静岡地元クワガタ採集飼育記

主に静岡のクワガタの記録。silenthill.stagbeetle@gmail.com M

2016年羽化個体産卵セット

2017年05月30日 | 大型&小型サイズ
2017年5月13日

2015年採集品の子の産卵セットを組んだ。
アカアシは5月には羽化していたが、ヒラタとコクワは6月頃羽化だった為一年寝かしていたのである。



ヒラタは64×39mm、親は河川敷32mmのWild持ち腹である。
地元のショップLFのハイカロリーマットで適当に飼育したのだが簡単に大型が出た。昔55mmの子を菌糸で
育てた時、合わなかったのか全て親を越さないという残念な結果に終わった。
また、河川敷ヒラタは今の所全て材産みであることから生息環境が関係しているのか、材が良すぎるのか非常に興味深い。




使用した材はこれも地元ショップLFの植菌カワラミズナラ材である。時期に応じて発注するのが非常に面倒な為近くにショップがあるのは非常に有難い。

全て表面の皮を剥がし、ヒラタは9割埋め、コクワ、アカアシは5割り埋めでセット。
特にアカアシは早めに割出さないと里親探しに苦労するので注意が必要である。

それぞれのセット写真を撮ったのだがアップロードしたところ真っ黒になり意味不明なので、記録としてサイズ等を記載しておく。

コクワ

50×32mm、当初49mmだと思ったいたが高価なノギスに変えたところ50mmあった。道具はケチらないというのが大事だと気付かされた。メスはギリギリ33mm無いという惜しい個体。

アカアシ

52×36mm、昔簡単に54mmが出たアカアシだったが、産ませた時期が悪かったのか約8カ月の早期羽化で記録には届かず。今回に期待したい。

要修正




ヒメオオ産卵セット

2017年05月30日 | 飼育クワガタ
2017年5月13日

去年材割り採集したヒメオオクワガタとヤフオクで入手したルッキング採集のヒメオオをセットする。

去年6月11日の材割り採集で卵と初令幼虫を割り出しており、ヒメオオが産卵する時期は5〜6月頃だと予想している。長年ヒメオオ採集をしている方の話でも活動個体は一年越冬後産卵するとの事。
実際越冬中に死亡したと思われる個体も確認しており、後で記載予定の5月2日の採集では蛹室から脱出しようとしていた個体も確認出来た。

材にも色々説があるが、今回は原地調達材を使用し、先ずはケースに入る大きさに電動ノコでカットする。これだけでも一手間である。





平面を多くカットした。






なぜか写真がアップロード出来なかったが、静岡県産、石川県産のセットが完了。
静岡県産はペアリング出来ているか、石川県産は温度が適温か、という不安の中セットしたが、もし成功すれば詳細なデータを写真をしっかりアップロードし記載したいと思う。

高度計入手

2017年05月27日 | 飼育、採集ツール
2017年 4月26日



カシオのプロトレック

去年ヒメオオ採集の時、ヒゲちゃん氏が中古で購入したと言って教えてくれくれたのだが高い買い物なので自分は持ち運び型の高度計を購入してしまった。
この時計の事を綾瀬氏にも話すと興味をもってもらい、4月の高山採集にて購入した話を聞いた。ネットで約半額で買えるとの事で自分も欲しくなりついに購入。



定価4万いくらだが約半額で購入。電波時計だか色々な機能が付いているが、使うのは「高度計」「時計」のみ。
もっと安価なモデルもあったがどうしても登山色である蛍光色が欲しくこのモデルに決定。持ち運び型は取り出しが手間なので、すぐ高度確認出来るプロトレックを皆様にお勧めしたい。



ちなみにヒゲちゃん氏はまだ使い方がわかっておらず、それにも関わらず売上を2つも作ったナイスガイである。

丹沢の低地コルリ2

2017年05月24日 | 飼育クワガタ
2016年12月25日 晴れ

神奈川県採集二日目。

前日の仕事が忙しく今回は13時頃到着で絶望的であった。本日はとりあえずコルリの姿を見ようと高い位置から下る方法をとる。



山頂付近は標高約1200m程、登山道を登って行くが前半は針葉樹の植林が多く登っていてかなり疲れたのを覚えている。
山頂で鍋焼きうどんが食べられるようなので期待したが、店が閉まっておりがっかりしつつ斜面を下るとホソツヤのいそうな材を発見



幼虫が多数出たが、日没も迫っており本命のコルリ成虫採集に切り替える事にした。



色の違う落ち枝を何本か折るとすぐに氷漬けのオスを発見



神奈川県初採集クリスマスラベルである。
とりあえず生体の確認が出来た



帰りに休憩処で鍋焼きうどんを探すが置いておらず、美味そうな団子を買って食べた



仕方なく帰りに食材を買い、家で鍋焼きうどんを作ったのであった


低地コルリを採集するにはまず高度計が必要である、環境だけでは標高の高い低いは私には難しいのだ。また、地域によりその種がいる環境をデータ化出来るという点でも早急に用意すべきである。