琉球史マイナー人物を
乙女ゲーム風キラキラ男子で描いて
遊んでみようシリーズ。
お気づきの方もいるかもしれませんが、
現在、古琉球の人物に絞ってお送りしてます。
古琉球!
ということで今回は初チャレンジ!
古琉球では琉球の一部だった
奄美大島のキャラを描いてみました!
↓
糠中城
(ぬかなかぐすく)
です。
イメージ台詞
「人は見捨てても 天が見捨てるはずはあるまい」
もし現代版組踊で奄美チームができたら
絶対主人公はこの人(と与湾大親)だろう、
と思う人物。
*
時は16世紀。
与湾大親(よわんうふや)は
人格に優れ、善政を敷き、
とても人望があった。
その息子が糠中城。
彼は力持ちで弓の使い手。
その腕前は100発100中であった。
この親子の人気を嫉んだ
我利爺(がりじい・がりや)は
二人を陥れようと
首里王府に讒言する。
「与湾が謀反を企てていますよ」
と。
その訴えを聞いた尚清王は
奄美に軍勢を派遣。
与湾大親は王軍を見て
「私は罪もなく今死なんとしている。
真実は天のみぞ知る」
と自害。
息子である糠中城は捕らえられ、
首里に連れていかれる。
しかし後に
我利爺の讒言だったことが明らかとなり
糠中城は首里で重職に就く。
近世の四大氏「馬氏※」がその子孫である。
参
「琉球王国秘話」(長田昌明著)
「琉球王統史6」(与並岳生著)
※沖縄大百科事典によると
尚真時代にすでに馬氏から三司官が出ていることから
馬氏が糠中城の子孫であることには疑問
とあります。
*
奄美版・護佐丸阿麻和利の乱のような出来事です。
奄美と琉球の関係や
糠中城の別エピソード(民話?)は
長くなるので
また別でご紹介できたらと思います。
むしろ我利爺もおいしいキャラなんだよね…。
キャラとしてはちょいワイルドに、
サイド刈り上げのポニテです。
身長も高いイメージ。
髪は金髪。
刈り上げ部分は茶色かな。
数年前の録画みてたら
的場浩司さんがこんな髪型してて
そのまま取り入れてみました。