山紀建設な日々

その日の作業の内容からプライベートに至まですべてお見せします

鈴鹿・地域の杜整備事業 <<ちいさな森マルシェ高岡>>

2018年11月09日 21時59分23秒 | 仕事

どーもです。

やっぱりネタをため込んでしまうヤマキです。

 

さて、今回の現場紹介ですが、珍しく林業の世界に飛び込んで参りました。

熊野市に本拠を置く「熊野レストレーション」の代表理事・端無さんにラブコールを頂き
鈴鹿市のとある学校にある放置林を、子供達や地域の方々にふれあってもらえるような
森再生のプロジェクトに加わって参りました。
※この事業は三重県緑化推進協会「2018 森とのふれあい促進事業」により支援されています。

 

基本、海に囲まれて育ってますので海が大っ嫌いなヤマキでして、山遊びばっかりしてますが
さすがにお仕事で林業の方々と連携を組むというのは初めての体験でとても新鮮でした。

 

今回の現場はこの放置林です。

僕が行った頃には、ある程度の間伐が終了していました。

当社で請けたのは、この木々の処理、ならびに作業道・遊歩道を含めた遊び場の造成作業です。

熊野レストレーションの会員さんには、いつも災害現場で一緒になる長野のケンさんがおられまして、
ケンさんも重機持参にて作業に携わられていました。熊本地震の時ぶりにコンビ作業となりました。

ケンさんはいつも僕に絶大な信用を置いてくださりますし、僕もケンさんのチェーンソー技術や
アーボリストとしての腕前には惚れ惚れしてまして、そんな方とのコンビ作業は非常に楽しいです。
注)ケンさんの職業はガーデナーです。木こりではありません(笑)(←ここ重要らしい)

 

そんなこんなで、バケットの僕はせっせと作業道を取付ながら邁進します。

 

登り切るとそこには間伐して玉切りされた木々で埋め尽くされてます。これをまずは片付けていきます。



愛用のMS241も現場に♪

 

残念ながら、幹材などは場外での有価処分は見込めず、すべて現場内処理とします。
土留め材に使ったり、とにかく現場内循環で乗り切ります。

枝葉や直径が100mm程度までの物はすべてチッパシュレッダで粉砕します。
粉砕したチップは路盤材として敷き均します。

 

同時進行で、まだ樹間の問題があるところは熊野レストレーションの方々が伐採していきます。

 

薪として利用できそうな物はすべてクレーンとモッコで一箇所にまとめます。

それをまた薪のサイズへと玉切りしていきます。

見習いの方からベテランの方までおられましたが、手際よく作業が進んでました。

最終的には、ここの子供達のためのフィールドへと変化していました。

 

今回も僕の信頼を裏切らないユニックです。

 

ドローンも来てくれました。わざわざ大阪の山奥から(笑)

しかし、ドローンも日に日に製品が進化してますよねぇ。。。

 

予定されていた4日間の作業は荒天もあり、2.5日しか出来ませんでしたが、何とかここまで出来ました。

 

チップも敷き均しましたがもっと欲しいですね。

ケンさんの手に掛かると、荒れた山が新たな命が吹き込まれますね。

この森でツリーイングをしたり、森林セラピーが行われたり、木の実を集めたりして遊ぶ子供達の声や姿を
思い浮かべると、とてもワクワクしますね。こんなところでノビノビと育って欲しいと願ってしまいます。 

 

僕はその他にも、車輌の進入路の取付や、臨時の歩道階段の設置等々。

 

ひとまず、今回の作業はここまでとなりましたが、このプロジェクトは3年ほどを目処に
進められていくそうです。それまでに細かな作業やイベントなども行われつつ、
地域の皆さんにふれあっていただくそうです。

次回は来年の2月にまた重機作業の依頼を請けましたので、また行ってきたいと思います。

 

今回も楽しいお仕事でした♪

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする