Works-Style(s)

Modeling diary

STUDIO27 1/24 Audi R18 e-tron quattro '15 (3)

2019-11-30 18:05:59 | R18 e-tron quattro '15
ボディをよくよく見ているとFホイールハウスのボリュームの無さが気になります。



気になっちゃったものはしょうがないので手を付けることに。


まずはフェンダー側面に0.5mmプラ板をを貼りまして



パテを盛り付けて整形します。




このままじゃイイのかどうかよく分からないのでサフを軽く吹いて様子見



右が修正後、あんまり変わらない?。

貼り付けたプラ板は1.0mmを使いたかったんだけど
そうするとアチコチに支障が出てくるのでこの位が限度。
完全に自己満足工作だな。


ボディとアンダートレイの隙間がなぜか左側が大きくてですね



ボディもアンダートレイも両方歪んでおりまして修正は容易じゃありません。

なのでアンダートレイ側にセロテープを貼り付けまして



パテを盛ったボディをムギュっと



硬化するまで放置しておきます。



これで整形すればピッタリな合いになるわけです。


大まかな作業は終わった感じなので捨てサフを吹いて面出し開始。



シャークフィンの部分にあるようなウネウネが多いです。
3Dプリンタの積層跡なのかな?


とりあえず1回目の均しが終わった状態。



今のところ大きな問題はないのであと数回均せば塗装に移れそうです。

STUDIO27 1/24 Audi R18 e-tron quattro '15 (2)

2019-11-22 18:10:29 | R18 e-tron quattro '15
一度クルマの形にしてしまわないと気分が盛り上がらないので
足回りに手を付けていきます。

まずは後ろ足から。



インスト通りに組むとタイヤが思いっきり内側に入り込んでしまいます。
約3mmくらいね。


あまり深いことは考えず積層プラ板をブレーキパーツの裏側に貼り付けまして



再度組み上げてみます。



仕事の粗さが見えますがこのくらいでイイんじゃないでしょうか。


フロントはアライメントの調整が必要ですがトレッドはまずまずか。



サスアームはロア側だけ再現されてます。強度がちょっと心配。


一揃い組んで前作の919と並べてみます。



919もそうとうエグいカタチでしたがR18はそれを楽勝で越えてますね。


リアの車高が少々低くて車軸が前よりだったので修正を。



リアシャフトの貫通穴を拡大して車高が1mm高く、車軸が0.5mmほど後ろに行くよう長穴に。
正規の位置のシャフト貫通穴をプラ板で貼り付けてみました。


再度組んで確認を。



もう少し車高を上げても良い感じですが
タイヤとホイールハウスの隙間を考えるとこの辺が妥当かな?


キチンとクルマの形になることを確認出来たのでボディ修正に戻るとしますね。

STUDIO27 1/24 Audi R18 e-tron quattro '15 (1)

2019-11-13 16:21:40 | R18 e-tron quattro '15
新作開始いたします。

今回はコレ



LMP1-H連作第2弾はスタジオ27のアウディR18、2015年型。

919開始の時にお次はTS050と予告しておりましたが一度インジェクションに手を付けてしまうと
再びレジンキットに帰ってこられない予感がしたので引き続きコレを。


実車はこんな感じのマシン。



このシーズンのLMPの中では一番攻めた外観。
初めて見たときはCカー時代のプジョー905evo2が登場した時くらいの衝撃を受けました。

次の年はもっとエグくなって行くんだけどね。




キットの構成は919と同じくメインがレジンで小物パーツがホワイトメタルとなっております。
919より分割が多いのでなかなか難儀しそうであります。


離型剤オフでパーツを洗浄したら、手始めにスジボリの増し彫りから。




スジの深さや幅が一定じゃなかったり、再現されていない分割線があったりするので
タガネを使って彫り込んでいきます。

919はこの辺の作業がいい加減だったのが心残りだったので最初に手を付けてみました。
ちょっとヨレヨレになっている感があるので要修正か?。


別体になっているフロントのフィンをこの時点で接着



下の段の整形が終わったら上段も




ビミョーにボディが歪んでしまってまして左右対称にならないのよね。
熱湯で修正を試みたのですが完全には出来ませんでした。
このパーツは一体に出来なかったのかなぁ。


このマシンの特徴であるボディ一体のミラーもこの時点で接着して整形。



大きめの隙間はポリパテで埋めて微調整は溶きパテで。

レジン・メタル・パテと硬度の違うものを同時にペーパー掛けして面を出すのは
なかなか面倒な作業で気を使います。


地味な作業が続くと飽きちゃいそうなので次回はクルマの形にしていきますか。

STUDIO27 1/24 Porsche 919 Hybrid '15

2019-11-04 19:44:21 | Model Gallery
スタジオ27、Porsche 919 Hybridの完成画像でございます。

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2014年にルマンのトップカテゴリーに復活したポルシェ。
耐久の王者の異名は伊達ではなく参戦2年目となる2015年には
先に参戦していたアウディ・トヨタを退けて優勝し2017年まで3連覇を達成しました。

外観は他の2メーカーと比べると保守的とも言える感じでありますが
カウルの下には2,000ccのV型4気筒ガソリン直噴エンジン+シングルターボに
MGU-KとMGU-Hのハイブリッドシステムを採用するという攻めた臓物でありました。

出た当初は熟成にかなりの時間がかかるものと思ってましたが
2年目(というか1年目の終盤)でものにしてくるのはさすがポルシェだよね。


キットはスタジオ27のレジンキット。
毎年カラーリングが変わった919でありますが15年車が一番好みなのよね。

と言いながらも一番苦労させられたのがこのカラーリング。
デカールが貼りづらかったりサイズがビミョーの合わなかったりでタッチアップの嵐だったりします。
その他にもアッチコッチでミスをしまくりでココ最近では最低な部類の出来。
しかしね、好きなマシンなので完成の喜びはひとしおだったりします。


おまけ



スマホ撮影で色味が違うのはご愛嬌。

918・919の連番ツーショット。
これを見ると917も作りたいと思っちゃうよね。