今日の日刊スポーツ1面は「雄星メジャー」だった。18年オフにもポスティングでメジャー移籍したいと球団に話したらしい。
2日前の九州スポーツでも同じような記事を見た。数社が報じているのなら間違いないだろう。
昨年のファン感の番組ではフジテレビアナのミオパンにデレデレ。
「来年はフォアボールを減らして皆さんをイライラさせないように頑張ります」とファンにメッセージをくれた。
プロ7年目の今季、ようやく2桁勝ったと思ったら即メジャー直訴とは…
ここまで成長するために、どれだけの人が力を注いできたと思っているのだろうか。
昨年、私はDeNA戦で過去最高の雄星を生で見た。だが、そのあと故障し、結婚発表も故障中。ライオンズはズルズル順位を下げた。
今月のカレンダーは楽天に行った岸と2人。その球団の思いを感じ取ってほしい。
メジャーへの夢を持つことはすばらしい。
花巻東時代、負けて涙した姿を忘れない。激突プレーでわざと死んだように寝ころんだこともすべてはチームのためだったはず。フレッシュオールスターを辞退したのに、その日に母校花巻東のスタンドで応援していたくらいチーム愛に満ちていた。
ライオンズ愛はないのか?
入団当時、嫌な、いじわるなベテラン左腕や打撃コーチにいじめられたかもしれない。でも、ナベQがくじを引き当て、ここまで育ててきたライオンズに、せめてあと何十勝か貢献してからでも遅くはないはずだ。
ここ数年、ライオンズは主力が毎年流出するように、魅力がなくなっているのかもしれない。
でも、ファンは再び優勝することを信じている。心ここにあらずな投球をするのであれば
かつての堤オーナーのように「お行きになりたければどうぞ」とファンは思うだろう。
それでいいのか雄星。松坂のようにかっこよくメジャーへ行こうぜ