ずっと前からTT用になにか良いサドルはないかと悩んでいて、宮古島1週間ほど前に進められたこともあり購入したサドル。
カーボンレールの穴あきタイプのサドルだ。
TT用を探していたのですが、これはTT専用サドルではありません。長さも幅も通常のサドルと変わらないのでスペシャの推薦使用種目はロード、マウンテン、トライアスロンとなっています。
オヤジが購入したのは143㎜幅で重さは160g
以前にも書きましたが、TTバイクのDEANはISPなので、一度切ってしまったシートポストはシート高を上げるのは2~3㎝ぐらいならなんとかなりますが、下げるには2~3㎜しか下げられません。
この数種類の太さがあるシムをかまして高さを調整出来るのですが、リドレーのサドルに合わせて1㎜ほどのシムを2枚かましていたので、下げるのは2㎜ほどしか下げられない。
TT専用で売られているサドルはほとんどがサドル自体のレールから座る面までの高さが50㎜以上ある。
リドレーのサドルの高さは40㎜ほど、40㎜前後となるとかなり限られてくるのだ。
前乗りすることが多いトライアスロンで先っぽの幅が一緒ぐらいで、硬さはリドレーよりも硬いROMINは大丈夫なのかとちょっと心配していた。
先の方も若干、窪んでいるのだが。。
この窪みと穴あきサドルというのは初めて使うので、接点が少なくなって余計にお尻にあたる部分が痛いのではないのだろうかと心配していた。
リドレーの座面が完全にフラットなのに対してROMINは真ん中が窪んで後が反って、前は少し下を向いている。現在、ロードで使っているコンコールとよく似た形状だ。
セットするとこんな感じ。サドルの中心部分をフラットになる様にセッティングしろと説明書に書いてあるので、そのようにセッティングすると前下がりに見える。
高さも調整することなくバッチリでした。
さて、実戦で使った感動は!
ん~、良い!!
心配していたお尻との接点がピンポイントになって痛いんじゃないかと言う心配は皆無だった。
普通のポジションでは非常に座り心地が良い。
後方にどっしりと腰を下ろして座ってもがっちりとお尻をサポートする。
しかし、トライアスロンではこのようにほとんどが超前乗りでサドルの先端に座っている。
このポジションだと、ん~、窪みのありがたみは正直分からなかった。
しかし、155キロ乗ってもあまり痛くならなかったのは確かだ。
カーボンレールもしなっているのかもしれませんね。
私の場合、なぜか右側の股の付け根が股ずれして痛くなるのですが、今回もちょっとましだったが擦れて痛くなりました。
これはサドルの問題より私の骨格や乗り方の問題だと思います。
TT専用モデルの様に一点ポジションになることもなく、前後に腰を動かせるのはロングのトライアスロンではありがたい。
もちろんロードでも十分使える良いサドルだ。
トライアスロン用の薄いパッドのバイクパンツでも最後まで走りにある程度集中出来たので快適性は合格レベルでしょう。
ペダリングもまったく問題ありませんでした。
お勧めです!!
なおカーボンレールは、とり付けるシートピラーを選ぶので注意してください。