陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」

2012-01-24 | 映画──ファンタジー・コメディ
「Mr.ビーン」といえば、あのイギリスの大人気コメディ番組。
以前、NHKで放映されていたシリーズにハマっていたことがあります。
2007年の映画「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」は、その劇場版。テレビ放映のような、サクラの笑いがないので前半はシラケますが、後半はヒートアップ。


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抽選でカンヌでの一週間のバカンス旅行に当選したビーン氏。
パリに到着したビーン氏は、景品のビデオカメラ片手に浮き浮き気分。ところがニアミスでタクシーを乗り間違えてしまい、カンヌ行きの特急の出る駅とは反対の方角へ。

特急に乗ったのはいいものの、父親とはぐれた少年と途中下車する羽目になってしまいます。さいしょは反発しあっていたのですが、ふしぎな連帯感を漂わせていく過程がほほえましいですね。悪意のないいたずらがしっぺ返しされていくところ、そして女子供には優しいビーン氏の魅力が伝わる場面です。

最後はなぜか、カンヌ映画祭野会場へ鳴り物入りで参加してしまいます。
ウィレム・デフォー演じるナルシストな映画監督が、いい味を出しています。しぐさとかでなく、作風でナルシストっぽさを表しているところなんて、芸術性は高いが内向的で難解なものが多い映画際出品作への皮肉とも受け取れます。

監督はスティーヴ・ベンデラック。
主演はもちろんローワン・アトキンソン。
この人、辛気くさい顔をしたらけっこうハンサムなほうだと思うんですけどね。からだの動きもしなやかなので、かなり運動神経がいいんじゃないかと。
大げさに笑えるものでもなくいくつかは定番のギャグもありますが、下ネタが苦手という方には安心してみれるのではないでしょうか。にしても、あの顔芸(耳をひくつかせるところとか)はすごいですね。

(2011年3月1日)

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! - goo 映画

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