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京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

吉田山ウォッチング

2008年10月13日 | ナラ枯れ
吉田山のカシナガも
やっと落ち着いてきた。
それでも、また新たなアタックがやってきていて
本日のナラ枯れ<新発見>は二本
コナラばかりで、
一本は白いセンイフラスも見られ、この1、2日でのアタック
この間の観察で、今年早くにアタックを受けたものと
比較的遅い時期にアタックを受けたものとの違いが見えてきている。
前にも書いたかもしれないが、昨年の被害木
「これにはもうアタックをしない」というのは間違いで
「あるものにはアタックが行われる」。しかし、それは
新しもん食いの性(さが)で、アタックは始めだけだったり、
またはポツポツとした初期のもので
今年のあるコナラに500以上のアタックが行われたような数はこない。
だから、去年から今年にかけて生き延びた生被害木は、
がんばって生きてゆく。
昨年の被害木で、京都市が切りそうだったN3-1コナラも
昨年の後半に手がつけられないようなアタックを受けたが、生き延びた。
今振り返ってみると、爪楊枝処理をする中で
かろうじて半分生きていたS4のコナラは50%ほどの確立で生きられたかもしれないし、
S0に関しては、京都市の完全な、“勝手な”失敗(市が勝手に判断して伐採してしまった)だった。

アタックを受けたものとそうでないものの違い
それは、コナラの“味”が変わったのか?
それとも、カシナガのアタック数の“飽和”なのか?
この2年間のコナラへのアタックを追っかけてみると
“飽和”かな、と思えてくる。



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