俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句505「掛軸の山河畳めば木菟のこゑ」(『麦の秋』)(佐藤小枝)

2020-11-16 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句505・聴覚122・佐藤小枝01・2020-11-16(月)
○「掛軸の山河畳めば木菟のこゑ」(『麦の秋』)(佐藤小枝01)
○季語(木菟・三冬)(「俳句界201210」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこしすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:掛軸を畳んだときに木菟の鳴き声が聞こえたのであるが。夜の森から聞こえたのか、掛軸に描かれた木菟が閉じ込められまいと鳴いたのか。後者の方が楽しい。


佐藤小枝(さとうさえ)
○好きな一句「綿虫や戸口は母の待つところ」(『麦の秋』)02
○季語(綿虫・初冬)(「俳句界201210」より引用)

【Profile】:1927年静岡県出身。1987年→橋本風車に師事。「春光」入会。1990年→有馬朗人に師事。「天為」入会。「春光」「天為」同人。

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