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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句「花火まつ夜陰は藍をきはめつつ」(秋山朔太郎)

2021-08-07 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句542・藍6・秋山朔太郎01・2021-08-07(土)
○「花火まつ夜陰は藍をきはめつつ」(秋山朔太郎01)
○季語(花火・初秋)(「俳句界201507」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「立秋」の今日は「花火の日」でもある。「夜陰やいん」という攻撃を仕かけるには好機の暗さ。藍色が飽和を迎えた時花火が始まる。


秋山朔太郎(あきやまさくたろう)
○好きな一句「浄暗に夢散りやすき揚げ花火」02
○季語(揚げ花火・初秋)(引用同上)※浄暗(じょうあん):神事をとり行う際の、けがれのない暗闇。

【Profile】:1942年東京都出身。1977年→山口青邨に師事。1984年「夏草」新人賞受賞。「夏草」同人。同年、秋山花笠と「夏野」創刊。1995年より主宰。

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