俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句506・新し俳句1-5(落葉)・土屋義方01・2020-11-28(土)
○「日々掃いて日々新たなる落葉かな」(土屋義方01)
○季語(落葉・三冬)(「俳句界201405」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:前回の新し俳句「あたらしき霜柱踏み今日始まる」(杓谷多見夫)とほぼ同じ心境である。この体躯はどれだけ古びても、新鮮な日々の更新に目覚めさせられる。「霜柱」も「落葉」も日々新しいものの再発見である。
○土屋義方(つちやよしかた)
○好きな一句「小流れにひしめく朝日水烟る」02
○季語(水烟る・三冬)(「俳句界201602」より引用)※水烟る(みずけむる):外気が冷たいため、水の湯げのたつようなさま。冬分類。地理。
【Profile】:1940年生まれ。「黄鐘」を経て2003年「葡萄棚」(→佐久間慧子主宰)入会。「葡萄棚」編集長。2008年より三期連続で結社賞首位受賞。特別同人。第6回文學の森大賞文學の森賞受賞。