よじるし -日常茶飯事-

とりたててなんのことはない日常のネタを、わざわざとりたててみようじゃないか。
という心意気。

コメント歓迎。

えゔぁーんげりおりーんぴっく

2008年08月18日 | 1. 日常茶飯事
お盆休み、
あまりに暇だったもので、
エヴァンゲリオン1話から26話、
劇場版×2「まごころを、君に」まで
全部見直しましたヨー。


放送当時は「エヴァンゲリオン」が嫌いなんじゃなくて、
「『エヴァンゲリオンが好きだ』と言ってる人々」が
なんっか好きじゃなくて敬遠してたんだけど
(そもそも“ヨ”家では当時の放送時間帯6時半には
 テレビを見る事が許されていなかったのであるが)

大人になってパチ&スロがきっかけで興味を持ってみてみたら
けっこー面白いんだわ、これ。

みなさんも見た事あるかも知れない紫のロボットとかが、
実はロボットじゃなくて「人造人間(?)」っていう設定がオモロい。
だから、やられた時は「血まみれで包帯ぐるぐる巻き」です。
(その画像アップしようと思ってたのに、間違って消しちゃった)

ほんで、お盆で暇だから見直してみたら
「あー!そうだったんだ」って思う事いぱーいあって
あらためて面白かったよ。


でも、アニメ自体は正直「意味が分かりません」
いや、分かるっちゃー分かるんだけど、
いろんな設定が説明なしで勝手に進んで、
ポンポン知らない名前が出て来て、
「視聴者で考えてね!」ぐらいの姿勢ってさー。

…何様?

あなた、村上春樹?

って、思うのですよ。


まー、自分をゲージツカだと思ってる人々は、
やりたいことやってて、
それを見たい人だけが見てお金払ってればいいと思うんだけどさー。
そういう需要と供給の関係が商売なんだと思うし。
なんぼ「マニア受け」でも「ニッチ」って言ったら勝ちだし。


とはいえ、やっぱり
流行ってる(てた)ものとか、
それなりに支持されているものって、
やっぱりそれなりの理由が何かあるものなんで、
好きか嫌いかは置いておいて、
とりあえず見てみるのも価値があると思うよ!!

そんなわけで、、、
…やっぱりポニョはみておこうかなぁ…
(やめとけ、という天の声が聞こえる)


でも、最近、オリンピックとか、見ていられなくなった。
流行ってても、流れてても、
「あれだけは無理」ってカテゴリーになってしまった。
なんとなく「見てられない」って思うものは見てられない。

いやもちろん、選手は「がんばれ」と思うよ。

でも、見てられない。

テレビとかニュースとかでもオリンピックの話題しかしてなくて
うっかり見ちゃうと、なんだか苦痛。
早く終わってくれないかなぁー、おりんぴっく。

スカイ・クロラ

2008年08月11日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
見て来た。

↓公式サイト
http://sky.crawlers.jp/index.html

まー、言うたら私、ここの制作会社(プロダクションIG)のファンでして。
攻殻機動隊とかそーゆーの作ってたところで。
キャラクターはあんまりかわいくないんだけど、
なんか、見てて「仕事が丁寧だなぁー」って思うから好き。
丁寧すぎて赤字だったりするんだけどね。笑

押井守監督はね、よく分からん。
そんな観た訳じゃないし、あんま知らないし、
作品を「その監督だからどーこー」って言える筋じゃない。
宮崎駿とか庵野秀明とか、そんなんだっていっぱい見たわけじゃないし。
てゆーか、なんでアニメの監督って有名なん?
普通の映画作品より「誰々の監督作品」ってのが大きく出るような気がするんだけど。
あ、巨匠ってことなんかな?

まぁけど、語れるほどじゃないけどアニメは好きです。
俳優さんが演じてるより感情移入が出来る。
「アニメ萌えー」って意味じゃなくて、
生身の俳優さん、たとえば、キムタクとかだって、
何を演じててもキムタクにしか見えないので感情移入できないのだ。

それに、アニメだと、ありえないシチュエーションとかも、
なんとなく受け入れられるしね。
好みじゃない絵も、その設定で美醜がなんとなく受け入れられるし。
(だって、実写だと好みの問題で「どー考えても脇役の方がキレイ」ってあるんだもん)

と、まぁ、アニメ映画をわざわざ観に行ったことに対する言い訳はこの辺にしよう。


作品の感想。

「あとからじわじわ来る」

音楽とかすごいキレイだし、
戦闘シーンも迫力モノだったから「大画面で観て良かった」と思った。

でも、予告編がピークだったかなぁ。
世界観が素晴らしくって、興味があって、それで観に行ったんだけど、
それがピークで、映画は「ふーん」て感じだったな。

原作を読んでないから「語るな」と言われるんだろうけど
別に個人的感想だから、何を言っても自由だと思うんで言うけどさー。
世界観はすごく好き。
設定がすごく考えさせられるし、長いセリフも考えさせられた。
なんのために生きてるんだろう、とか。
でも、「生と死、そして運命」という見方しかできなくて、
恋愛映画としてとらえられなかったんだけど、私がまだまだ未熟?

あと、
菊池凛子は無い…。

いやー、だって、棒読みなんだもん。
これはこういうキャラなんだ、と思い込もうとしたけど
ヒロインなんだから、なんていうかもうちょっと欲しかった。

加瀬亮君も棒読みだったんだけど、
「棒読みっぽいキャラクター」って感じが出てたし。
他の人上手だったんだけど。
谷原章介さんとか、個人的にはバッチリだと思ったし。

でも、凛子、無いわぁ…。
ごめんよ、凛子自体は嫌いじゃないんだけど
映画の最中では彼女のセリフのたんびに「ぁああ…」って残念感が漂いました。

あとね、映画、見に来てた人たち…
「いかにもオタク」のステレオタイプな感じの人が半分ぐらいいたよ。
なんであんな、エラそうなんだろう?
なんであんな、わざわざ大きな声で自分の意見を語るんだろう。(しかも上から目線)
振り返って「うるせーよ!」って言いたかった。
幸い上映中は静かにしてたけどね。(近くにいなかったから知らないけど)

あーゆー「芸人に真似されちゃうようなオタク」が
もう少し自覚してくれたら、オタク文化はもっと
「ロリコン」とか「モテない童貞の世界」って偏見が無くなると思うんだけどなぁ。。。