漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2013年1月7日~1月13日)

2013年01月14日 14時39分33秒 | 
2013年1月7日 - 2013年1月13日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1311ページ

中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
☆☆☆ 聖書と違ってギリシャ神話は一通り知っているから絵も解説もすんなり入ってくる。人物のアトリビュートもわかりやすい。物語自体が人間臭くてドラマティックなので絵も楽しい。というか、中野さんの解説で画家と依頼主たちの俗っぽい関心事(スケベ心^_^;)が透けて見えるのがまた面白い。これは洋の東西、時代を超えたテーマだから理解(女性としては“共感”とはいえない)できるのかな。画家の筆も宗教画と違って、心なしか奔放のような…特にティントレットがいい
読了日:01月13日 著者:中野 京子

残酷な王と悲しみの王妃残酷な王と悲しみの王妃
☆☆ 中野京子さんの本はかなり読んでいるので、既読エピソードばかり。が、これは王様の狂気的な横暴さばかり並べ立てらてるので結構来ます。ことにイワン雷帝の息子殺しとハプスブルグ家の近親相姦図は何度読んでも気持ち悪い。
読了日:01月11日 著者:中野 京子

影の王国 下 (創元推理文庫)影の王国 下 (創元推理文庫)
☆☆☆ ウェンセルの目的ははたして何か?そこがこの物語のミソなのだが、かなり普通。というより、あまりにも普通すぎてかえって意外だった(世界征服なんて目的だったら白けたでしょうね)。しかし、そのためにここまで面倒臭いことをしなくても…という突込みを入れたくなる。とはいえ、ローマ帝国のケルト人征服を連想させる古代ウィールドの伝説や聖王権をめぐる諸々、いずれも大好物設定なので楽しく読めた。
読了日:01月11日 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド

御伽草子―マンガ日本の古典〈21〉 (中公文庫)御伽草子―マンガ日本の古典〈21〉 (中公文庫)
☆☆☆ 誰もが知ってる御伽噺6編を収録。さっぱりしたやまだ紫さんの絵とあいまって、さらっと読めた。が、「酒呑童子」のエグさにびっくり!こんな話だったけ!?「ほんとうは怖いグリム童話」を思い出しました。洋の東西を問わず、昔話ってシビア。ヒューマニズムなんて言葉は現代人の贅沢でしかないと改めて認識。
読了日:01月09日 著者:やまだ 紫

ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)
☆☆☆ 悩める奴隷編もそろそろ終盤のようです。
読了日:01月07日 著者:幸村 誠

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