家のそばのセブンイレブンに売っていた。袋入り氷アイス(62円)や白くま(103円)、まんじゅうアイスの4つが「九州名物」として特集されていた。
佐賀県小城市の竹下製菓が作る、九州では知らない子供はいないチョコレートがけのアイス。なんと82円もする。東京でも、東大の売店や大きなスーパーには普通に売っているらしいが、なかなかお目にかかれない。
セブンイレブンでも買えるようになるなんて…。そんなうまい話があるわけない。あわてて「これって、期間限定?」と、レジにいたセブンイレブン店長夫婦自慢の息子君に聞いた。
「まんじゅうアイス以外は期間限定ですよ」とキッパリ。モンブランと氷アイスのパッケージには「九州名物」の文字が、わざわざ書かれている…。いったいいつまで売られるんだ? 買いだめしなきゃ!
◆氷アイス いろんな食べ方があるが、私は端っこを三角に切って食べるのが好きだった。氷アイスと白くまをつくっているロイヤルの工場は和白東5丁目にある。昔は「エスキモー」という会社名だったが、差別になるから? ロイヤルホストが吸収したから? ロイヤルになったのだろうか。今なら東京のセブンイレブンで和白の味が堪能できますぞ!
◆ハズレ 「魚釣りゲーム」らしく、魚が釣れたら当たり。80点を集めたら(1度で出ることも)もう1本。しかも、特賞1000円が当たると、そのハシを封筒に入れ、竹下製菓に送ると郵便小為替が帰ってくるらしい。子供に分かるのかなぁ…。袋の裏には「お知らせ」として「当たりハシを当社製品と交換の際には消費税は必要ありません」と書いてあった。また、その上には「Wチャンス」応募券があって、5枚集めて同社に送ると毎月300人に800円分のアイス引換券や図書カード500円分が当たるキャンペーンもやっていた。ちなみに私のハシは「ゴミ、空き缶、長靴、タコ」と散々だった。
アキバ三男東京勤務最後の日。仕事前に私とカレリンと3人でメイド喫茶に行った。
駅前の有名店「@アットホームカフェ」。ナカミーのサイン色紙も飾ってあった。
「お帰りなさい、ご主人さま」と言う声の中、店内に案内された。喫煙席で500円、禁煙席は300円のチャージ料がかかる。
1000円のカレーとセット(+300円)のコーヒーを頼むとなぜかコーヒーから出てきた。
「一緒に愛情込めてください」。とメイドの娘に言われるがまま、3人とも胸の前でハートマークを作らされた。
60分が制限時間だが、その時間いっぱいは楽しませてくれる。
突然、ミラーボールが回りだし「お楽しみ会」スタート。「みなさん強制ですよ~っ」とステージに登場した2人のメイドさんと全員でジャンケン大会。萌え萌えなポーズのジャンケンを勝てばアキバグッズをもらえるのだが、三男と私はあっさり初戦敗退…。
残り15分になったところでようやくカレーが出てきた。ライスには猫の絵が…。そしてスプーンの先には赤い物体が。「これ何ですか?」恐る恐る私がメイドさんに尋ねると「イチゴジャムです!!」
生まれてはじめてご飯とイチゴジャムを一緒に食べてしまった…。
店内は撮影禁止だが、メイドさんとチェキ(インスタントカメラ)で一緒に写ることができる。三男と私は喜んでチャレンジ。写った写真にはメイドさんが愛情たっぷりに落書きしてくれる(1回500円)。三男はハートマークを手でつくって興奮しながらカメラに収まった。
店内の半分は女性客(お嬢さまと呼ばれる)だった。幼稚園のお遊戯会みたいなムードだったが、夜のお店で働くお姉さんたちよりも、むしろ健全。今度は女の子の友達と行ってみたいと思った。
◆最後はD龍 三男、最後の仕事後は、いつもの新橋のラーメン屋D龍だった。いつもの3、4人ではなく11人も狭い店内に集まった。葉っぱちゃんや翌日から海外出張の満Oも来てくれた。最後はモテモテ三男だったが、三男はお気に入りの女の子、社内野球チームマネージャーちゃんに、メイドさんと一緒に写ったチェキを見せながら、萌え体験を力説していた…。そんなんじゃダメ…。福岡行ってもかなり心配…
「じゃあ、うがいをしてください」。
左下の奥歯に金属を埋め終えた私に歯医者さんが、うがいをするように言った。
ガラガラガラ…。
すると埋めたはずの金属が外れた!
と、思ったら昔別の歯医者で治療した右上の奥歯の詰め物がポロッと外れた。
マンガのような絶妙なタイミング。私の治療は終わっている予定だったので、すでに隣のイスには別の患者さんが来ていた。
そこで、急きょ助手である歯科衛生士の若いお姉さんが私の歯に仮のセメントを詰めることに!
「詰め物の横側が虫歯になって、とれちゃったんですね」。
いつものヒゲのおじさん先生ではなく、若くてかわいい茶髪のお姉さんが、優しく説明してくれながら、ギュイーンとドリルを口の中に突っ込んだ。
あぁ、幸せ…。好きにして…。