よじるし -日常茶飯事-

とりたててなんのことはない日常のネタを、わざわざとりたててみようじゃないか。
という心意気。

コメント歓迎。

ロールシャッハ<少量ネタバレあり>

2010年11月17日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
大好きなラーメンズの、小林賢太郎さんの舞台、
ロールシャッハを友人と観てきました。
いや、小林賢太郎のひとり舞台だと思ってたもんで(汗)
普通の舞台でびっくりしたが。

笑い有り、涙有りの、秀逸な舞台でした。行って良かった。
当日券もありますので是非。

興奮冷めやらぬので感想なぞを。

舞台は「壁」に囲まれた世界。
人は「開拓隊」を結成し、山を超え、海を超え、領土を拡大してきた。
そして、壁の内側は制覇した。次は、壁の向こう側だ。

登場人物は、
壁の向こうに向けて領土を拡大する「開拓隊」として呼ばれた、
・すぐ怒る鉄工所の社長
・気の弱い青年
・自分の意見のない青年 と、
開拓隊の隊長として選ばれた
・サーカス団に憧れている男 の、4人。

4人は4人とも、自分をそれなりに認めながらも、自己否定して
「変わりたい」と思っている。
自分のことが大好きで、自分のことが大嫌いな、
そう、よくいる人たち。

ああ、俺って、どうしてすぐ怒っちゃうんだろう。
怒る人の反対って、なんだろう?
ああ、誰に対しても甘くて、なんでも受け入れちゃう人になればいい。

ああ、僕って、どうしてこう、気が弱いんだろう。
気が弱いの反対って、なんだろう?
そうだ、僕は、すぐにキレる暴れん坊になればいい。

変わろうとして、ちょっと間違った方向を目指す。


そんな彼らに隊長が言う。


 自分の反対に変わろうとしなくていい。
 極端を目指さなくていい。
 目指すのは、自分の延長線の、ちょっと先でいい。

 イクラがキャビアを目指すことはないんだ。
 

 イクラが目指すのは


 ・・・シャケだ!!


 シャケになれ!!




そうなの!!?


だけど、そのセリフが響く。
いちいち響いてゾッとする。
計算されたセリフと動き。あ、ロールシャッハって、そういうこと。。
ぐいぐい引き込まれて2時間強のお芝居があっという間だった。


続きは劇場、またはDVDで。(面倒になったからじゃーねーぞ)

会場まさかのスタンディングオベーション。
まさかのアンコールに応えて「出て来たものの…どうしよう」
相変わらずMC苦手な賢太郎さんに萌え。


仁さんにお会い出来なかったのは残念だけど、
やっぱり賢太郎さんの才能には脱帽だー!!


あ、ちなみに、一緒に行った友人とは半年ぶりの再会。
とりあえず、半年ぶりの第一声は

「あんた・・・ 相変わらず・・ww  浪人生かと思った!!」

なんとかしろ、どうにかしろ、女子力上げろと散々説教されました。
てへっ。

品川のドロップ

2009年03月19日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
「ドロップ」観てきた。試写会で。
毒舌美人ちゃんと2人で。

品川庄司の品川、
通称おしゃべりクソ野郎(元猿岩石有吉命名)
が原作・脚本・監督の。

「タダじゃなきゃぜってぇ観ねぇよなぁ」
「つか、品川の自伝とか興味ねぇし。」
「それ以前に品川役が成宮寛貴とか有り得ねぇし」
「違い過ぎね?それ、すでに自伝じゃねぇし」
「麒麟田村役が小池哲平(ホームレス中学生)てぐれえやべぇし」
(注:女子同士の会話)

「まぁ申し込んだの水嶋ヒロ目当てだけど」
「つか会場要領悪くね?」
「つか客も詰めて座れよ、バカか」
「つか上地てどうなの」
「あいつ分かんね、ぜってぇ性格悪い」
(お前が言うな)

など散々文句たれながら楽しんでる僕らは
「毒吐き友だち」です♪

どうでもいいけど有吉って同学年らしいよ。
なんか親近感。


で、

映画。


2人とも号泣だったわけですよ。
笑いあり、涙あり、ケンカありの大作だったわけですよ。


ま、深くはないけど。
テンポ良いけどもうひとつ浅い感じで
DVDで十分だけど。

つか水嶋ヒロカッコイイっす。
演技もイイし。

成宮くんはなんだかゲイにしか見えないんだけど。
いや別に彼はゲイでいいんだけど、
いや、彼じゃなくてもゲイでいいんだけど、
なんていうか、こっちの性欲が湧かないなぁと思って。

で、感想。
「観てもよしの映画。DVDでね。
 しかし品川多才なぁ。好きじゃないけど。」
(嫌いでもないよ)


スカイ・クロラ

2008年08月11日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
見て来た。

↓公式サイト
http://sky.crawlers.jp/index.html

まー、言うたら私、ここの制作会社(プロダクションIG)のファンでして。
攻殻機動隊とかそーゆーの作ってたところで。
キャラクターはあんまりかわいくないんだけど、
なんか、見てて「仕事が丁寧だなぁー」って思うから好き。
丁寧すぎて赤字だったりするんだけどね。笑

押井守監督はね、よく分からん。
そんな観た訳じゃないし、あんま知らないし、
作品を「その監督だからどーこー」って言える筋じゃない。
宮崎駿とか庵野秀明とか、そんなんだっていっぱい見たわけじゃないし。
てゆーか、なんでアニメの監督って有名なん?
普通の映画作品より「誰々の監督作品」ってのが大きく出るような気がするんだけど。
あ、巨匠ってことなんかな?

まぁけど、語れるほどじゃないけどアニメは好きです。
俳優さんが演じてるより感情移入が出来る。
「アニメ萌えー」って意味じゃなくて、
生身の俳優さん、たとえば、キムタクとかだって、
何を演じててもキムタクにしか見えないので感情移入できないのだ。

それに、アニメだと、ありえないシチュエーションとかも、
なんとなく受け入れられるしね。
好みじゃない絵も、その設定で美醜がなんとなく受け入れられるし。
(だって、実写だと好みの問題で「どー考えても脇役の方がキレイ」ってあるんだもん)

と、まぁ、アニメ映画をわざわざ観に行ったことに対する言い訳はこの辺にしよう。


作品の感想。

「あとからじわじわ来る」

音楽とかすごいキレイだし、
戦闘シーンも迫力モノだったから「大画面で観て良かった」と思った。

でも、予告編がピークだったかなぁ。
世界観が素晴らしくって、興味があって、それで観に行ったんだけど、
それがピークで、映画は「ふーん」て感じだったな。

原作を読んでないから「語るな」と言われるんだろうけど
別に個人的感想だから、何を言っても自由だと思うんで言うけどさー。
世界観はすごく好き。
設定がすごく考えさせられるし、長いセリフも考えさせられた。
なんのために生きてるんだろう、とか。
でも、「生と死、そして運命」という見方しかできなくて、
恋愛映画としてとらえられなかったんだけど、私がまだまだ未熟?

あと、
菊池凛子は無い…。

いやー、だって、棒読みなんだもん。
これはこういうキャラなんだ、と思い込もうとしたけど
ヒロインなんだから、なんていうかもうちょっと欲しかった。

加瀬亮君も棒読みだったんだけど、
「棒読みっぽいキャラクター」って感じが出てたし。
他の人上手だったんだけど。
谷原章介さんとか、個人的にはバッチリだと思ったし。

でも、凛子、無いわぁ…。
ごめんよ、凛子自体は嫌いじゃないんだけど
映画の最中では彼女のセリフのたんびに「ぁああ…」って残念感が漂いました。

あとね、映画、見に来てた人たち…
「いかにもオタク」のステレオタイプな感じの人が半分ぐらいいたよ。
なんであんな、エラそうなんだろう?
なんであんな、わざわざ大きな声で自分の意見を語るんだろう。(しかも上から目線)
振り返って「うるせーよ!」って言いたかった。
幸い上映中は静かにしてたけどね。(近くにいなかったから知らないけど)

あーゆー「芸人に真似されちゃうようなオタク」が
もう少し自覚してくれたら、オタク文化はもっと
「ロリコン」とか「モテない童貞の世界」って偏見が無くなると思うんだけどなぁ。。。



マンモスを見に行ってきた

2006年02月18日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
あたしゃー愛知万博~通称「愛・地球博」を心底バカにしてた女だ。

あんな混み倒してる炎天下、ぐえぐえ言いながら、
弁当禁止!イヤOK?どっちやねーん!て文句たれつつ
「つ~か~れ~た~!」とか駄々こねてるガキどもと一緒に並んで
ロボットが踊ってるだけのステージとか見て、
ナニが楽しいか。

ま、要するにそういうイヤな考えの持ち主なんだが、
一つだけ見たかったモノがある。
それが「氷漬けマンモス」だ。

それを見るためだけに愛知万博に行っても良いと思っていたぐらいだ。
いや、もちろん行かないけど。

それがですね、奥さん。
そのマンモスが、東京はフジテレビに置いてあるって言うじゃないですか。
すぐ近く(てほどでもないけど愛知よりは近いだろう)にあるって言うじゃないですか!!
万博に行かなくてもワクチンがもらえるんだー!(c 20世紀少年)の世界ですよ。

行くしかないでしょう!!!

で、
行ってきました。
ええ、一生関わることないだろうと思ってたお台場はフジテレビのビルに。
そして、あらやだ、入場料1,000円? 無料じゃないのネ?
あたしゃーフ●テレビ(今さらな伏せ字)も大嫌いなので、
こんな奴らにカネなんか一円も払ってやりたくないのであるが。

多分万博よりマシなんだけどすげえ行列だし
おまけにスポンサーの「グッジョブグッジョブ~♪」かなんかが、
並んでる間ずーっと歌っていやがって、まあ、耳障りなこと甚だしい。

写真のようなN●Kも驚きの安っちさのマンモスの模型みたいのとか
なんだかふーんてな感じのパネル展示を見ながら
「あれ、これ大丈夫かな?
 メイン見て『チェンジお願いします!』てパターンちゃうかな?」
とかって、だんだん不安になってきたんだけど、

ホンモノのマンモスの頭部(さすがに撮影禁止)見た瞬間、
そんな気持ち、ぜーーーんぶ吹っ飛びました。

見とけ(3月12日まで)

なんでも「軟体部」が残ってるのは全国でそのマンモスだけ、
とかいうウワサです、ウッホウッホ♪

ちなみにアタシの、今回一番の収穫はこれでした。
恐るべしマンモス展

感動を、ありがとう。






「イサムノグチ展」に行ってきた

2005年11月24日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
まあ、正直なところ、イサムノグチに関しては
「モエレ沼公園の設計かなんかやった人」という認識しかなくて、
正直なところ、この代表作らしい「エナジー・ヴォイド」のポスター見ても
「だから?」
って思うぐらい抽象彫刻とかそういうものに興味がなかったんだけども

だけども、なんとなーく気になって、
なんとなーくこれは行こうと思ってて、
「あーもうすぐ期間終わっちまうよ」と思って
あわてて行ってきたわけなんだけども

超良かった!!


いやあスイマセン、芸術的な表現が全く出来ないんですけど
この変哲な単なる歪んだ四角みたいな角丸みたいな三角みたいなのんの
実物の前に立った時、鳥肌立ちました。
すげええ~!!って。

障子紙で作ったちょうちんみたいな「AKARI」シリーズも
ぺらぺらなんだか硬いんだかわかんない抽象的な彫刻も
作品は未完でもあとは自然と子ども達が仕上げてくれるとか、
二重国籍なんだけどアメリカ人も日本人も関係なくて
『地球人』なんだ、っていう考え方も。。。
(オトンがすげえよ、メリケンで子ども「作り逃げ」っすから)

まあ、芸術的な表現の出来ない負け惜しみですけど、
とにかく「すげえ!」とか「感動!」とか
そう思えたら、それでいいんじゃないでしょうか、芸術なんて。

そういう意味で凄かった。
モエレ沼公園、超行きたい。
超札幌市民がうらやましい。
超帰りたい。(実家無いけど)

そんなわけで、興味有る方は是非見に行ってくださいね。
27日日曜日が最終です! 急げ急げ!!

あ、ちなみに東京都現代美術館、
清澄白河から降りて、行く時は「Mot コッチ」みたいな看板が
いっぱい立ってるから行けたんだけど、
帰りの駅に向かう道の標識が一切無いので
帰り、まんまと迷いました。。。

みんな、気を付けようね♪

「大江戸温泉物語」に行ってきた

2005年09月11日 | 5. ライブやら, なんたら展やら

友人K@ギャル(同い年…)が大阪からやってきて、
まあ仕事は金曜までだがせっかくだから泊まってって
土曜は東京でちょっと遊んで~なんていう計画だったのだが、

金曜は結局彼女の東京の同僚やなんかと(何故か“ヨ”も)一緒に飲んで
「そうやそうや、明日どうする~?」
「どうしよ~」
なんて何も決まらないまま同僚宅になだれこんで、
朝まで飲んで雑魚寝して

起きたら昼。

「今からどうする~?」
「どうしよ~」
とりあえずメシでも食おやーて
ほんで朝からっつうか、まあ世間的には昼なんだけど
同僚オススメの店でカレー食って、
それは本当においしかってんけど、そこでもだらだらしてて

気づけば3時。

今度こそ本格的に
「今からどうする~?」
「どうしよ~」

「あ、そう言えば『浅草で提灯買ってきて』ってオトンに言われてた」
「…え~、あの家、あれ以上モノ増やすの~?」

浅草って案外5時ぐらいに店閉まっちゃったりするんだよなー。
本音はこの前浅草行ったばかりでたいして行きたくなかったんであるが。

「・・・あ!
浅草やったら、なんかこの前『大江戸温泉物語』ってとこが出来たで~」
「え!それはなんなん、温泉なん?」
「いや、多分、温泉とじゃなくてただの広い風呂場ってだけやけど…」
「まあええわ、そこにしよやー、とりあえずゆっくりしたい

はい、三十路女の本音。

もうなー、徹夜で遊ぶとか正直しんどいね~ん。
そんな必死こいて遊び回っても、もー特に新しい感動とかないね~ん。
しんどいだけで、たいして楽しくないね~ん。
なんやったら昼間っから酒でも飲んでまったりしたいね~ん。

で、東京駅まで出て、るるぶか何かで地図をチェック。

「あ、ゴメン、浅草じゃなかった」

江戸・歌麿 = 浅草・両国

“ヨ”の中のそういう構図で
勝手に浅草だと思いこんでた「大江戸温泉物語」は
ゆりかもめはテレコムセンターにございました。

つながらねー!
「テレコム」も「センター」も、一切「江戸」につながらねー!!!

そして、
「げ、入場料2,837円だって」
「え、約3,000円??! 高っっ!!」

入るだけで3,000円って何?
ディズニーランドでもフリーパス5,000円とかでしょ、
どんなアトラクション??
マッサージとかあるけど全部別料金って、
これは知ってたけど、それもだいたい3,000円からってさあ~。

「どうする~?」
「どうしよ~?」

まあ結局行くところも思いつかないし、行ったんだけどね。

朝まで他人の家でうだうだ飲んでたせいで、風呂も入ってなかった我々は、
もー、頭と体を洗った瞬間、絶叫。

「風呂ってイイね!!」


でも、そんだけ。

もともと、特に長風呂ってわけでもない二人だし、
風呂は好きだけど、体が洗えて、ちょっと疲れが取れたらいい。
長くつかってりゃ~のぼせるし、いろいろ入ってみたところで
たかが「湯」じゃん。


ほんで、無料でできることって少ないのな。
「砂風呂あるー」つっても1,000円かかる。
肉体疲労が癒されたと言え、湯疲れでちょっとぐったりしてるのに、
別に無理に砂なんかに埋まりたくないし、金払ってまで。
エステやマッサージも好きだけど、
ちまたと同じ値段のマッサージ、別に無理にここで受けたくないし。
ちまたに行くし。

つーか、なんのための「入場料2,837円」??

1,500円ぐらいなら納得プライスだったんだけどな。
ちょっと砂にも埋まってみようかい、みたいな。
1,500円だと赤字ギリギリーみたいな維持費とかかかるんだろうけど、
それはわかるんだけど、
「チャージで儲ける」みたいな商売は好かん。

ほんで、「100円のマッサージチェア」とか使って帰りました。
気持ちえがった~~~。

なんかまあまあキレイでいいところだったよ。
中のやぐら建ってる江戸風の小路なんかは、ちょっと小粋だし。
食べ物もけっこうおいしかったし、
「風呂入ってさっぱりして良かったな~」とか
「これで大阪帰ってバタンキューできるな~」とか話して、
ぐだぐだ旅行の選択肢としては正解やったと思う。


だけど、まあ、私は二度と行かんかなぁ~。

1万円ぐらい使う気持ちのある、
長風呂の女性とかなら楽しめると思うよ~。


劇団四季ミュージカル「キャッツ」に行ってきた

2005年05月22日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
※注:軽いネタバレありです、念のため。

キャッツは、“ヨ”が高校生の頃、当時住んでた札幌に来てたんである。
黒地に光る猫の目だけが印刷されたシンプルなポスターで
すごい興味をそそられたもんだ。
さっぽろ駅前に、テントみたいな劇場が出来てて、
それも黒地に猫の目が印刷されているテントで、猫の形をしていて、
それが、ものすごく、オシャレというか、素敵空間に思えたのである。
高校生だし金ないし、当然のように行けなかったのであるが、
いつか行こう、と思い続けて10数年。

やっと行ってきましたよ、ミュージカル「キャッツ」!!
半年前に予約したんだが、半年後のチケットしか取れないことにビックリ。

友人Jと二人で行ったのだが、Jはニューヨークかなんかで経験済み。
「英語で観てんけど、英語やってさっぱりわからんかったから日本語で観たい」
という理由。

とにかく私にとっては念願かなってのキャッツ。ドキドキしながらの開幕。
無駄に回る客席。おしり突き出し女豹のポーズで出てくる劇団員さん達。
主役級の猫の、歌が、始まる。

はい、しょっぱなから不満。

てゆーか音程ずれてるもん。

アタシ、もと合唱部員だもんで、
音程のずれって、異常にイライラするんですもん。
主役のソロが終わり、感極まって集まり歌い踊る猫たち。
「低い声もー♪ 高い声もー♪ 出せるんだぜーーー♪」

出てねえし。

以前友人に「キャッツ観に行くねん」と言ったとき、
「ああ、キャッツ程度なら劇団四季でも演じられるって感じだよね」と言われ、
『うぅわあ~、イヤな奴ぅ~~~』と思ったもんだったが、
いや、理由がわかったね。
やばい、これでは入り込みきれない。。。

苦痛の前半終了。
やたら並ぶトイレに、昨日思わず真っ裸で寝てしまっていたせいで壊したお腹を抱えてゆく…。
ちょっとすっきりして挑む後半戦。

のどが慣れてきたのか、音程のずれが少なくなって、
だんだん入り込めてきたら、けっこう面白いね、これ!
なんせ、猫たちの動きがキレイ。 しなやか! 美しい!
「アジエンス」の異名を取る後輩Oが「美猫という言葉はあるが美犬という言葉はない」と言ってたが、
「美=エロス」だと思ってるアタシにとっては納得納得!!
曲線的な動きと、たたない足音の神秘性、カラダのラインが丸わかりの衣装!
ん~、エロス!!

さてしかし、物語はクライマックスに向かっていくのだが、
私はあの「謎の猫」の存在意義がわからん。なんのために出てきたんだ?にぎやかしか?
そして、この物語のハイライトとでも言うべき、「メモリー」!!!
あの名曲ですよ。

それが、また、ちゅう~~~とハンパやねん。

なんつうか、いじめられてた猫みたいのんが
メモリーを熱唱して、みんなの心を打ったことにより、
選ばれし猫として天に昇っていく、みたいな展開だったんだけど、
いやいや、そんな歌じゃ納得できませんから。

なんか、いじめられたまんま、
「お前、もうええわ、むこう行っとけや」みたいな退場の仕方。。。
ここ、ちょっと胸打たれたかったんすけど、ボク。
なんか、えええ~~?みたいな。不完全燃焼~~~みたいな。
「歌」になんのゆかりもない友人Jですら同じ事を言っていたので、
多分、相当ひどかったんじゃなかろうか。花形のはずなのに、花形じゃなかった。。。

楽しかったのにまたしても不完全燃焼。。。
限りなくA席に近いS席だったんで、終わりの挨拶に来てくれた猫も
「言っちゃあ悪いがブサイク」やったし…。泣


同じく不完全燃焼の友人Jとの帰りがけの会話。

「あんな話やったっけ?」
「って、どういうこと?」
「ニューヨークで観たのと全然違うんやけど」
「え?同じハズやろ、どんな話やったん?」
「なんか、猫たちが、環境汚染というか、公害排水と戦おう!って話やったはずやけど」
「それ、…自分よっぽど英語わかってないか、
 『平成狸合戦 ぽんぽこ』と間違えてると思う。。。」


まあ、そんな感じだったのでした。

「恐竜博2005」に行ってきた

2005年05月10日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
ティラノサウルスがどんな大きさなのか見たくって、
恐竜博2005に、本気で行こうと考えはじめたのはいつからか。

誰を誘っても断られ、マニア扱いされ、すっかり卑屈になっていたせいで
後輩Tが「お供します」と言ってくれた時も、
「脅してしまったのかな」とか
「勢いでOKはしたものの、後悔しているのではないか」とか
「それ以前に後輩T、あんまりしゃべったことねえよ」と
モテない童貞男のようにクヨクヨ心配していたのである。

けど「博物館とか科学館とか、美術館とか好きなんですよ」との言葉で一安心。

「美術館」は分かるが「科学館が好き」 とは、
“ヨ”に負けず劣らぬマニアだ。
『虫が巣を作る姿をただただ映しただけのドキュメンタリー番組』とかが好き、
と、意外なところで意気投合。
また、後で判明したのだが、後輩Tはなんと“ヨ”と小学校が同じだった。
関係ないか。

さて、行ってきたのは「こどもの日」
誰も来ないイベントだと思っていたら、人、多!!
入場までに1時間並ぶとは、ディズニーランドでもないのにやりすぎだ。
クレイジーTOKYO!!

そしてさすがは「こどもの日」
周りは“ヨ”が大ッ嫌いなうるさいガキだらけですよ~。
子どもに対する“ヨ”の殺気を察知した後輩Tも「子ども嫌い~」ということで
こんなところで再び意気投合。

いやいや、後輩Tと親睦を深めている場合ではない。
本題の「恐竜博2005」について。

とりあえず、SUEでけ~!すげ~!(写真)てのには感動し、
恐竜のでかさとか、骨格のバランスの悪さとか
恐竜と始祖鳥の間にある「全身無意味に羽毛で覆われている恐竜」にいたく感動し、
徹マン明けのナチュラルハイで、そうとう楽しみました。
(初めて知った、こんな奴。 ドードー鳥みたいやねん。)

けど、そいつから始祖鳥へのジャンプアップがあまりに唐突で不満だった。
だって、恐竜の手って顔に比べて異常に小さいねんで!
多分物をつかんだり、攻撃したり、体を支える機能なんて一切備わってなくて…
それがあんな、体長をはるかに上回る翼に進化する過程って、どうなってんの?
プテラノドンとか、翼竜との関係は?
なんでプテラノドンに羽毛が生えたらあかんかったの?

その辺が分かる展示があったら、もっと面白かったのにな~。
「恐竜から鳥への進化」がテーマだったわりにはT-rexに力を入れすぎて
テーマそのものが中途半端だったかな、という感想です。

総評:「不完全燃焼ながらに面白かったよ!」
さらに熱かった常設展示については次回。

電撃ネットワーク全国ツアー「15周年だよ全員集合!」行ってきた

2005年04月24日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
川崎の、クラブチッタは半端に遠い。
24日、日曜晩、一緒に行ってくれる友達もいない。
チケットの、ダウンロード方法もわからない。
コンタクト忘れて度の弱いメガネしかないし、
前日徹夜で麻雀なんてやっちゃって、
朝から爽やかにチューリップなんて見に行っちゃって、
「開場時間」と「開演時間」を間違えていることに気づいた時には遅刻確定。

『げえぇ、もう、行くのやめとこっかな~。』
それぐらいまでテンション下げて、ガクガク眠りこけながら向かったチッタだったのだが…


いや~~~~~~~、行って良かったね!


電撃のステージは何回か見たんだけど、全国ツアーは初めてで、
「全国ツアー見ちゃうと、他の営業がつまんなく思えてくるでしょ」って
後で電撃追っかけのGGさんに言われたんだけど、
うん、そうかも知れない。
他の営業ももちろん面白いんだけど、「緊張感」とか「気合い」がまるで違った。
抽象的で申し訳ない。
今度こそケガ人が出るんじゃないかと思った。
三五の髪も立っていた、(と思う。度の弱いメガネと暗さでよく見えなかった。)

ライブハウスという空間のせいかも知れない。
全員立ち見という状況のせいかもしれない。
もしくは徹マンから来る眠気のせいかも知れないけども、
音と光と焦げたニオイと、電流、爆発、流血に…
電撃ダンス踊り狂って、軽くトランス状態に陥りましたもん、私。

ホント(個人の解釈によるやろうけど)
出会えて良かった、って思うぐらいカッコ良かった。
言葉にしちゃうとく~だらなくてバッカバカしくてカッコ悪~い芸してるのに、
なんであの人達ってあんなにカッコいいんだろう?

その辺の考察はファンの方々に任せるとして、
(ケガレちんのサイトからいろいろ見れておもろいよ)
とりあえず電撃、一生に一度はライブで是非!

見て損は無し!! (断言)