陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

フィギュアスケートGPファイナル2011(五)

2011-12-21 | フィギュアスケート・スポーツ
フィギュアスケートGPシリーズファイナル戦、女子シングルのショートプログラムの演技について。優勝候補と目された浅田真央選手を欠いた舞台となり、五人で争われましたね。

日本の鈴木明子選手はみごとに準優勝を飾ってくれました。
曲はヨハン・シュトラウス2世「こうもり」。スコアはFSで118.46点、トータル179.76点。
今シリーズで優勝一回(フィギュアスケート NHK杯2011 まとめ)、準優勝一回(フィギュアスケート スケートカナダ2011 まとめ)という文句のない戦績を残してくれましたが、ファイナルでも存分に魅せてくれましたね。初回のジャンプを含めて何回か着氷がぶれる場面があって、冷や冷やさせられました。やはり真央選手のことを耳にしての動揺があったのかも。動きもやや精彩を欠いていたような気がします。しかし、失敗してもそれを顔に表さないのがこの人の強いところ。

優勝したのは、イタリアのカロリーナ・コストナー選手。トータルスコア187.48点。
三位はロシアのアリーナ・レオノワ選手。トータルスコア176.42点。
ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手は四位の174.51点。シリーズ二連勝で注目されていましたが、ファイナルSPでは五位発進ながら、FSでは鈴木選手を抜いての二位。やはり侮れない十四歳。
米国のアリッサ・シズニー選手が、156.97点で最下位に終わっています。

時間がないので、かってながら、レヴューを省きます。そのうち、世界選手権もあることですし。できれば、エキシビジョンについても触れたかったのですが、自分の表現力不足であまり演技の良さをうまく伝えるのにそろそろ限界を感じてもいます。

お母様の訃報のためにファイナルを辞退したがため、浅田真央選手、鈴木選手とのNHK杯でのリヴェンジは果たされなかったのですが、喜ばしいことに全日本選手権への出場を表明してくれました。真央ちゃんが全日本に出ないと、世界選手権の女子の出場三枠が二枠に減るから困るだのなんだのという噂を聞きましたが、杞憂に終わってよかったですね。

安藤美姫選手が不在、村上佳菜子選手はGPシリーズで不調であったので、実質、このふたりの再戦となるのかどうか。開戦は23日、明後日に迫りましたね。国内の大会だと、あの国の選手はジャッジが甘い、などといびつな思考に陥らずに観れるので気楽になれます。個人的に。



【参考サイト】
フィギュアスケートYoutube-動画Blog
スポーツナビ フィギュアスケート
テレビ朝日 フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦

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