ネヴァ川クルージング
5月26日旅行の最終日 サンクトペテルブルグの街に流れるネヴァ川からフィンランド湾へのクルージングを楽しみ、ピョートル大帝が描いた壮大な夢を、海から感じることが出来ました。
運河沿いの古いビル。
現地の日本大使館。日の丸の旗が懐かしく感じる。やっぱり私は日本人だ。
美術館の渡り廊下の下をくぐり・・・・・
フィンランド湾へ・・・・向こう側から私たちと同じような船が・・・・
一斉に風船をあげてくれた・・・今日も天気は上々。ラッキー!!
海上から見る、エルミタージュ美術館
エルミタージュの言葉は『隠れ家』を表すそうです。エテカリーナ2世はヨーロッパから美術品を収集しこの宮殿で楽しんでいたのでしょうか。その後に一般にも公表されたのですが、このような豪華な宮殿は隠れ家としては不適当(笑)。海からでもこの宮殿に来られますし便利で目立ちすぎますから。
港は冬季である十一月から四月に凍結してしまうそうです。また、市中心部に運河が縦横に巡る美しい街並みを有することから、「北のヴェネチア」と言われるそうです。
ペテロパブロフスク聖堂
黄金に輝く尖塔ですが、ここにはピョートル1世をはじめ、歴代の皇帝が埋葬されています。
ピョートル大帝とエテカリーナ2世が描いた夢。当時、遅れをとっていたロシアの文化や経済をヨーロッパのようにしたいという壮大な夢。ヨーロッパに近いフィンランド湾にその窓口を開いた。人工の町を作り夢の実現に奔走したロマノフ朝の皇帝たち。ロシア正教という宗教に支えられた民衆もその夢に一役を担ったのだと思う。
さよならサンクトペテルブルグ
昼間の時間が長くなってきた街はお祭ムードです。バスの通る道にはたれ幕がかかっていました。北に位置するこの街にとって太陽の輝くこの季節は1年で最も活気づく時であり、貴重な時のようです。白夜の季節が始まっていました。(バスの中から)
サンクトペテルブルグの空港からモスクワのシェレメチェボ空港に到着。約1時間15分の飛行。
5月25日 現地時間20時00分発の成田行きSU260便は定刻に離陸。ロシアの旅は幕を閉じました。未知の国ロシアのほんの一部分をしっかりと見て来ることが出来ました。有意義な旅だったと思います。
さよなら~~~~ロシア!!
日本まで約9時間半、機内ではゆっくり眠って行きましょうっと。