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日本は戦前の治安維持法下の「弾圧と失業と戦争」の時代に突入した

2011年06月17日 18時29分31秒 | 政治・社会
(写真は6月16日(木)午前中の国会前抗議行動)

本日(6月17日)午前参議院本会議で「コンピュータ監視法」が賛成多数で可決・成立しました。

ネットメデイアの監視・弾圧を目的とする「コンピュータ監視法」は本日(6月17日)午前参議院本会議で

民主、自民、公明の賛成(225)、共産、社民の反対(11) で可決成立しました。

「コンピュータ監視法」はもともと小泉自公政権が必死に導入しようとして3回とも失敗した米国流の「共謀罪」の中に書かれていた

「サイバー犯罪」「児童ポルノ規制」「強制執行妨害」を取り出して法案化したものです。

自公政権が3回国会上程したした「共謀罪」は国民世論の強い反対と当時野党の中心であった小沢一朗代表率いる民主党が反対したため

3回ともギリギリのところで廃案にされたのです。

今回菅民主党政権は「共謀罪」の一部である「コンピューター監視法」を政府提案として国会に上程し、衆議院で3日、参議院で3日計6日の

超短期審議で民主、自民、公明の賛成多数で可決成立させたのです。

法務・警察・検察官僚は江田五月法相を籠絡して国民の関心が東日本大震災と福島原発第事故に向けられている間隙を狙い、大手マスコミに

「情報管制」をしいて国民に法案の存在自体を知らせないうちに短期間で成立させたのです。

これで日本は戦前の治安維持法下の「弾圧と失業と戦争」の時代に突入したと私は思います。

私たちはこのような時代に生きていることを自覚して必要な陣形と対策をとっていく必要があるのです。

▼ 関東学院大学足立昌勝教授(刑法)からのメッセ―ジ

以下にこの間「コンピュータ監視法」反対運動の先頭に立っておられる関東学院大学足立昌勝教授(刑法)からのメッセ―ジを

転載します。 情報拡散をお願いします。

(転載開始)

足立昌勝です。

今日、午前中に行われた参議院本会議でコンピュータ監視法は賛成多数で可決され、成立してしまいました。

これについて、成立したことを伝える報道は増えています。その中には、反対意見を紹介するものもあります。

それなら、なぜ成立する以前にこの法案の問題を分析しなかったのかという疑問が常に残ります。

朝日新聞の夕刊です。

一面の最初に、「ウイルス作成罪新設」と題して大きく取り上げました。そして、18面で、それに対する懸念も表明しています。

そこで、私は、朝日新聞に電話し、今までこの問題を取り上げなかったことを糾弾し、18面の記事は反対の意見の紹介していることを根拠に、

なぜ今まで、この問題について何も言わなかったのかということを追求しました。

相手は、意見を聞く立場の人なので、それに対する反論はないです。

しかし、言いたいことを言おうではありませんか。

大手新聞社に向って、今までしてこなかった責任を追及することは私たちの責務だと思います。

是非新聞社に電話し、抗議の意思を明らかにしましょう。

ちなみに、朝日新聞に苦情受け継げ係の直通電話は、03-5540-7615です。

頑張りましょう。

(転載おわり)

▼ 緊急座談会「コンピュータ監視法の実態と危険性を暴く」

一昨日(6月15日)午後5時より開催しました臨時座談会のUst映像です。

以下のURLでご覧ください。

http://www.ustream.tv/recorded/15394339

緊急座談会「コンピュータ監視法の実態と危険性を暴く」

▼ 評論家小沢遼子さんがTBSラジオで「コンピューター監視法」言及

今朝8時からのTBSラジオで評論家の小沢遼子さんが「コンピュータ監視法」反対の立場で言及されていますのでお聞きください。

http://podcast.tbsradio.jp/stand-by/files/zen820110617.mp3

TBSラジオ

(終わり)










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