よじるし -日常茶飯事-

とりたててなんのことはない日常のネタを、わざわざとりたててみようじゃないか。
という心意気。

コメント歓迎。

痴漢が許せない。

2005年09月15日 | 1. 日常茶飯事
痴漢が許せない。
当たり前のことだが、ほんっっとに許せない。

今までめったに出くわさなかったのに、
服装などをラブリー路線に転向したら、とたんに出遭った。
おとなしそうに見えたに違いない。

私は痴漢に遭ったら「絶対に捕まえてやろう」という
意志を持って電車に乗ってる女である。
触って来たら、手でもなんでも掴んで引きずり出してやる。
周囲にだって人はいる。いざとなったら助けも呼べる。
だから、来るなら来い。


ただ、当たってるのか触ってるのかがわからないんである。
スカートとカバンの間に、どうも「異物感」があるのだが、
確信がもてない。


無実の人に罪を着せるわけにいかないし、
焦って取り逃すのも悔しい。
だから確信が持てるまでじっと待つ。


乗換駅で人がたくさん降りたので、ちょっと奥に移動したら、
その「痴漢かも」は、
あり得ない方向転換をして私にぴったりついてきた。

「痴漢かも」から「多分痴漢」に昇格(?)だ。

本当言うと、捕まえようと試みるのはかなり怖い。
「痴漢」そのものや、「捕まえること」が怖いんじゃない。
逆恨みや逆上で、痴漢行為よりもひどい目に遭うかも知れないのが怖い。
「痴漢行為」をしている時点で、常人では理解できないほど卑劣なバカである。
卑劣なバカが逆上したら、もっと常人には理解できない行動に出るかも知れない。
下手なことをしたら、刺されるかも知れない。
それが、怖い。

だけど「刺されてでも捕まえてやる。」

…って、
そいつが大胆に触ってくるのを待っていた(変な表現だが)んだが、
いっこうに「当たってるのか触ってるのか分からない」状態から進歩がない。

だんっ…だん、イライラしてきた。

息も変に荒いのに。すし詰めでもない電車で、不自然に後ろにいるのに。
絶対こいつ、痴漢なのに。 捕まえてやりたいのに。
こんなんじゃ、「当たってただけです」って言われて終わりだ。
埒が明かない。
関西弁でドスきかせて言ってしまった。

「…チッ! 駅員に突き出すぞ!


「当たって」た手(?)がパッと離れた。
やっぱり痴漢だったんだ。
怪しまれるからだろう、手は離してもすぐには離れない。
そして駅に着いたら今度は、
あり得ない方向転換をして私から離れて降りていった。

すげえ悔しい。

何かしなきゃ気が済まなくて、とりあえず追ってって、
立ってた駅員さんにそいつを指さしながら
「あのサラリーマン多分痴漢です、ただ、証拠がないです。」
って言っておいた。
駅員さんはぽかんとしていた。

なんにもならない。

すげえ悔しい。

怖いからとか、面倒だからとかいう理由で痴漢に逆らわない人もいて、
その気持ちはすっごく理解出来るんだけど、
みんなが「刺されてでも捕まえる」意志を持って電車に乗ってたら、
(その殺気を感知して)
多分痴漢の数は9割以上減すると思う。

みんながみんな、おとなしい女だと思うなよ。
調子に乗んじゃねえぞ、痴漢。

次は絶対捕まえてやる。

「大江戸温泉物語」に行ってきた

2005年09月11日 | 5. ライブやら, なんたら展やら

友人K@ギャル(同い年…)が大阪からやってきて、
まあ仕事は金曜までだがせっかくだから泊まってって
土曜は東京でちょっと遊んで~なんていう計画だったのだが、

金曜は結局彼女の東京の同僚やなんかと(何故か“ヨ”も)一緒に飲んで
「そうやそうや、明日どうする~?」
「どうしよ~」
なんて何も決まらないまま同僚宅になだれこんで、
朝まで飲んで雑魚寝して

起きたら昼。

「今からどうする~?」
「どうしよ~」
とりあえずメシでも食おやーて
ほんで朝からっつうか、まあ世間的には昼なんだけど
同僚オススメの店でカレー食って、
それは本当においしかってんけど、そこでもだらだらしてて

気づけば3時。

今度こそ本格的に
「今からどうする~?」
「どうしよ~」

「あ、そう言えば『浅草で提灯買ってきて』ってオトンに言われてた」
「…え~、あの家、あれ以上モノ増やすの~?」

浅草って案外5時ぐらいに店閉まっちゃったりするんだよなー。
本音はこの前浅草行ったばかりでたいして行きたくなかったんであるが。

「・・・あ!
浅草やったら、なんかこの前『大江戸温泉物語』ってとこが出来たで~」
「え!それはなんなん、温泉なん?」
「いや、多分、温泉とじゃなくてただの広い風呂場ってだけやけど…」
「まあええわ、そこにしよやー、とりあえずゆっくりしたい

はい、三十路女の本音。

もうなー、徹夜で遊ぶとか正直しんどいね~ん。
そんな必死こいて遊び回っても、もー特に新しい感動とかないね~ん。
しんどいだけで、たいして楽しくないね~ん。
なんやったら昼間っから酒でも飲んでまったりしたいね~ん。

で、東京駅まで出て、るるぶか何かで地図をチェック。

「あ、ゴメン、浅草じゃなかった」

江戸・歌麿 = 浅草・両国

“ヨ”の中のそういう構図で
勝手に浅草だと思いこんでた「大江戸温泉物語」は
ゆりかもめはテレコムセンターにございました。

つながらねー!
「テレコム」も「センター」も、一切「江戸」につながらねー!!!

そして、
「げ、入場料2,837円だって」
「え、約3,000円??! 高っっ!!」

入るだけで3,000円って何?
ディズニーランドでもフリーパス5,000円とかでしょ、
どんなアトラクション??
マッサージとかあるけど全部別料金って、
これは知ってたけど、それもだいたい3,000円からってさあ~。

「どうする~?」
「どうしよ~?」

まあ結局行くところも思いつかないし、行ったんだけどね。

朝まで他人の家でうだうだ飲んでたせいで、風呂も入ってなかった我々は、
もー、頭と体を洗った瞬間、絶叫。

「風呂ってイイね!!」


でも、そんだけ。

もともと、特に長風呂ってわけでもない二人だし、
風呂は好きだけど、体が洗えて、ちょっと疲れが取れたらいい。
長くつかってりゃ~のぼせるし、いろいろ入ってみたところで
たかが「湯」じゃん。


ほんで、無料でできることって少ないのな。
「砂風呂あるー」つっても1,000円かかる。
肉体疲労が癒されたと言え、湯疲れでちょっとぐったりしてるのに、
別に無理に砂なんかに埋まりたくないし、金払ってまで。
エステやマッサージも好きだけど、
ちまたと同じ値段のマッサージ、別に無理にここで受けたくないし。
ちまたに行くし。

つーか、なんのための「入場料2,837円」??

1,500円ぐらいなら納得プライスだったんだけどな。
ちょっと砂にも埋まってみようかい、みたいな。
1,500円だと赤字ギリギリーみたいな維持費とかかかるんだろうけど、
それはわかるんだけど、
「チャージで儲ける」みたいな商売は好かん。

ほんで、「100円のマッサージチェア」とか使って帰りました。
気持ちえがった~~~。

なんかまあまあキレイでいいところだったよ。
中のやぐら建ってる江戸風の小路なんかは、ちょっと小粋だし。
食べ物もけっこうおいしかったし、
「風呂入ってさっぱりして良かったな~」とか
「これで大阪帰ってバタンキューできるな~」とか話して、
ぐだぐだ旅行の選択肢としては正解やったと思う。


だけど、まあ、私は二度と行かんかなぁ~。

1万円ぐらい使う気持ちのある、
長風呂の女性とかなら楽しめると思うよ~。