やんまの気まぐれ・一句拝借!

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春泥を背中に走るユニフォーム 山下添子

2018年02月18日 | 俳句
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山下添子
春泥を背中に走るユニフォーム

プロ野球もキャンプインして球信が嬉しい季節となった。校庭では野球部の練習も始まった。霜解けなのか背中を泥んこにして選手がランニングをしている。ベンチからは女子マネージャーの黄色い声が飛んでくる。体育系の部活はサッカー、ラグビー、テニス、陸上、チェアガール、応援団と青春に輝いている。「青春は春泥に塗れるべし:やんま語録」。:俳誌『ににん』(2017年春月号)所載。