俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句504「北国の北のくらさや冬の海」(小松月尚)

2020-11-11 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句504・暗色9・小松月尚01・2020-11-11(水)
○「北国の北のくらさや冬の海」(小松月尚01)
○季語(冬の海・三冬)(「→証券ビュー」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけしすせちつてにぬねのへほむめもゆ~)】

【鑑賞】:日本海を渡ってきた湿った空気が脊梁山脈にぶちあたり雪雲となる。「北国の冬の海」からは日本海の冬の海が想起される。作者は金沢市の僧侶。


小松月尚(こまつげっしょう)(1883~1945)
○好きな一句「日盛りを命ありやと訪はれけり」(「ホトトギス同人句集」)02
○季語(日盛り・晩夏)

【Profile】:真宗大谷派の浄誓寺の住職となり、金沢市に住む。「ホトトギス」に投句して僧侶としての軽妙な句風で認められ同人となる。金沢俳壇の興隆につくし、僧侶俳句の一人者となる。

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