がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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ペリーの旗立岩

2013年11月25日 | ・琉球史散策/第二尚氏

わけあってかなり思い出深い場所になってしまったので
ちょっと先にピックアップしておきます。

中城にある、このそびえたつ岩には名前があります。

「ターチー(2つ)岩」

しかし今はこの呼び名の方が有名かも。

 

「ペリーの旗立岩」

 

ペリーっていったら、あのペリーです。

「カイコーク シーテ クーダサーイ

のペリー。

 

その黒船ペリーが先に琉球に来ていたことは
テンペストでも描かれたこともあってもう有名ですね。

ペリーが琉球に滞在したていたとき
一行は琉球の色々な所を巡ってスケッチに残しています。

そのスケッチやメモは
『青い目が見た大琉球』(ニライ社)として
発行されているので是非見てほしいのですが、

そのスケッチの中に、この岩が出てくるのです。


岩山征服(笑)

…征服ってほどの岩では…。

確かに予想よりも大きくて高かったけどさ。

 祝砲まで打ってるし(笑)

よっぽど岩とそこから見える風景に感動したんでしょうね。

 

「あったー ぬーそーが」
って遠目に見てるウチナンチュたちの姿がなんかおかしい(笑)

スケッチではもっと岩がとんがってるけど、
戦争とかで破壊された(削れた)のかな…。
(それともアングル?)

前にこの岩を写真で見た時は
岩に木が茂っていて形を確認することはできなかったけど
今の状態なら多少高さは低くなってるとは言え
確かにスケッチの岩だと判断できますね

特に左の岩は分かりやすい。

案内板より拡大してお送りしました~。

 


ラスト写真はもちろんイメージ合成です。

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