静岡地元クワガタ採集飼育記

主に静岡のクワガタの記録。silenthill.stagbeetle@gmail.com M

館山クワガタセンターに行ってきました

2019年04月20日 | 遠征
2019年4月14日 晴れのち雨


画像右端が木村氏

昨年テレビチャンピオン極でお世話になった審査員の木村さんに会いに、千葉県の館山クワガタセンターに行ってきた。



要塞の壁のような岩。この他にも田園風景に竹藪等素晴らしい景色に終始感動しながら館クワを目指す。
房総半島という名でよくtwitterで目にする千葉県だが、皆が狙う房総マイマイに全く興味が無い私でもこの景色を見れば突入したくなる場所が沢山あった。



神奈川を出発してから約3時間、遂に館クワに到着。
館山道の終点富浦料金所を降り、最初の信号を左にしばらく道なりに進むと右手にクワガタのマークが出てくる。




「木村さん、お久しぶりです!」


木村さんは花屋も経営されている為お忙しいのだが、遊びに行くと連絡すると仕事を中断し店に顔を出してくれた。ありがとうございます。
TVチャンピオンの時に話せなかった採集話に花を咲かせた。

福島でのヒメオオ採集の現状や、自分があたりをつけていたヒメオオポイントの事、南西諸島の環境の20年の移り変わり、房総半島のクワガタ事情等。
また、クワガタのみならずゲンゴロウやコノハムシの飼育も得意で、あまり一般的ではない虫の飼育話も聞かせていただき感銘を受けた。

夏にはクワガタ採集ツアーもほぼ毎日行っているそうで、これほどの採集家に手取り足取り教えてもらえる環境がある館山の子供たちが羨ましい・・・。

最近神奈川ではマグソクワガタが出たばかりなので、都合が合えば行きましょうという話になった。





そして・・・







イオウマメクワガタ


TVチャンピオンの時に話していたのだが、ごく一部の建設業者及び自衛隊の人以外立ち入り禁止の硫黄島。
そこに偶然木村さんの友人がおり、採集してきてもらったのだという。入島できない以外は特に採集禁止などの制約もないこの虫だが、木村さんは採集品のほぼ全てを国立科学博物館に寄贈したのだそうだ。
そして手元に残った個体からの累代品を幸運にも譲っていただけることになった。

国立科学博物館ではDNAにより種の同定を進めているようだが、肝心のフィッシュコリスマメクワガタが手に入らないようで違いを見分けるのに苦戦しているようである。見た目では私も判別がつかないが、これほど出所がわかっている個体を直接お譲り頂き、木村氏にはただただ感謝するばかりだ。

他にはちょうど少なかったワメナ産の綺麗なパプキンを補強したり、フィリピンネブトを増種したりした。


木村さん本当にありがとうございました!またオフシーズンに遊び行きます!





そして次は以前木村さんがオーナーを務めていた習クワさんに行こうと思ったが、時間が無い為断念。しかし千葉に行きたいもう一つの目的である竹岡式ラーメンを探すことにした。



きっかけはカップ麺の「凄麺」なのだが、これのブランドの広告宣伝効果は非常に高い。八王子ラーメンや、佐野ラーメン、横浜家系ラーメン等、ご当地ラーメンをカップ麺で再現した情報源になっている。しかし横浜家系ラーメンは本家が凄すぎる為再現が追いついていかない感がある(私見)



発祥の店は18時に閉店してしまう為、遅くまでやっていて帰り道に寄れる評価の高い店を女房に探してもらった。
この店は店員がすべて女性でサービスも完璧だった。

そして肝心の味は・・・。





染渡った・・・。



「凄麺」で食べたいと思った「再現された味」の完成形のような味。本家には行っていないが、また来たいと思う味であった。
何よりチャーシュー、チャーハン、野菜炒めなど頼んだものは全て美味しかった。

店名はよくわからないがたぶん「竹岡ラーメン」だと思う。












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