で、ネトゲ嫁14巻の話。
今回は「アコの存在がルシアンのお母さんに知れてしまった。母親として、息子の彼女に会っておきたいと言われた。でも、アコは絶対自分のことを『ルシアンの嫁です!』って言うに決まってる。どーしよー」というところがスタート地点です。
まあ、ルシアンのお母さんってゆるいんですけどね。
セッテさんから「ちっちゃくてかわいかったねえ」と言われてたし。
たぶん、雷的な意味でのママ。
特徴として「他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、うっかり何かやらかしがち」というところはアコとかぶってると評価されてます。
決定的に違うのは、
「これは自力でやらないといけないと自分で思ったことは、責任をもって絶対にやりとげようとするところ」
で、ここが「やらないといけないことから徹底的に逃げる」アコとはかみ合わないと。
それで、ファーストエンゲージではお互いに想定問答集を用意してたので、コミュ障同士でちゃんとかみ合ったw
でも、次に偶然会ったときは台本なかったのでアコがやらかすw
さて、どうやってアコとルシアンの関係を理解してもらおうかというのが今回の課題ね。
アコのアイデンティティは「ルシアンの嫁であること」なんですが、それはアコ自身がその立ち位置でしか自分を肯定できないからで。
だから、ルシアンの嫁であることを否定されるとメンタル崩壊するw
そして、ゲーム世界の嫁というだけではみんなから認めてもらえないのもわかっているので、現実世界でも嫁になってつじつまを合わせようとしているのが現状。
最近は、現実で嫁になるためには「私はルシアンの嫁です!」と言うだけではムリということを悟って、いろいろ自己改造しているところですな。
今回も、最終的にはルシアンのお母さんからいろいろ指摘されてたんで、折り合いつけようとしてたよ。
でまあ、ゲーム内でのイベントにお母さんにも実際に参加してもらおうとなり、そのために必要なアイテムを取りに行くんですけど、このくだりが面白くてね。
今回のしばりは「アイテム類はすべて現地調達です」というところ。
スキルを使おうにも、盾を装備してないと使えないとかなので、まずは何でもいいから盾を作らないといけないのね。
もっとも、弱い武器で強いスキルを使おうとすると、耐久力が足りなくて簡単に壊れるの。
ここで、毎回失敗を重ねながら、じょじょに強くなっていく流れがうまいわけ。
物語の場合、やろうと思えば勝ち負けなんて神様である作者が好きなようにいじれるんですわ。
こないだ読んだ「女王のポーカー」ですが、あれもやろうと思えばラストの勝負で、
自分 ダイヤ10ダイヤJ 相手 スペードAクラブA
ボード ハートA ダイヤQ クラブK ダイヤK
の状況を作って、最後にダイヤのAを落として、クアッド対ロイヤルフラッシュで勝利なんて展開にだってできるのです。
ですが、それをやってもただの運ゲーなので、あの作品はそれをしなかった。
それと同じで、ネトゲ嫁もゲーム部分はゴリ押しでクリアという形は取らないように作ってるんですよ。
そもそも、主人公のルシアンがタンクだから、おいしいところは全部他の人がもっていくw
それをよしとする主人公だから、私は「とてもいい主人公だ」と評価するんですけども。
一方で、ド派手な必殺技を各自がもってて、それを繰り出す話も好きですよ。
その場合、技同士の相性があって、「もうお前ひとりいればいいんじゃないかな」にならないのが重要。
極端な話、カオスフレアみたいに「主人公はラスボスに対してダメージを与えられる唯一の存在。ただし、普通のエネミーに対してはそんなに強くない」くらいでいいのさ。
まあ、後半が「僕が好きなお話のパターン」がテーマになってますが、ネトゲ嫁はそのパターンにきれいにはまってるってことなのですよ。
今回は「アコの存在がルシアンのお母さんに知れてしまった。母親として、息子の彼女に会っておきたいと言われた。でも、アコは絶対自分のことを『ルシアンの嫁です!』って言うに決まってる。どーしよー」というところがスタート地点です。
まあ、ルシアンのお母さんってゆるいんですけどね。
セッテさんから「ちっちゃくてかわいかったねえ」と言われてたし。
たぶん、雷的な意味でのママ。
特徴として「他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、うっかり何かやらかしがち」というところはアコとかぶってると評価されてます。
決定的に違うのは、
「これは自力でやらないといけないと自分で思ったことは、責任をもって絶対にやりとげようとするところ」
で、ここが「やらないといけないことから徹底的に逃げる」アコとはかみ合わないと。
それで、ファーストエンゲージではお互いに想定問答集を用意してたので、コミュ障同士でちゃんとかみ合ったw
でも、次に偶然会ったときは台本なかったのでアコがやらかすw
さて、どうやってアコとルシアンの関係を理解してもらおうかというのが今回の課題ね。
アコのアイデンティティは「ルシアンの嫁であること」なんですが、それはアコ自身がその立ち位置でしか自分を肯定できないからで。
だから、ルシアンの嫁であることを否定されるとメンタル崩壊するw
そして、ゲーム世界の嫁というだけではみんなから認めてもらえないのもわかっているので、現実世界でも嫁になってつじつまを合わせようとしているのが現状。
最近は、現実で嫁になるためには「私はルシアンの嫁です!」と言うだけではムリということを悟って、いろいろ自己改造しているところですな。
今回も、最終的にはルシアンのお母さんからいろいろ指摘されてたんで、折り合いつけようとしてたよ。
でまあ、ゲーム内でのイベントにお母さんにも実際に参加してもらおうとなり、そのために必要なアイテムを取りに行くんですけど、このくだりが面白くてね。
今回のしばりは「アイテム類はすべて現地調達です」というところ。
スキルを使おうにも、盾を装備してないと使えないとかなので、まずは何でもいいから盾を作らないといけないのね。
もっとも、弱い武器で強いスキルを使おうとすると、耐久力が足りなくて簡単に壊れるの。
ここで、毎回失敗を重ねながら、じょじょに強くなっていく流れがうまいわけ。
物語の場合、やろうと思えば勝ち負けなんて神様である作者が好きなようにいじれるんですわ。
こないだ読んだ「女王のポーカー」ですが、あれもやろうと思えばラストの勝負で、
自分 ダイヤ10ダイヤJ 相手 スペードAクラブA
ボード ハートA ダイヤQ クラブK ダイヤK
の状況を作って、最後にダイヤのAを落として、クアッド対ロイヤルフラッシュで勝利なんて展開にだってできるのです。
ですが、それをやってもただの運ゲーなので、あの作品はそれをしなかった。
それと同じで、ネトゲ嫁もゲーム部分はゴリ押しでクリアという形は取らないように作ってるんですよ。
そもそも、主人公のルシアンがタンクだから、おいしいところは全部他の人がもっていくw
それをよしとする主人公だから、私は「とてもいい主人公だ」と評価するんですけども。
一方で、ド派手な必殺技を各自がもってて、それを繰り出す話も好きですよ。
その場合、技同士の相性があって、「もうお前ひとりいればいいんじゃないかな」にならないのが重要。
極端な話、カオスフレアみたいに「主人公はラスボスに対してダメージを与えられる唯一の存在。ただし、普通のエネミーに対してはそんなに強くない」くらいでいいのさ。
まあ、後半が「僕が好きなお話のパターン」がテーマになってますが、ネトゲ嫁はそのパターンにきれいにはまってるってことなのですよ。
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