がじゅまるの樹の下で。

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イラストで見る、守忠周辺関係図

2015年05月07日 | ・琉球史散策/グスク時代

というわけで、前記事の続き。

 

南山の南風原守忠さんって
どんな人!?

 

他魯毎の弟で、
南山戦の時に逃亡して、
結婚して、
子どもの守知(しゅち)が尚真の・・・

って言っても分かりにくいだろうから、
イラスト関係図にしてみました!

 

固有名詞振り仮名ないけど、

●汪応祖(おうおうそ) ●達勃期(たぶち) ●他魯毎(たるみ)

ね。

 

 

つまり、現代に続く尚家の血には
尚忠さんの血、南山王の血も
入ってるってコトです。

尚巴志に滅ぼされた南山王族のその後。
不思議な因果関係・・・。

ね。

南山も面白いでショ。

 

ちなみに守忠さんをかくまった
安里大親なる人物ですが、
護佐丸の兄で
第二尚氏のクーデターを引き起こし
“あの安里大親”ではなく、
具志頭村の安里の大親(→有力者)
ということかもしれません。

今も(旧)具志頭村に安里というエリアが残ってます。

 

※具志頭村は2006年に東風平町と合併し「八重瀬町」になりました。

 


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