”兄弟たち、私たちは、この美しい土地に’シオン’を築くべく集まっています。・・しかし、私はここに来て以来、利己的な精神があるのに気付いています。聖徒たちの心に過度の貪欲があります。・・買えるだけの土地を全部買い占めることを展開させている人たちがいます。この世の物にあまり恵まれてない貧しい人たちのことは除外して、ただ自分たちの基盤を築くことしか考えておらず、自分の家族や一族だけに注意を払っています。さて、私の言いたいことは、シオンはそのようにして築くことは出来ないということです。いろんな看板が見られます、ビールの看板とか、金儲けの、様々な投機的思惑で売り出されているのでしょう。これは、この世のやり方です。バビロンそのものです。イスラエルの神の御名によってあなたがたに言います。悔い改めなければ、・・神への不敬さ、強欲、他人を顧みず自分を無理に押し通そうとする心等、そういったことから向きを変えなければ、ばらばらに砕かれてこの選り抜きの土地から、天の四方へと散らされてしまうでしょう。” ジョセフ・スミス（１８０５－４４）
この土地は、元々は、イリノイ州コマース町という所で、ノーブーと名付けた地ですね。ジョセフたちが、初めて移り住んだのは１８３９年４月くらいですかぁ。この説教があったのは、１８４３年か４４年頃と思われます。４６年には、聖徒たちはノーブー町から皆いなくなるんだね・・・・いやぁぁ、たまＷＥＢ、将来、復活してからでしょうか、兎も角に、シオンに住めるようになりたいなぁぁと・・・・
（過度の貪欲 covetousness： 非難されるべき欲深さ、物質的な富に対する過度の貪欲、強欲、強奪）
英文魚拓 「Brethren, we are gathering to this beautiful land, to build up Zion… But since I have been here I perceive the spirit of selfishness. Covetousness exists in the hearts of the Saints… Here are those who begin to spread out, buying up all the land they are able to do, to the exclusion of the poorer ones who are not so much blessed with this world’s goods, thinking to lay foundations for themselves only, looking to their own individual families, and those who are to follow them.
Now I want to tell you, that Zion cannot be built up in any such way… I see signs put out, Beer signs, speculative schemes are being introduced. This is the way of the world, Babylon indeed, and I tell you in the name of the God of Israel, if there is not repentance… and a turning from such ungodliness, covetousness and self-will, you will be broken up and scattered from this choice land to the four winds of Heaven.」
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