コンスタン・トロワイヨン
Constant Troyon
Born Aug. 28, 1810 ~ Died Feb. 21, 1865
フランスの画家
1810年8月 パリの近郊 セーヴィル ( Sèvres in southwest suburb of Paris ) に、磁器製作所の絵付け職人を父として生まれる。
同製作所内のセーヴル陶磁器博物館長リオクルーに師事
磁器絵付師として働きながら、森での写生に励む。
1833 サロンに風景画3点を出品。風景画家としての基本は、ジュール・デュプレ、ナルシス・ディアスから学ぶ
1838 サロン三等賞
1840~フォンテーヌブローの森で制作。その後も大作をサロンに出品
1846 サロン一等賞を獲得
1847 オランダ旅行。著名な動物画家のカイプとポッテルの作品を目にし、帰国後、家畜を画面に取り入れた“動物画家”的になる。
動物画が歴史画の地位に押し上げる行為でもあり、一部から批判、異端扱いをうける。
1849 レジョンヌ・ドヌール勲章授与。バルビゾン派の中で最もはやく成功。
筆触分割の技法を考案。(ポール・ユエから教わったという説もあり。ただし、ポール・ユエはサロン出品作品にこの技法は一切使用しなかった)。
これにより、光の効果を示し、後の印象派の技法に近いもの
1859 モネと出会い、野外での制作を勧める
1865 パリで死去
バビルゾン派で最も革新的であった1人。
http://www.b-sou.com/pale-troyon.htm
水を渡る牛
栃木県立美術館・所蔵