山紀建設な日々

その日の作業の内容からプライベートに至まですべてお見せします

大阪茨木にて重機講習会が開催されました。

2019年06月16日 17時33分07秒 | 仕事

ども。ウィークリーブロガー山紀です(^-^;

ケーブルテレビでしたっけ、「ウィークリー 夕刊三重」って番組あったかと思いますが、
何回見てもあれが「ウィークリータ・・・」に見えてしまってその後が読めなくなるんですよね。

夕刊って「タモリ」に見えません?僕だけ?

 

さて、タイトルの件。これまたすでに3週間ほど過去のお話で新鮮味もなく、かと言って熟成もされていない
何とも言えない味わいのネタです。

 

大阪北部地震、その後の台風被害で過去最大の被害件数なのに、あまりこの現状が知られていないところで
今でも支援活動を熱心に展開されている、「災害救援レスキューアシスト」さん。

今回はこのレスキューアシストさん主催で、こちらのベースにて
大規模災害における小型重機の活用に関する体験、講習会」が開催されまして、僕も講師で呼んでいただきました。


今回の講習会は車両系建設機械の資格の持ってない方、また持っているが実地経験の少ない方を対象に行われました。

名前の通りですが、あくまでも体験をしていただくのがメインです。それは重機のオペレーターを増やすだけでなく
コーディネーターの方に重機の動きや役割を理解していただく、
重機の周りで作業をされるボランティアさんに、重機の動きを理解していただく、
ということを視野に、結果として支援活動が円滑に行われることを願ってのことです。

 

※よく「無料で解体工事をやっている」と誤解されますが、僕らは工事は一切やりません。それは役所や業者の仕事ですので。
僕らの役割は、業者の方が効率よく、その後の復興工事を進めてもらえるような準備を行うことです。

それは倒壊した家屋から大事な財産を救出したりすることなどが含まれますが、この時に人力では不可能な部分をいろんな機材が活躍します。
そんな現場での作業を想定すると、このような勉強会が非常に重要であるという認識です。

白馬地震や常総水害では業者さんとボランティアさんが連携して救援作業を同時進行する場面もありました。

そんなときに重機のそばに何も知らないボランティアさんが入ってくることは業者としては恐ろしいことですので、
そんな時にも全体として安全円滑に作業が進むようになってほしいですよね。

 

また各班に分かれていただき、それぞれのスキルやニーズに合わせて知識や経験を深めていただきます。

 

 

この日はカンテレさんの取材も入ってました。

ドローンも飛んでました。

 

その後のニュースで流れたようです(視聴者提供(笑))。


 

夕食はベースで。
鹿沼水害の時を思い出しますが、現地で意外と困るのが食事でして。食事の段取りが作業の手を止めることは多々あるので
こんな感じで用意をしてくれるボランティアさんがいると本当に助かりました。

 

 

 

で、油断をしてると講師陣にも試練がやってきます。

今まで偉そうに言ってきた立場がシオシオのパーになるかもしれないという(笑)

お題は「このパレットを立てる」です。

一見簡単そうに見えますが、
バケット・ブーム・アームの角度が重要でして、力加減や角度を誤るとパレットが割れます。
そして下には滑りやすい板が敷いてあるので、起き上がらずに滑ってしまいます。

技術と同時に丁寧さと我慢強さが要求される課題です。が・・・

 

 

あれ???

 

 

 

意外と出来てしもた(笑)

 

何とかメンツは保たれました(笑)

 

そんな5月の最終土日2日間でした♪

 

この講習会に関する問い合わせはたくさんいただいてまして、今月また東京で開催されます。

今後も定期的に開催していく予定、みたいです。

 

 

コメント (2)
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JVOAD全国フォーラムに参加してきました

2019年06月09日 21時11分36秒 | 仕事

どーも、ヤマキです。

さて、日頃から防災減災について取り組みを考えてますが、先日東京で開催されましたフォーラムに
登壇依頼を頂きまして、参加してきました。

第4回 災害時の連携を考える全国フォーラム ~災害支援の文化を創造する~
という内容のフォーラムでした。

詳しくはこちら

開会式はこんな感じ。JVOAD代表理事の栗田さんの挨拶から始まりました。

 

 

で、まずは朝一の特急に乗っていくわけですけども。

あのですね、東京の人には理解しづらいかも知れないですが、田舎ってのはですね

遠いんですよ!「朝10時に着くように」とか「朝一に届くように」とか言われるんですけどもね。
東京からこのド田舎・志摩へ来ることや届けることは意外と出来るんですけども、逆はね、なかなか難しいんです(笑)

朝一の特急に乗っても東京の現地に到着は11時が必死。。。なのにですよ、なのにですよ・・・

まさかの大雨で途中運休・・・

 

行くときはいつも始発駅で、まさにこの真ん中の特急に乗りたいんですけど、まさかの運休・・・

 

で、駅員さんに聞いたら、鳥羽までは何とか行けるけどその先は見込み無いとのこと。
JRが止まるのはよく聞くけど近鉄がそんなのって珍しいんですけどね。ま、とりあえず鳥羽まで行くことに。
でも動くのは右端の2両編成の各駅停車のみ。鳥羽までも苦労しながら何とか1時間で到着。そして降ろされ・・・

タクシーで宇治山田駅までワープしようと思えど、タクシーも皆無・・・。電話繋がらず・・・。バスの代行運転なし・・・。

一旦作戦を練り直しと駅でウロウロしてると、地元・源吉丸の大将・源史兄夫妻とばったり。聞けば東京で会議があるとのこと。
で、国和兄が伊勢から車で迎えに来てくれることに。助かりましたぁ。

なんとか新幹線に乗りましたが、この大雨の雨雲と一緒に上京(笑)
新幹線も途中で止まりつつ、大井川は真っ茶色。。。

 

さて、そんなこんなで予定より遥かに遅れながらも何とか東京に着きまして、まずは自分たちの仲間団体のブースへ。

床下の復旧作業を訓練できるキットと、屋根上での復旧作業を訓練できるキットです。

特に近年の屋根上作業の技術の進歩は凄いです。レスキューアシストさんたちの努力が詰まってます。
まずはブルーシートの固定方法(土のう不要)、そして劣化対策などの技術ですね。
そして何より安全対策!これはもうプロなんて顔負けですわ。ここまでやってる専門職は
知らないです。これは特殊伐採を経験してるメンバーと消防のレスキューを経験してるメンバー、
そして日頃から建築に携わっている職人達メンバーの知恵の結集ですね。

 

と、僕もさぼってないで参加されてる方々への質問にお答えします。

 

空いた時間で仲間同士の今後の打ち合わせなどなど

 

 

そんなこんなで、僕も分科会のパネリストとして呼んでいただきまして、登壇いたしました。

DRT-JAPANは分科会の9番と15番に登壇をして僕は15番で喋らせて貰いました。

テーマは

「災害廃棄物の対応における技術系NPOと行政・災害VCとの連携」です。

左から今回の西日本豪雨にて甚大なる被害に遭われた愛媛県西予市から

西予市社協の井上様

西予市 総務企画部 復興支援課の正司様

僕(^^ゞ

環境省 環境再生・資源循環局 災害廃棄物対策室の福永様

右端のOPENJAPAN副代表 肥田さん(ひーさん) 

見切れてますがその更に右に 震災がつなぐ全国ネットワーク 事務局長 松山さんがコーディネーターとして登壇されました。

90分という限られた時間の中で、今回の災害を踏まえつつ、国、自治体、NPO、業者等々の連携の重要さ、今後の課題等
非常に有意義なお話しをさせていただきました。特に僕は業者のマインドも持ち合わせながらNPOとしてのマインドも持っているという
特殊な立場で、双方の思いや視点から話題を提供させていただきました。

 

分科会が終わってからも環境省の福永様とは色々とお話しが出来ました。
災害の事について本当に熱心に考えてくださっていることが分かりとても嬉しかったです。

 

さて終わってからフォーラムの余韻も味わいつつ、とある肉屋さんへ。

僕の体を見て肉を想像する人はまずいないでしょうけどね。出汁も取れないと思います(^_^;)

 

で、夜も遅く真っ暗(って志摩の夜に比べたら東京の夜なんて真昼並みですが・・・)の中、宿も支給だったので
案内されるままホテルへ。あらぁ、結構お相撲さんグッズが多いんですねぇっと思ってました(ちょうど修学旅行シーズンで
学生さんも多かったです)。

 

朝になって表に出て真っ正面がこれでした。



国技館の隣だったとは・・・。警察も凄く多くて、東京とは言え多いなぁと思ったらこの数日後トランプさんがここへ来たんですね。

 

そんなこんなの2日間でした。

 

さて、次のブログは大阪で行われた重機講習会の事を書こうかと思います♪

 

 

 

 

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