俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句368・傾斜(空間)8・中田水光1・2018-2-25(日)

2018-02-25 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句368・傾斜(空間)8・中田水光1・2018-2-25(日)
○「春火鉢街も傾むく芝居小屋」(中田水光1)
季語(春火鉢・三春)(「俳句界201702」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:芝居のセットのベニヤの街。大胆な遠近法に傾いている。それを春火鉢に手を焙りながら鑑賞しているのだ。(※これは鑑賞例の一つに過ぎません。)

 

中田水光(なかだすいこう)
○好きな一句「きさらぎの快速電車に空き座席」2
季語(きさらぎ・仲春)(引用同上)

【Profile】:1945年埼玉県出身。30歳より作句。師系は→落合水尾、→鷹羽狩行の両師。1977年「浮野」創刊に参加。「雅楽谷」主宰。1995年俳人協会評論新人賞受賞。埼玉文芸賞受賞。

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