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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

12年前と同様に号泣な『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』

2018年06月08日 08時28分18秒 | 映画


12年前の9月21日、
渋谷の映画館でひとり号泣した映画は、
リメイクしても色褪せることなく号泣でした。

ちなみに12年前の感想(笑)
文章が下手で恥ずかしいけど。。。
https://blog.goo.ne.jp/waterboy4716/e/28dfe46111b7c87ab0f50866da21c34c


本作は、2006年にYUIと塚本高史が出ていた『タイヨウのうた』のリメイクである。

オリジナルは公開当時、YUIが19歳、塚本高史が23歳という初々しさ。
さらに調べたら監督の小泉徳宏って人も当時25歳という若さであった。
(ちなみにこの方は後に『ちはやふる』の監督も務めていらっしゃる)

邦画を洋画にリメイクとか、
どんな感じになるのだろうと思っていたけど、
ほとんど同じ展開。
オリジナルが好きだったから、変に改変されてなくてよかった。

でも雰囲気はだいぶアメリカン。
オリジナルは、高校生の男女の初々しさとまっすぐさが眩しい感じだったけど、
こっちは高校卒業の年齢でそこまで変わらないのに、
だいぶ大人な雰囲気。
キスの回数もオリジナルの10倍以上だった。
(ちなみにオリジナルは1回ポッキリw)

歌に彼氏の名前がついていたり、
最後に彼女からの手紙があるなど、
本作の方がより二人の関係性が強い印象。
その代わり、ヒロインの「生への執着」みたいなものは、
少し弱いかなと感じた。

ちなみに彼氏役は、
僕の殿堂入り俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの子供、
パトリック・シュワルツェネッガー。
セリフは棒読みっぽく聞こえるけど、
遠目で見ると父親に似ている(笑)

その彼が水泳で大学の奨学金を得るほどのスイマーな設定なのだけど、
「その泳ぎじゃ無理だろw」
というぐらいの不自然さ(笑)
まあ、水泳やってる人にしかわからないかもしれないけど、
自由形がフラフラしすぎ(笑)

そして、オリジナルを見た人なら、
ラスト、グッとくるものがあるはず。
これは「生への執着」がオリジナルよりも弱く描かれているからこそ、
成立し得るシーンかも。

オリジナル好きな人でもこれは大丈夫だと思う。