俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句0323・沈む(空間)01・赤星水竹居01・2017-03-19(日)
○「さまざまのもの沈み居り水温む」(『水竹居句集』1950)(赤星水竹居01)
○季語(水温む・春) 「さまざまのものしずみをりみずぬむ」(→「赤星水竹居百句選(スピカ)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:身近な小川の流れにはいろいろな物が沈んでいます。人工物や自然物。すべてのものを受け入れて水温む春です。
●赤星水竹居(あかぼしすいちくきょ)(1874~1942)
○好きな一句「誰が摘みし土筆や紙に乗せてあり」(『水竹居句集』1950)02
○季語(土筆・春) 「たがつみしつくしやかみにのせてあり」(引用同上)
【Profile】:熊本県出身。東京帝大卒業後、三菱地所部に入社。学生時代は短歌を作ったが、1908年、→内藤鳴雪に師事して俳句に転じ、のち「ホトトギス」に拠り、1929年同人となる。(「コトバンク」より抜粋引用)