陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

「マリア様がみてる 4thシーズン」第八話

2009-03-06 | 感想・二次創作──マリア様がみてる
【註:このブログのレヴューは虚妄と背徳に満ち満ちております。とくに祥子さまファンの方は要注意】


ごきげんよう、お姉さまがた。
本日もお美しゅうございますわね、うふふ。

寺尾聡の大ヒット曲を口ずさみたくなる、あの回がとうとうやってまいりましたよ!
第八話「くもりガラスの向こう側」です。


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この回は例のお正月会ですね。なくてもいいんじゃないかしらと思っていたんですが、EDのイメージにもなっていた重要回だったんですよね。このあたり、原作発売時は、ねるねるねるねのように引き延ばしがひどくって、ブーイングの嵐だったように覚えていますが(ひと言余計)
たぶんこういう感傷的なエピソードを積み重ねておきたかったんでしょう、今野先生。

でも、こうやって苦労して結ばれたわりには、瞳子と祐巳の絡みが少なすぎたような気がしないでもなく。といいますか、これだけスールになる前にすったもんだあったふたりですから、その後の騒動って、もう書きにくいのかもしれませんよね。どうせ、瞳子ができてるから退いちゃうんでしょうし。

前回のクリスマス会で瞳子にフラれてしまった祐巳。なんと、さっちー(だから、その呼び方やめれ)は思いっきり他のメンツにバラしちゃいます。これだから、金持ちは。どうやら財布の口とうわさの唇には、締まりがないようです(酷い言い草)
そして、どうやら、祥子さま。祐巳の激励を口実に、盛大にお正月パーティーを開きたいというもくろみ。

─祥子、恐ろしい子!(白い目)

こいつら、ほんっと遊んでばっかなんですけど?ほんとにまじめな高校生なの?なの?(管理人よりはまともです)
ぶっちゃけ、私、祥子さまって、祐巳が瞳子に逃げられて喜んでるようにしかみえないのですが、ああ、きっと私のこころは蜘蛛の巣ガラスになってるのね、うふふ(知らんがな)

さて、そんな娘にして、あの母ありといったところで。さーや(宮様ではない)も登場。しかも、本日は着物でお・め・か・し。でも、どことなく、サイコロ振る姿が、どうみても賭博やってる極道の妻でした(爆)

どうやら、この母、娘の意を汲んで、祐巳とふたりっきりスペースをつくるために、人間すごろくなるものを考案。まったく、金持ちが暇にあかせてやる遊びときたら。そういや昔、志村けんのバカ殿様シリーズで腰元を将棋の駒代わりにしてるのがあったんですが。きっと、さーやのことですから、こんなアホくさい番組にハマってしまったんでしょう。


しかし、この話って、けっこういろいろありましたよね?柏木との婚約解消宣言とか、不法侵入者とか。まぁ女だらけのパーティで楽しめたんですけどね、おおきなお友だちの皆さんが!そういや、聖さまも登場していた気がしたんですが(去年の正月会はいましたよね?)原作では名前出すだけで売上げアップになるんですけど、アニメじゃ声優にギャラが発生するんで削られたんでしょうか。なんとも世知辛い世の中でございます。

一巻ぶんを一話で終わらせるとはなんというハイペース。やはり1クールなのでしょう。
原作最終巻読んでないんですけれど、四月からもうマリみてに浸れなくなるなんて悲しいですね(泣)

ところで、小笠原邸の電話口に飾ってあったペンギン(?)のぬいぐるみが、

かび色のおはようスパンクみたいで嫌だと思ったのは私だけでしょうか(よけいなこと言うな)
ほんとに金持ちのシュミはわかりませんなあ(貧民のひがみですか?)

あと、ピザーラの宣伝、やっぱりありましたね(苦笑)

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