陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

フィギュアスケート フランス杯&ロシア杯2013

2013-12-02 | フィギュアスケート・スポーツ
例年レヴューに力を入れていたフィギュアスケートですが、今年はまことに無精でして。記事が追いつかなくてすみません。

今年のGPシリーズ、すでに六戦すべて終了し、ファイナル出場者も出揃いましたね。男子はともかく、日本勢女子やや意外な結果でしたね。

第五戦フランス大会では、羽生結弦選手がパトリック・チャン選手に挑むも届かず準優勝。羽生選手の263.59点のスコアもなかなかのハイスコアなのですが、チャン選手の295.27点って…。オリンピックの結果がすでに見えてきそうですけど…。この大会、日本勢女子は出場はなかったようですが、優勝は米国のアシュリー・ワグナー選手。

そして最終戦のロシア大会。
男子の優勝は昨季からとくに躍進めざましい町田樹選手。SPでの二位から逆転の257.00点での優勝をもぎとりました。
女子は宮原知子選手が五位、村上佳菜子選手は出だしスタートが遅れて総合七位に。今井遥選手は九位に終わっています。

さて、この結果。
GPファイナルに出場できる日本人選手は、男子は羽生結弦、町田樹、そしてベテランの織田信成選手。女子は残念ながら浅田真央選手のみとなりました。女子は来年のソチ五輪へのあてつけなのか、ロシア勢が四人も占めてるんですよね…。鈴木明子選手は総合ポイントランキングでは七位になってまして、あと一歩でファイナル進出を逃してます。実に惜しい。村上佳菜子選手が思った以上に不調だったのも意外や意外。ちなみに高橋大輔選手はポイントランキングでは五位だったのですが、怪我のため欠場。織田選手は繰り上げ出場だったのですね。羽生結弦、町田樹の新世代の台頭よろこばしいものの、小塚崇彦選手が圏外になってしまったのも残念です。

GPファイナルが開催されるのは、この12月5日。
場所は日本の福岡にて。日本勢にとってはまたとない立地ですが、いささか寂しいですね。今年は安藤美姫選手も不参加でしたし。今シーズンで大物選手がつぎつぎに引退を表明してますので、ますます寂しさが募ります。

日本勢にとっては、ソチ五輪代表枠を争う全日本選手権こそが本番と言えるかもしれませんね。出場される選手の皆さまには、怪我もなく、無事に演技を終えて欲しいものです。



【関連サイト】
フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦2013


【過去のフィギュアスケート記事一覧】

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さらば黄金の秋 | TOP | フィギュアスケートGPファイ... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | フィギュアスケート・スポーツ