よじるし -日常茶飯事-

とりたててなんのことはない日常のネタを、わざわざとりたててみようじゃないか。
という心意気。

コメント歓迎。

保険ジプシー中!

2009年10月18日 | 1. 日常茶飯事
さて今、保険の見直し中で、めっちゃネット見てるんですよ。
調べることとか山ほどあるんで。


それにしても、「理想の保険」って無いよねぇ~。


『その人がいいと思う保険が理想の保険』って、これまた
恋人探しと同じようなこと言われるけど、
それって結局 「十人十色」「どいつもこいつも一長一短」ってことじゃん。


もう、吐き気がするほどいろいろ見ました。
生命保険会社勤務の友人には連絡してみて、
(できれば信頼できる人に担当してもらいたいんで)
これは?てのには資料請求して、
添付されてる約款抜粋版みたいのももちろん熟読。


子無し独身の身だから、私に死亡保障は不必要なので、
とりあえず医療保険だけ入っておこう、という感じなんだけど、
調べれば調べるほど「医療保険って、いらんなぁー」と思う。
(遺す必要がある場合の死亡保障は必要だと思ってますが)

だから、保険料は安く押さえて、その分を「早期発見」
の費用に回そうと考えてます。

どっちかというと、不健康でズルズル長生きしちゃうリスクの方を
保障したいんだけどなー。


先ほど家族の既往症を調べるために実家に電話してみたら、
うちのダディなんて、月々5万円の保険に入ってたらしいデスよ!
「は?5万?? 何それ、一体何をしてくれるの?」
「知らな~~い」
知っててくださいwwww
定年したから解約したらしいけどね。
50万円しか帰ってこなかった、とブツクサ文句言ってたそうです。
…知っててくださいwww


さておき、調べれば調べるほど、なんかいろいろ見えてくるしねぇ。
「『この条件の時に支払います』って、どんだけ重症だよ、それ!」
とか。

そうですねー、男に例えると、
「顔が悪い」「口先ばかりで信用できない」「浪費癖がある」
などなど。
どいつもこいつも「一生一緒になんて、いられないわ!」
って感じ。


じゃあどんな相手なら納得いくのよ!
ってことで考えて、

最終的に
「保険は先進医療で高額出費をした場合のためのみ、と割り切る。
 入院保障はおまけ。支払いは安いにこしたことはない。」
という、自分の中での結論を出しました。

男に例えると、
「普段は忘れてるぐらいの存在だが、100年に一度の危機だけ役に立つ」
ようなタイプです。

それで2つぐらいに絞って検討してるんだけど、
その2つにしたってえらい一長一短で、
てゆーか資料をなんぼ見ても分からないことだらけで、
明日コールセンターに質問しようと思って、紙にまとめておきました。

うざ~~~いwwww


あ、ちなみにア○ラックはハナから候補に入れてないです。
理由:CM見るたびにイラっとするからwww


30歳超えたころから、なんでだろう? イライラする!(いとうあさこ)


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台風とペースメーカー

2009年10月09日 | 1. 日常茶飯事
台風来るからって、いつもよりちょっと早めに出て
慌てて乗った電車が中途半端なところで足止め。

「運転を見合わせています。再開のめどは立ちません」

うそーん。

振替の地下鉄はどの線も改札まで人が溢れてて乗れそうもない。
たまたま職場方面のバスをみつけたので、
バスに乗って行くことにした。

案の定バスもエラい行列だったが、運良く目の前で満員となり、
次の臨時バスに座れることになって、ラッキー☆
(長時間バスで立ってるのはちょっとツラいからね)

都バスの1列席に座って、職場の仲間への連絡や
データを送ってもらったりの指示をメールしてたら、

「すいません、ペースメーカーをしているので、
 携帯、やめていただけませんか?」

と、にこやかに前の席のおじいちゃん(65歳ぐらい?)に言われた。

「あ、すみません」

と、こっちもにこやかに、でも送信だけして電源を切った。

見てたらそのおじいちゃん、
周囲で携帯を開いてる人全員に声をかけている。

あー、そんなんいちいち言わなアカンの大変そうやなぁ、
でも、開いてる人だけに言っても仕方ないんじゃない??
とか考えてるうちに、

「ペースメーカーつけてるひとの前で携帯使ったら
 どうなっちゃうんだろう?」

という純粋な疑問がわいてきた。

だって、機器に影響があります、とは知ってるけど
それで一体どうなっちゃうの?って知らないんだもん。

興味を止められず、おじいちゃんに話しかけてしまった。

「すいません、ペースメーカーって、やっぱり、
 携帯使われると、痛いんですか?」

唐突に話しかけられておじいちゃん、ビックリ。
ああ、やばいやばい、心臓に悪い。

「えっと、ペースメーカーが、…どうなっちゃうんですか?」
(ストレートな“ヨ”)

おじいちゃん、にこやかに語りだす。

「ペースメーカーの、数字がね、電磁波で、誤作動して、
 リセットされちゃうんですよ。
 リセットされて、使い物にならなくなる。」
「へぇええ!」

そうだったんだ。

おじいちゃんの話を“ヨ”なりに理解してまとめると、

「ペースメーカーは、数字で心臓のペースを管理してるのだが、
 その数字が誤作動すると、心臓が早くなったり遅くなったり
 (つまりその人の良くない症状がそのまま出てしまい)
 動けなくなったり、死に至ったりする。」

ということらしい。

知らんかった。
「ちょっと(一時的に)ペースが乱れちゃう」
ぐらいの話だと思ってた。

おじいちゃん曰く、バスは狭いから、
電波がより乱反射して危ないんだそうだ。(そ、そうなのか??)
でも、今日は仕方なくバスに乗るしかなかった、と。

「(携帯に)つい神経質になってしまうんですけども」
「それは仕方ないですよね。声かけるのも、勇気いりますよね。」

優先席近辺は、最近やっとちょっと
携帯の電源を気にしてくれる人が増えたそうだけど、
まだ、優先席近辺でも、おじいちゃんが声をかけると、
あからさまに嫌な顔をする人もいるんだそうだ。
『俺の携帯で何をしようと俺の勝手だ』
『ペースメーカーをしている証拠を見せろ』

「証明書があるわけでもないし、体に埋め込まれているものですから…」
「…」(何も言えない)

「まぁだいたいの方は快く切って下さいますよ。
 人情もまだまだ捨てたものじゃないです。」
「はぁ…」

実際、おじいちゃんの知り合いで、
電車の中で誤作動して亡くなっちゃった方もいるそうだ。

「でも、みんなが持ってるでしょう?
 誰の携帯で、って、特定出来る訳じゃないですし」
優先席だから、安心してたんだそうだけど。

ペースメーカーは、25cm離れたら大丈夫、とかも言うけど
それは「最新型」の話で、
おじいちゃんみたいに旧式なのは、1mは離れないと安心出来ないそうだ。

だからって、ホイホイと新型に替えられるかって
そういう話でもない。

「だから、家族は外に出るなって言うんですけど、
 やっぱり、働けるうちは仕事もしたいですからね。」
「えぇ、えぇ、そうですよねぇ。」(強くうなずく)

ペースメーカーの人口は、30万からその10倍とか。
みんながおじいちゃんみたいに「切って下さい」って
言える人ばっかりじゃないだろう。
そんな人たちが不安を抱えながら電車に乗ってると思うと
なんだかいたたまれなくなった。

バスでの移動は、混雑の影響もあり、約1時間かかった。
その間、いろいろ貴重なお話が聞けた。

「すみません、興味本位で聞いてしまって」
「いえいえ、一人でも多くの方に知っていただけるとありがたいので。
 そして、啓蒙してください。」

おじいちゃんは終始丁寧で穏やかな口調で話された。
すごいなぁ、めんどうだろうに。
いろいろ、大変だろうに。

“ヨ”は電車の暇つぶしにメール打つこととか多いけど
混雑してる時はやめておこう。
使わない時は、電源を切ろう。
優先席には近づかないでおこう。


おじいちゃんや、みんなが、
安心して移動出来る世の中になりますように。