がばい旋風が吹き荒れた２００７年を締めくくるのにふさわしい結婚式だった。
会社でとってもお世話になっている先輩、野■さんの結婚式が25日、日曜日福岡であった。
佐賀北ではなく佐賀西出身の野■さんの明るくにぎやか、懐メロ攻めの式は、締めの野■さんの挨拶が長引き、２０分も予定時間をオーバー。野■さんの新婦さんも姉さんたちもがばい豪快な人だった。
この日の３次会で別の会社へ移ったアキバ長男、次男の私、そして福岡に戻ってキャラを変えた三男と、３年ぶりにアキバ３兄弟がそろった。三男はマリリン似の彼女とうまくいってないらしく元気がなかったが、そういう悩みを持っているだけでも、もう別次元の人間なのだ。
翌日は、来年３月に結婚するのりえもんと飲んだ。途中からダンナ様も合流。楽しくていい人だった。仲良しな２人。大学時代にフラれたのりえもん。10年たったとはいえ…
２人とお別れした後、まぶしくきらめく警固公園のイルミネーションをしばらく眺めた。
また１人の12月がやってきた。
ライオンズファン歴26年。はじめてファン感謝の集いに行った。
しかも、出社前に。
カッキー最後の売り子姿を見るためだった。しかし、キリンの売り子はいたがカッキーはいなかった。コミュニケーション不足だ…。もう選手たちの綱引きや障害物競走なんてどうでもいい…。
と、言いつつも最後のソフトボールでは仁王様が華麗なる下手投げを披露。引退試合に行けなかったので、最後の勇姿？ を見ることができてよかった。
おかわりは早食い競争でケタ違いの強さを見せてくれた。
福地のピチピチヒーローも格好よかった。
園児プレイに熱中する後藤武敏。ヤクルトが石井一のＦＡ補償は人的を選ぶらしい。もう一度神宮で輝くか？
カッキーに会えなかったのは、まったくの誤算だったが、それなりに楽しめた。
来季から新しくなる人工芝。今のガチガチ芝を踏みしめる最後の機会となった。普段は入ることのできない室内練習場や第2球場も見学できたのはうれしかった。
球場外ではグッズ販売。5位になったシーズンに出た新商品にはやはりご利益がないのか、ライオンズ神社が１０００円で叩き売られていた…。
ライオンズＯＢ？ からのコメントも。
本当に地蔵様になってしまったカブレラ。
さようなら。
マスコットガールの後方に見えるのは太田社長。
来年こそいい年にしましょう。
渋谷Ｑフロントに１人で映画「恋空」を見に行った。
レディースデーということも後押しして、会場はには若いギャルたちがいっぱい。
映画後半では、至るところですすり泣く声が…。
私は泣けなかった。
高校の図書室でやるな！ ゴムくらいつけろ！
若い娘がいる親御さんに見せると号泣してしまうような映画だ。
後半に出てくる優しいだけの男は役立たずだった。この映画で分かったことは、結局、いけいけドンドンなちょっとくらいワルの方がやっぱり勝つ。人間も所詮、弱肉強食なのだ。
映画の序盤で、登場人物の男が反対側から歩いてくるガッキーに、いきなり「ねぇねぇ、あのさー、携帯の番号教えてくんない？」と迫ってくる。この大胆さが私には必要なのだが、いきなり向こうから向ってくる女性に私がこんなことを言えば、確実に警察へ連れて行かれるだろう。
まったく今の若い者は…。と思ったが、私が高校の時も化学室でやった２人がいると聞いたことがあったのを思い出した。
こんな体当たり演技のガッキーより、カッキーに会いたいなぁ…
ナベＱ新監督初のドラフトは、抽選を２度も外す完敗デビューだった。
わざわざ、モーターボートで箱根の神社に必勝祈願したのは徒労に終わった。
だが、レオ党の私は、ドラフトに参加させてもらっただけでうれしかった。会場の12個のテレビでライオンズだけ球団旗の画面から変わらなかった高校生ドラフトはむなしかった。
ハズレのハズレ１位の平野将光投手（ＪＲ東日本東北）は浦和実高校卒業と、「埼玉西武」元年にふさわしい。
同じくハムのハズレハズレ１位、多田野数人投手。
今日のニッカンには「肩、ひじの故障に複雑な事情も絡み」と書かれていたように、“からみ”で日本球界から敬遠され、メジャーリーガーとなった。
写真のカードは04年のカード。右下の紺の布は、彼が着用していたジャージの一部。先日、新聞に『オグシオのニオイ付き』と彼女たちのジャージカードが紹介されていたが、そんなわけはない。
いや、この多田野のカードから男らしいニオイがしては困る。
