な大自然の真ん中、
帯広市にある屋台村「北の屋台」。
個性豊かな20軒の屋台が軒を並べる。
農業王国・十勝ならではの食材を利用した、
さまざまなメニューを味わいながら、
隣席や店主との
ふれあいを楽しめる空間です。
ー北の屋台HPより


【ホテルやまこ】
オートバイ乗りには嬉しい
屋根付き駐車場完備で、
良心的価格のビジネスホテル。

阿寒湖アイヌコタンより
ここに至るまでの間に、
確固たる理由は無いが、
徐々に潮目がコチラに
"向いてきている"ことを肌で感ズ♬
これは長年旅ツーリングを続けてきた
私の"勘(感覚)"ダ
- Encounter with the KAMUY -
最後まで諦めずに
HOKKAIDOの"KAMUY"と向き合うゾ♬
お宿に戻り
天気予報を最終確認してみれば、
やはり思惑通り...(笑)
明日の出立も早いので就寝ス♬

...続きをお楽しみに♬

さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬

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では
Thanks for coming!
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ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


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