俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0227・○色013・松浦羽洲01・2015-05-20(水)

2015-05-20 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0227・○色013・松浦羽洲01・2015-05-20(水)

【→色彩俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「夕かげの待たるる色や桐の花」(松浦羽洲01)

季語(桐の花・夏) 「ゆうかげのまたるるいろやきりのはな」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)

【鑑賞】:木の国の日本の最も良質な材木として重宝されてきた桐。その薄紫の花が誇らしげに匂います。その紫は日暮れの色を待っているかのようです。

 

松浦羽洲(まつうらうしゅう)(1826~1914)

○好きな一句「淋しさに掃きもらせしか桜の実」02

季語(桜の実・夏) 「さびしさにはきもらせしかさくらのみ」(引用同上)

【Profile】:名古屋の生まれ。別称六松園。のち羽洲園祖康。→井上士朗門の帯月庵芝石に師事。

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