俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0225・言葉俳句05=紙04・吉岡桂六01・2015-05-08(金)
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○「初夏の和紙に漉き出す風一字」(吉岡桂六01)
季語(初夏) 「はつなつのわしにすきだすかぜいちじ」
【鑑賞】:言葉の「紙」第4弾は「和紙」。「紙漉」は冬の季語ですが、この句では「初夏」が優先です。そういえば「障子」も冬の季語。季語とはなんておもしろい)^o^(。
○吉岡桂六(よしおかけいろく)
○好きな一句「行く秋や紙をまるめて遠眼鏡」02
季語(行く秋) 「ゆくあきやかみをまるめてとおめがね」
【Profile】:1932年、東京都出身。→小林康治の「林」に入会。後「たかんな」「古志」を経て、2007年「かつしか」創刊主宰。