がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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テンペスト行脚~げらゑの間(?)~

2014年07月06日 | ・『テンペスト』行脚

テンペストファンにはたまらない
首里城の暗シン御門。

もう過去記事でも取り上げたんだけど
再訪してみたら、
これまた柵の位置がだいぶ手前に移動していて
御内原側を覗き見ることが
できなくなってました。

あ~あ。

 

あ、暗シン御門の途中に扉。

 

…げらゑの間?

 

しかも誰か入ってるのか、
扉の前に靴が2足。

 

思わず、ぷぷぷ。

 

 

暗シン御門は黄金御殿を貫くクランク状の背骨だ。

もう真鶴は足で覚えてしまっている。

暗シン御門に長居は禁物だ。
駆け抜けるのと同じ速さで女から男に変わらなければ、
いつ人目につくかもしれない。

今は助けてくれる嗣勇もいない。

真鶴はげらゑの間の扉を開けた。

「寧温の今日の衣装は……」

 

「テンペスト(下)276-」(池上永一著/角川書店)

 

でもテンペストで述べられている位置関係とはちょっと違う。
(でもドラマでは同じ位置設定…?参/以前コメントもらったforever-greenさんのブログ
なによりげらゑの間ってフィクションだよね…?

首里城を訪れるお客さんの中には
テンペストのことを話している人、まだまだ見かけました

 

 

これまた以前記事にした王妃様のバルコニー
テンペストにも載ってるなぁ!(P198)
今気付いた(^^;)
さすがにもう、テンペスト暗記、だいぶ抜けてるよ。


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