俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0227・聴覚058・橘田春湖01・2015-05-18(月)

2015-05-18 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0227・聴覚058・橘田春湖01・2015-05-18(月)

【→五感俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「ぬけ落つる瓦のおとや五月雨」(『春湖発句集)(橘田春湖01)

季語(五月雨・夏) 「ぬけおつるかわらのおとやさつきあめ」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)

【鑑賞】:屋根の瓦が一枚抜けて落下しました。あまりに強く降る五月雨の雨足の重みで、弛んで落ちたのでしょう。

 

橘田春湖(きつだしゅんこ)(1815~1886)

○好きな一句「菜の花に入らんとするや走り波」(『同上)02

季語(菜の花・春) 「なのはなにいらんとするやはしりなみ」(引用同上)

【Profile】:辻嵐外巨谷禾木(こたにかぼく)にまなぶ。関為山鳥越等栽とともに幕末の江戸三大家と称され、明治政府の俳諧教導職についた。甲斐出身。名は茂実。通称は幸蔵。別号に一笑、小築庵など。

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