ゆったりと生きたい

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日記代わりのブログです。

湯回廊 菊屋

2014-01-23 | 旅行 

友達がよく訪れている伊豆の古い温泉宿で、以前から利用してみようと思っていたが、やっと実現した。

湯回廊 菊屋。

川をまたぐように玄関と客室を渡り廊下でつながっている。帳場は玄関を入って廊下を通って奥にある。

宿のあちこちに『菊屋』のマークの菊の花があしらわれライトの木彫りの模様も菊。

文豪、夏目漱石もこの宿に訪れることがあったそうだ。なるほどと頷ける。

渡り廊下で川向うにある客室とつながる。

コーヒーラウンジに繋がる廊下。24時間庭を楽しみながらコーヒーを頂ける。コーヒー好きにはたまらないサービスだ。

煎れたコーヒーもポットにあったが ↓の ふれ書きがあり煎れて見た。毎日、何気なく煎れているコーヒーだけど改めて本格的な煎れ方に納得。

  

   水だしコーヒーの器具もあり、そばにある時計の振り子に悠久の時を感じる空間だった。

あちこちに日本旅館の持つ風情があり、古き良き時代を懐かしむ自分を感じた。

 

夕食も聞きしにまさるもので芸術だと思った。中心の料理は2種類から選べるのでオットット様と違うものが揃えられどちらも味見出来てハッピー。(終りの写真から8種類が選択制)

   

    

    

刺身などは生わさび付き。嬉しい限りだった。

 デザートのみかんゼリーとイチゴ。クルミを混ぜた富士山羊羹。これをお土産にと探したが売店にはなかった。何でも板前さんの創作で甘みを抑えた羊羹にクルミのスライスが入っている。白い雪は山いもを使っているとか。日持ちがしないので販売出来ないそうだ。

我が家では今年、おせちは、簡単にすませた。改めてお正月をした気分だった。おりしも小正月、何と嬉しい日だったことか。

ここの宿は先代のオーナーから共立メンテナンスという会社が代わって運営をしているとか。デフレの時代だからこそ気軽に利用出来る宿と思った。うつろう時のはかなさの一面を見たような気分もした。

従業員の応対もまずまずで満足のいくものだった。食器やその他、箸置きなどにも工夫があり、あちこちに隠れた菊マークを探すのも面白かった。

 交通費込みの一人約20,000円はくせになりそう。

 


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