がじゅまるの樹の下で。

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博物館70年のあゆみ

2017年06月12日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

会期終了が迫っている県博の
『博物館70年のあゆみ』展に行ってきました!

入り口にはどーんと恐竜の骨がお出迎え!

博物館と言っても分野は様々。

歴史だけでなく、美術工芸だけでなく、
自然(地学・生物)、人類、民族、考古と
県博のオールジャンルのイチオシが
展示されていました!

 

 

よって、密度ぎっちり!

見応え十分!

むしろ時間が足りなくて
興味のある分野をじっくり見るために
多少割愛したほど

(所要時間は1時間半~2時間を見積っておくと安心)

 

 

尚育(しょう いく)19歳の時の書!

殷元良(いん げんりょう)の絵画!

鄭嘉訓(てい かくん)の書!

程順則(てい じゅんそく)の書!

わわわ、本物!

 

書は詳しくはないですが、
字から人柄を想像したりしてみると楽しい♪

 

 

(神扇)

 

そしてお気づきの通り、
本展示会は、

写真撮影OK!!

※フラッシュはNG
※一部撮影禁止の資料もあります

 


なので、これから見学に行くという方は
ズームのあるちゃんとしたカメラ持参をオススメします。


私はその情報を知らなかったので
今回全てスマホ撮影なのですが、
やっぱり色々と限界がありました…

あー

 

 

+

 

 

さて、展示会の醍醐味は
ガラスケース越しとは言え
生で見られるという所。

 

なので、
特に気になった展示物は…

 

 

細かなはデティールを見てみたり、


(聞得大君の簪。模様の龍が3本指でした)

 

 

質感や色味を感じとったり、

(古代ノロのカカン(スカート))

 

 

大きさや、

(おもろそうし。大辞典みたいに予想よりも大きかった!)

 

 

小ささ、

(サキタリ洞窟から発掘された世界最古の釣り針)

 

 

普段は見れないようなアングル(向き)

(ハチマチの裏には竹細工のような骨組みが)

 

…などに注目してみると
図録などで見るのとは違った発見があるので
楽しいですよ♪

 

ちなみに、
ガラスケースの反射で
自分が映りこむのを最小限にするために、
無地の黒系の服を着ていくことを
オススメします

(しょっしゅう、自分が邪魔!って思ったもんね…)

 

また、カメラのレンズをズームにして
ガラスにぎりぎりまで近づけて撮ると
反射を防げますよ。

 

※手や指は脂などがついてしまうので
直接ケースに触れないようにしましょう

 

 

最後に、

 

 

戦争で破壊され、
今は無き円覚寺の

釈迦如来坐像
(頭部は戦争で破壊)

と、

 

 

十六羅漢立像。

 

戦争がなかったら、
かつて仏教国だった琉球の姿を
もっとリアルに感じられたんだろうに、
と痛感せずにはいられません。

 


もっとたくさん撮ったけど
ブログにUPするのはこれくらいにしておきますね。

是非、直接行って観ることをオススメします!

 

 

『博物館の70年のあゆみ』展は
6/25(日)まで!

 

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